ドクに魅せられるヒトビト
どうも氷雨斑早希です。皆さんテレビのニュースってご覧になります?僕はとある理由で全くと言っていいほど見ません。ニュースアプリの新聞社のページを見るようにしています。
鍵はニュースの属性です。報道されるものがある属性に偏っているため、僕は全くと言えるほどニュースを見なくなりました。
そこで今回は、このニュースが持つ属性が一体どんな影響を私たちにもたらすのかを心理学的に解説していきます。
伝播するドク
先ほど書いたようにテレビのニュースには偏りがあります。この属性に偏らせることで、実は、私達の消費活動を煽っているのです。テレビのスポンサーも買って欲しいので必死なんです。
では、どんな属性のニュースが私達のドクになっているのかといえば、答えは簡単です。
ネガティブなニュース
です。最近で言えば、常磐道あおり運転、韓国によるGSOMIAの破棄なんかが代表的ですが、日常の殺人事件、交通事故のニュースなんかも含まれます。
悲しいかな、ヒトはこのドク-ネガティブなモノ-に惹きつけられずにはいられないのです。
というのも、ネガティブなモノやコトは生存に不可欠だったからです。私の書いたnote「人生を変える無敵の集中力の作り方」でも書いてありますが、人間の身体や脳の構造は狩猟採集をしていた頃と変わりません。つまり、今よりも危険なモノ-ネガティブなモノ-にあふれていた頃のままなのです。当時は、ポジティブなことがあっても、生命を脅かされる心配はありませんが、ネガティブなこととなれば、命の危機になる可能性があります。故に、ネガティブなコトは優先的に脳に刻まれる様に進化せざるを得なかったのです。
ちなみに、どのくらいネガティブなコトがポジティブなことよりも記憶されやすいかと言えば、約7倍です。つまり、人間はポジティブな感情よりもネガティブな感情に約7倍染まりやすいのです。
伝播されたドクがもたらす厄災
では、どうしてメディアはこのドクを流し続けるのでしょうか。
この問題の鍵になるのが
「受動ストレス」という考え方です。
受動喫煙のストレス版です。自己の体験でなくても、ネガティブな感情を抱いている人を見ることで生じるストレスのことです。
受動ストレスを浴び続けると
・誘惑に弱くなる(衝動買いしやすくなる)
・海馬をはじめとした脳の機能が低下する
・ストレスモルモンのレベルが上がる
無駄な出費や物忘れ、収まらない苛立ちは今朝見たネガティブなニュースが原因だったのかも知れないですね。
ドクを中和するための裏ワザ
これまでネガティブなことをしこたま書いてしまいましたが、ある裏ワザである程度中和できます。
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