千葉喜利タッグに出たよ


はじめに

3月9日の千葉喜利vol.MAX!に名詞句移動さんと「出させてくれ~」で出場しました。初めて千葉喜利に参加できて嬉しい!

結果は2回戦敗退。
実は、誇張なしで今までで一番悔しい負けでした。
沢山のことを考えたので、ここで整理しようと思います。

タッグ結成経緯

大会開催の告知がされた当初、その時期は私が引っ越しなどの予定が読めないことから、参加を見送るつもりでいました。
しかし、名詞句さんと会で会った時に名詞句さんも同じことを言っていたので、そのまま出られるかわからない同士で出られなくても恨みっこなし、ということで組ませていただきました。
名詞句さんが「出させてくれ~」っていうタッグ名を提案してくれて神だと思った。

個人的には、実は学生AUNで名詞句さんから誘っていただいてたけど先に私がタッグ相手が決まっていたので組めなかった、というエピソードがあり、そのリベンジができることもとても嬉しかったです。

目標

冠到杯の足喜利で勝ち上がってから、自分の強みや弱みについて考えることが増えたので、今回は試合中の目標を決めて挑みました。

・落ち着いて1答を練ること
・出すための回答をしないこと
・堂々と答えること
・相手の回答を聞きすぎないこと

私の大喜利はかなりメンタル依存なので、とにかく大喜利自体の調子以外に大喜利が影響されないように!というのが今回の目標の軸です。
今の私にできる最大限のことをやろう、と思って会場に向かいました。

1回戦

相手は「ケーキ」。カニさんと金庫番さんのタッグでした。
実は、タッグ一覧が公開されたnoteを読んで、一番当たりたくないな…と思っていたのがこのお2人でした。まさか全体の初戦でこの2人と当たるとは。

出たお題は世界お題。1要素に近いお題で、個人的には考えてて楽しい好きなお題です。
すると、隣で名詞句さんがウケるのなんの!!!何度も大きな爆発を起こしてくださって、もう頼もしいのなんの。テキスト回答もセリフ回答もウケてて本当に凄かった。

一方の私は、好きなお題であるにも関わらずそこまでウケることができず、なんなら緊張で1答目は大噛みする始末。向こうでケーキのお2人もウケてたので、足を引っ張ってしまったな…という気持ちでいっぱいでした。

結果は勝利!!!ひとえに名詞句さんの力がなければたどり着けなかった結果ですが、このお2人に勝てたことが本当に嬉しかったです(本当に好きなプレイヤーなので)。
あと、私が見たことなかっただけかもしれないんですけど、あそこまで大きく喜んでる名詞句さんは初めて見ました。
人が感情を素直に表現して喜んでるところ、本当に好きだな…

ハイタッチまでしちゃった!やったね!!

2回戦

相手は「青とショタ」。青いかささんと初対面さんのタッグです。
2人とも大きく歴が違わないタッグなので、かなり意識していました。
私は、同期くらいの人たちがウケてるのを見ると「私もウケないと…!」と思って焦ってしまうので、嫌な対戦カードだな…と思ってしまいました。
逆に名詞句さんはこういう状況を前向きに捉えられるそうで、試合前にはたくさん鼓舞してくださって前を向くことができました。タッグ相手が心強い人でありがたい…

お題はまた世界お題に近いようなやつ。これもかなり好き寄りのお題で、1答目を自分なりに早めに思いつけたことが嬉しかったです。
このお題は、ウケなかったわけではないけど大きな爆発を起こせずで終わってしまい、不甲斐ない気持ちでいっぱいになりました。爆ウケする名詞句さんの間を繋ぐ、という意味で貢献できていたとしたら嬉しいことこの上ないんですが…

結果は延長。やりながらどっちが勝つかわからんぞ…という感じだったので、とりあえず負けなくて良かった…というのが素直な感想です。

延長は1分1問勝負。
お題は、単語を使ってリズムネタのようなものを作るお題。
出た瞬間「終わった…」と思いました。お題を噛み砕く時間があればもう少し戦えたかな、とは思いますが、明確に苦手なお題でした。

思えば、ここで完全にペースを崩したのが全ての始まりでした。

しかしここも名詞句さんのおかげで再延長に。後で訊いたら得意お題だったそうで、本当に頭が上がりません。タッグの醍醐味や…

次のお題は、女の子お題。
こりゃ唯一の女の子として負けるわけにはいかん!と思ったうえに、1答目で割と好きな回答が浮かんだのでウキウキでした。

しかし思ったようにウケず、そこで頭が真っ白になってしまいました。1つ前のお題から続く悪循環がまた戻ってきてしまいました。
女の子お題だから&歴の近いタッグだから誰よりもウケたい!という気持ちが先行して、逆に自分にとってのプレッシャーになってしまっていたのだと思います。

結果は敗退。舞台を降りる時、明確に悔しいと思いました。
私はこれまで「悔しい~」と思う時って時差で来ることが結構多かったんですが、今回はオンタイムで来たので自分でも少しびっくりしました。それだけめちゃくちゃ悔しかったんだなって。

ということで、「出させてくれ~」の試合はここで終了です。
以下で、目標を踏まえた反省と分析をしようと思います。

反省と分析

目標についてはこんな感じです。

・落ち着いて1答を練ること
 →1答目を出すスピードには囚われずにできた。
  ただ、途中で焦った時もあったので△くらいかな。
  特に1分の延長戦での焦りが顕著だった。

・出すための回答をしないこと
 →1分の延長戦で出してしまった。
  3分の時はできてないこともなかったので△。

・堂々と答えること
 →噛んだこと以外はOK!◯でいいでしょう。

・相手の回答を聞きすぎないこと
 →これも延長の時にやってしまった!△。

ここから分析すると、私はお題を噛み砕くのにまだ時間がかかっているのかも。1分の延長戦でかなり焦って悪い癖が出ているので。
ただ、今は1答の丁寧さを意識した大喜利を心掛けたいなと思っているので、ここの改善の優先順位はまだもう少し低いかも。これだけにとらわれすぎずにやっていきたい。
1答の重さで票を巻き返せることがあるっていうのは、11月のボケルバのタイマントナメで経験したので。

あとは、落ち着くことについて。
序盤は大丈夫だけど、後半にかけてその意識が薄れて必死になってしまいました。
必死になるのはいいことだけど、冷静に自分の目標を意識し続けられるようになりたいです。これはメンタルの問題なのですぐに実践できるはず。

そして、気づきとして得たのは、自分の成功体験を思い出すことは、試合前や試合中の自分にとって支えになることです。
名詞句さんが、2回戦の前に「ケーキの2人を倒したんだから大丈夫ですよ!」って言ってて、確かにそうかも!!と思って前を向くことができたからです。
メンタル依存の大喜利をしていることがプラスに働くこともあるんだなっていうのをその時思いました。これも今後活かしていきたい。

そして、悔しかった一番の要因は、絶好調の名詞句さんを一つ上の舞台に勧めるためのバックアップが力不足であったこと。
1回戦も2回戦も戦えないお題じゃなかったし、今回はメンタル面を目標にしていた(=すぐできることを目標にしていた)ので、自分の意識次第でもっと違う大喜利ができたのかなと思うと、自分の打たれ弱さが本当に悔しいです。

あと、終わった後に2人で話したんですが、お互い似た方向性の大喜利をしてるからこそ道を外れすぎない回答をし続けることができたと思っていることが判明したので、本来ならタッグとしてもっと大きな波を起こすこともできたはず。

名詞句さんともっともっと上に行きたかった!!

おわりに

主催のJ@Qさん・MCのるるはんさんはじめ、組んでくださった名詞句移動さん、戦ってくださったケーキ・青とショタの御四方、面白い試合で楽しい大会を作り上げてくださった皆さん、本当にありがとうございました!

手汗さん、白滝BOXさん、優勝おめでとうございます!!!

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