見出し画像

世界の名匠シリーズ パブロ・ピカソ

こんばんわ。

今日もやっていきましょう『世界の名匠シリーズ』

今日はみなさんお待ちかねの【パブロ・ピカソ】です。


皆さん、ピカソってどんなイメージですか?なんかわけわからん絵を描く人?奇抜な感じの絵を描く人?

多分大半はそんなイメージかなぁって思います。多分ほぼ当たりですwww

僕も正直詳しくないので、一緒にピカソについて知っていきましょーーー

では始めます。


20世紀最大の天才と評されたピカソは、独創性とカリスマ性を持ち合わせたスペイン出身の画家です。

1881年スペインのマラガに産まれます。父が美術学校の講師をしていたこともあり、小さいころから父の指導を受け、どんどん才能に磨きをかけていきます。

20代前半のころ、親友を亡くし悲しみに打ちひしがれ、全体的に青色に統一された絵ばかりを描いていた『青の時代』そして恋人が出来、精神的に安定してきた『バラの時代』を経験しました。

画像1

画像2

この頃は皆さんが想像するピカソの絵ではなく、実に写実的なダイナミックな絵画を描いていたんですよ!!!


そしてピカソにとって大いなる転機と呼ばれる

『キュビズム時代』に突入していきます。

フランス人画家のジョルジ・ブラックとキュビズムという思考を確立していきました。

キュビズムってなんぞや???と思われますよね。

確かに聞きなれない言葉で、しかも説明しても???となることのが多いですwww下の絵を見てください。

これはキュビズムでチェロを描いています。

画像3

一応定義は『線と点を再構築することで立体の本質を表現する』事となっているんです。

・・

・・・

・・・・

???????

そうですよね笑そうなります笑



僕もやっとほんの少し分かったかなって思える程度です。

簡単に言うと

三次元の現実を、いかに二次元のキャンパスに写すかという事です。遠近法という手法が確立してますが、それもあくまで単視点だということなんです。

一つの物体を前から見てる人と、右から見てる人では見えているものが違う形状をしているよね?だったら全てを一つのキャンバスに載せましょうとい感じです。

下の絵を見てください。ピカソっぽいですよねww?


正面を向いている女性と横顔の女性を。

左目は正面から、右目は横顔から、鼻は横顔の方が綺麗に映るから横顔から口は正面から。といった感じにお正月にやる福笑いのように顔を形成していくと、どことなくピカソっぽくなりませんか?

画像4

そうそれが『キュビズム』なんです。

これにプラス、元々写実的でダイナミックな絵を描くピカソが、『シュルレリスム』を掛け合わせたのが、晩年のピカソのあの分け分からない絵の正体なのです。

あ、シュルレリスムとは夢と現実が矛盾して状態を表していました。いわゆる『超現実主義』と捉えらています。レアリストとも言われています。


そんな誰も思い浮かばない思想で、たくさんの作品を残した天才ピカソは91歳肺がんで亡くなります。


彼は、芸術作品に人生を捧げました。そんな彼は生涯

13500点の油絵と10万点の版画、34000点の挿絵300点の彫刻を仕上げ、最も多作な美術家としてギネス世界記録に認定されています。

そしてなによりも、生きている間にルーブル美術館に作品が展示された唯一の画家として20世紀最大の天才画家として、今なお語り継がれています。

ピカソの絵は、小学生の絵みたいと揶揄されるくらいわかりづらいですが、それは彼の今までの功績と、経験があるから全てを超越した場所で評価されてると思います。

一朝一夕では彼を語りつくせないのでもっと彼を知って、また皆さんにお届けできればなと思います。


今日はこのへんでーーまたねーー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?