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79、縁結びの本当の意味について

出雲大社に祀られている
大国主大神は、縁結びの神様として有名である。
大国主大神は別名大黒様。
人間の死後の霊魂を御守護・御導き下さる
幽冥主宰(かくりよしゅさい)の大神。
見える世界(表の政事)を天照大御神、
見えない世界(裏の神事)を
大国主大神が司るという役割分担がなされ、
人と人の縁も見えないところで結ばれます。
縁結びとは単に男女の縁を結ぶだけでなく、
すべてのものが幸福であるための
繋がりを結ぶこと。
人間の幸福を結んで下さります。

大国主大神のお言葉で
次のようなものがあります。
『縁とは原因と結果を繋ぐ結び目のようなもの。
我々は縁を作るのではない。
結ぶのだ。
その因果を作るのは人間。
原因となる行動を起こし、
結果を導くのは人間各々なのだ。』

ただお参りして
○○くんと付き合えますようにとか
彼女が出来ますようにとか
結婚できますようにとか
そんな欲の押し付けだけしていても
意味はない。
それで全ての人間が叶ったら
かなりオカルトな話だし
宝くじみたいなもの。

やはり当たり前に、
因果を作るのはその人自身。
やることをやる、
結果に結びつく思考や行動を起こす。
だからこそそこに結果が生まれていく。
丸投げして依存して、
こうして下さいって
お参りすることではない。
自分のやることを
サポートしてくれるのが神様。
作り出した因果、
原因となる思考や行動、
それに伴う結果の縁を繋ぐ
サポートしてくれるのが「縁結び」。
あくまでも行動するのは自分。
因果を自分で作り、
行動した上で
「サポートして下さい」と
お願いしてみよう。

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