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ヒメウズラの飼育 孵卵器 最初の準備

ひめラボ ラボ長のHIROです

ヒメウズラを飼育すると決めたら


最初に選ぶはこの2択からです


①有精卵を孵化させるのか
 ひめラボの有精卵↓
ホーム | My Site 2 (king-quail.wixsite.com)
 
②生体(雛や成鳥)を購入(または譲ってもらう)するのか

どちらとも平行で!はそうそうないでしょうから

①か②でルートが違ってきます

今回の記事は
①有精卵を孵化させる方向けです


しかし、有精卵だけあっても雛は出てきません。

卵は定められた期間、保温してあげなければいけないのです。

親鳥がいない、もしくは親鳥には抱卵を任せない場合は

孵卵器が必需品となります。

当方の有精卵を落札していた何人かの方が

「孵卵器準備するの忘れてました!(汗)」

早く気づいてよかった~汗

となった方がおられます。

ですので

孵卵器は最初に準備するものです。


有精卵を温めるならワタシは既製品をおススメしています。

孵卵器を手作りされる器用な方もいらっしゃいます。

しかし、誰もがうまく作れるわけではないのと

上手くいかなかった場合、約20日使って孵化失敗となり、期間の損失がでます。

2回目をチャレンジするとなると、卵の取り寄せからトータル1か月を超えた日数がかかります。

孵化の失敗要因の中の機械(孵卵器)の部分は除外していいただきたい。

特に初心者の方は精度が担保されている装置を採用していただきたいと思っています。

ここからは、おススメの孵卵器の解説と紹介をします。

これまで見てきた多数の孵化から

  1. 機能

  2. 使用感

  3. コスト面

これらを複合してお伝えします。

特に今から孵化を始めようとする方にはお勧めの情報です。

それではスタート!

おススメの孵化器

孵化器といっても様々な商品があります。

一応、卵の個数の条件として

ある程度一般的と思われる10個前後で考えます。

この機能付きが最も便利


孵化装置間で違うのがこの、転卵機能の有無です。

有精卵を孵化させる場合、転卵をした方が良いとされています。
転卵は胚が殻の内側に癒着することを防ぐものです。
(ひっつく(癒着する)とうまく育たない場合がある)

孵化2-3日前までは転卵『90度半回転』が最も望ましいといわれています。

転卵機能付きの孵化装置は規定の時間で卵を回転させてくれます。

1時間に1回 それを自動で

超便利機能です。

全自動なら手動のように庫内の蓋を開けて卵に触れる必要がないので、急激な温度変化もおこりません。

次に

孵化装置の庫内が有利に働くには

庫内が狭いことで温度ムラが極力少ないと考えられます。
特に寒い季節は外部温度の影響をうけて庫内温度が不安定になりがちです。

また、雛が育っているか検卵をする場合、どうしても蓋の開閉が起こります
 検卵:孵化中に卵をライト等(スマホライトで十分)で透視して、無精卵 
    か有精卵を確認したり、有精卵なら成長が順調か判断する為に行う 
    検査。

注意喚起を少し。
検査中に卵を落として割る失敗はしばしば起こります。
検査は慎重にしましょう。

卵の数が多ければ、蓋の開放時間は増えます。

庫内が狭いと設定温度への復帰も速いです。

このような理由から自動転卵機能があり温度のバラつきが極力少ない孵化器を選ぶ方が良いと考えます。

それらを叶えてくれる孵化器がコチラ

リトルママ

これが1番オススメです。

孵化中は外部から湿度用の水を足すだけで後は手放しです。

マジ315~(最高) 

有精卵は7個入ります。

ただ、値段が高いのが難点です。


とにかくコストを抑えたい

リトルママは高価ですよね。

わかります。その気持ち。

1回の使用に17,000円~くらい となると悩む方もおられるでしょう。

普通に考えて人生で雛の孵化は何回も何回もやらないはずです。

コスト重視で手動で転卵してもいいです!

その意気や良し!

では、そんなアナタに紹介します。

我々も実績を確認しているものがコチラ


手動自動孵卵器

転卵は手動になります。

値段は4,000円を切るくらい。

有精卵は9個入ります。

そもそも 転卵は回数に関しては1時間に1回とありますが

最低限の回数は1日4回とされています

朝 ・ 昼 ・ 夕・  寝る前 の4回しておけばいいかと思います。

私も、そのやり方で孵化させたことがあります。

故にヒメウズラの転卵に関してはそこまで神経質にならなくても大丈夫と思っています。

孵卵器のコストを抑えても全然アリです。

お金はそこそこしかかけたくないけど便利機能は絶対欲しい どちらも叶える孵卵器ないですか!?

んんーーーー

確かに、その要望もあるでしょうね。

だって自動転卵機能ほしいですよね。

わかりました。

それなら、ちょっと大きくて温度コントロールがやや難しい

といわれる物ですが

温度センサーをしっかり下に向けて

孵卵器の中に室温度計(デジタルが望ましい)を設置(貼り付けるとか)し、内部の環境を外と中から確認していただけるなら!

コチラ↓


Life Basis

Llife Basisの自動転卵機能付き孵卵器です。 

お値段6,000円程度。

一つの部屋にヒメウズラの卵を数個置けるので卵同士がぶつかって割れないように工夫してみてください。(結構、個数が入ります)

一応こちらも孵化実績は確認しています。

その他の動物用を転用できたりしますか?


爬虫類用の孵化器を使った方もおられます。
その方は成功しました。

もし、手元に孵化の条件(温度、湿度、転卵回数)を満たせそうなものがあればチャレンジしてみてもいいかもしれません。

孵化条件 温度37.0~38.0度(39度~40度にならないように)
     湿度50% 転卵回数 最低1日4回程度

今回は私が多数の孵化を見てきて、孵化の確率を最大限まで引き上げようと考えた時

特にオススメする孵化器の紹介をいたしました。

ご自身の目的に応じてチョイスしてみてくださいね。

孵卵器を手作りするのも
ロマンがあっていいかもですね~(独り言


有精卵 餌 はコチラ

ヤフオク! - ihxug12280さんの出品リスト (yahoo.co.jp)

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