電話に デンワ⁉ 【 5 】
「電話」にまつわるエピソード
〈 1 〉YUKIちゃん(学生時代の友人)
〈 2 〉Kさん (会社の同僚)
〈 3 〉Tさん (14才年上)
*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*
〈 1 〉YUKIちゃん(学生時代の友人)
YUKIちゃんの携帯電話では、
連絡がつかず、自宅に電話しました。
YUKIちゃんのお母さん:
「 あ〜お友達の方ね。
ほら、YUKIちゃんに連絡くれる人が、いるよ。
あの子は、荒川に飛び込んで・・・ 」
私 : 「 ・・・ 」
◯◯証券のYUKIちゃんは、
荒川に飛び込み、水死していました。
私が、もう少し早く連絡すれば、
会話をしたら・・・
自殺しなかったカナ?
YUKIちゃんのお母さんと、お話し中、
受話器を持ちながら、
涙が、止まらなかったです。
*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*
〈 2 〉Kさん (会社の同僚)
Kさんから、メールが届きました。
「 ストレスで、髪が抜け、ツルツルになりました。連絡下さい。 」
年賀状には、「 メール まっています 」と書かれていました。
Kさんの事は、よく覚えていませんでした。
私が、製品試作課で、
Kさんは、隣の課にいて、
3次元CADデータのやり取りして・・・
え〜と〜
(⋈・o・)
以前の同じフロアの人・・・って、感じでした。
妻子がいるのに、私が連絡するのは、
よくない・・・と思っていました。
◯◯証券のYUKIちゃんの件から、
しばらくして、Kさんに電話をしました。
駅で待ち合わせをして、10分程、立ち話。
Kさんのご家族は、自宅を売却し、
賃貸に引越し後、
落ち着きを取り戻している・・・
など、会話をしました。
何十年も、会っていなかったので、
お互い、安否確認が出来ました。
大手企業に勤務しても、ストレスが多く、
髪が抜け、細く、やつれていました。
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SOSを・・・出している人々に、
私は、気付かなかったです。
(*´・人・*) ごめんなさい
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〈 3 〉Tさん (14才年上)
会話の内容よりも、
お話し出来れば・・・
それで、良かったんだね。
今は、分かったヨ!
( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
もう、この世界には、いない。
電話をしても、電話に、デンワ・・・
( ⸝⸝⸝•_•⸝⸝⸝ )
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