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ほぼ思いつきの詩を書いてます。 たいして意味はありません(笑)
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2017年4月の記事一覧

ツナグ

悲しみの向こう側で
手を振ってる君が見えるよ
ちゃんと笑ってるから大丈夫
温もりを手離したあとで
気付いてしまった愛の大きさに
ゆっくり深呼吸して
吐き出した息に後悔を滲ませた

ドアを開けて
光の指す方へ
なにも言わないで
ぐんと伸びた影を見つめてる
そう今から緩やかに時は溢れていくから

スイッチ一つで全てを忘れられたら
どんなに楽だろうね
さよならの四文字じゃ終われない
そんなこと分かってた

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