誰かのかわりにはなれない。

おはようございます、こんにちは、こんばんは。
ハワイ後やっと何時もと同じ日常生活に戻り、落ち着きを見せ始めたので、新しく書いていこうと思います。(さてまた母絡みを書いていこうかな?笑)

母が亡くなった後、暫くは日常生活に戻る様に普段通りにしようしようと努力しました。
少ししてから父から、家事分担をきちんと決めようと話になりました。幸い父は料理が出来る人だったので、料理担当と朝のゴミ捨て担当は父、仕事で忙しく他は私が妹と一緒に振り分けを一応しました。
まあ案の定、妹はこの頃最高にやや遅い反抗期を迎えていましたので、実質、父と私だけで賄っていました。

丁度その頃、私は大学進路に関して色々悩んでいた時期でしたので、やや家事を疎かにしがちでした。
父は私が母みたいに完璧に出来ない人間だと知っていたので、激怒はされませんでしたが、最低限の事はして欲しい(洗濯全て、皿洗い、ゴミ分別、部屋の掃除、お風呂準備、学校へ行く際のお弁当作りetc)とお願いされました。

私は当時、母みたいに完璧に出来ないといけないと思い込んでいました。完璧に出来ない自分を恥じていましたし、何故完璧に出来ないのか?自問自答する日々でした。また完璧に出来た日は父から褒めて貰えるのが嬉しかったのもあり、毎日完璧にこなしていこう!!そう行動し始めました。気分は母のかわりだったのです。そのせいで心が限界を迎えてしまうとは知らずに。

ある日、あまりにも何も協力しない妹に何か家事をしてと怒鳴りました。父は何を言っても妹はダメだ、申し訳ないがかわりにして欲しいと。

その時、何故私ばかりが我慢をして家事をしなくてはいけないのか?ふつふつと怒りが増してきました。妹は休みの日友達と普通に遊んでくる。家の事は何もしないで。反抗期中の妹だからと甘やかされて。私はその間、溜まった家事を全てこなしているし、遊びに行ったとしても家事が沢山溜まる悪循環をみたくないから、友達とは遊びたくても遊べない。

また妹に甘い父にも苛立ちが湧いてきました。反抗期中で言う事を聞かないのはわかりますが、だからと言って何も注意しないのは違うし、最初から諦めて全ての負担を私にぶつけるのはおかしい!!
ここで初めて自分の気持ちを全てぶちまけて、家に居たくないと土砂降りの中祖父母の家へ逃げました。
(今思えば本当にこどもだったな。)

以上からの事を考えて、誰かのかわりになるは絶対にあり得ない事だと思います。私の場合完璧だった母のかわりになろうとしていたので、余計に無謀な事をしていたんだなと。

私は私なんだ。私を大事にしなきゃ!!

当たり前な事なのですが、その当たり前な事をその様にするのはとても簡単な様にみえて難しいものなんだなと。

そんな私の小話…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?