宝塚の話 その⑨

すっかりご無沙汰していたnote。instaには書いていたのですが、宝塚ネタもタップリあるんです(笑)

次の月組公演が楽しみだけど博多座は遠いなぁ😭とボヤいていましたが、行って参りましたよ‼️博多座まで‼️そんな博多座への珍道中を書いてみようかと思います〜🤣

そもそも、現在東京に住んでますが元々が関西出身の為、お正月などの帰省の折に見たい公演が大劇場でやっていたらホテルなんて取らずに家から行けちゃう訳で、今まで観劇の為に宿を取って遠征なんてした事無いんです。(今年アラフィフに突入したのに)過去に東京まで観劇に来た時も同期の家に泊めて貰ったりしたのでそもそもホテルは取る必要無しでした。なので今回初の宿を取っての遠征!ってか九州に上陸するのが初でした(笑)修学旅行でも行った事が無かったの。

出発したのが25日の早朝。お財布事情により、羽田発着便は利用出来ず😢なのでとっても早くに家を出ないと間に合わない‼️のに😱寝坊しまして💦めっちゃ焦って最寄り駅に駆け付けたが乗りたかった電車を乗り逃す…。前日に九州男子に行く話をしたら長距離バス🚌を勧められたのでそちらに急遽変更。東京駅の八重洲口のバス乗り場へ。そこから一路成田空港へ。電車だとターミナルと離れた駅に着くんだけど、バスだと何と直接乗りたいターミナルに到着。ラッキーでした✌️

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ここで朝ご飯を食べて時間まで過ごしました。ちゃっかり電気ドロして(笑)フードコートも朝から開いていたけど私の食べたいお店は無くて写真のLAWSONでパンを買って食べました。まさかここで食べたパンで1日を過ごす事になるとは思わず(笑)

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こちらの飛行機に乗って空路福岡へ✈️ギリギリにチケットを取ったけどこちらはお安い事もあり行きも帰りも満席でした。

今回博多座の観劇が目的だったので、ホテルも近くが良いよなぁと探すも土地勘が全く無いので決め手に欠けて楽天の宿サイト?を何周もして、結局博多座隣の文字に決めました。

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そのお宿がこちら。博多座隣と言うか裏でした。ここで嬉しい誤算が❣️福岡空港からこのホテル&博多座の最寄駅である「中洲川端駅」までが20分位で。まさかそんなに早く着けるとも思って無かったので25日は移動だけの予定だったのですが、博多座に着いたら丁度開場したタイミングで。チケットブースを覗いたら当日券が有るじゃないか‼️翌日はA席が来る事が分かっていたのでC席(3階席)を購入して2回観る事が出来ました。

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良い眺めでしょ😆凄く観やすいお席でした。博多座3階席オススメです✌️

先ずは全体を観て〜と思いつつも観たいとこだらけで困る〜って感想が正直な所でした。私は基本的には娘役さんのファンなので、今回も応援してる海ちゃんを観たくて行ったハズなのにこりゃれいこさんにハマるんじゃないか?と思う程心奪われました😆海ちゃんが隣にいるからって事も勿論あるのでしょうが、何でしょうねぇあの男っぷりの上がり方は。ダルの時も思ったけど(あの時点ではもう2人でコンビでやっていく事は決まっていたみたいだし)特定の相手役を得た事で包容力って増すのかなぁ。瀬奈さんが彩乃さんとコンビを組んでた時の様な、実は月城さんからの矢印の方が強めなんじゃ?って感じる感じ?伝わります?私あの感じ好きなんです😍瀬奈さんは小学生男子みたいなやんちゃな感じもあって、可愛いんだけどイジワルしちゃう❣️みたいな(笑)月城さんのはもうちょっとお兄さんな感じはしつつもちょいとシャイな感じが何ともこそばゆいと言うか。なので、幸次郎のなかなかおみつに好きって言えない感じが凄く自然に見えたのです。(やっと芝居の話しになった笑笑)

おみつはおみつで、幸次郎の事を近所のお兄さんにしか思ってない感じが、歌舞伎見物のお土産貰う時の「こんちわー」に現れてて。あんな気のない挨拶もないわなと思うほど(笑)幸さん頑張れ❗️ってなりました。

そんなほのぼのとした2人でいられる筈が運命の悪戯か?引き裂かれてゆく。清吉の突然のプロポーズがあっても無くてもあの時点では2人が一緒になる事はなかったのかなぁとは思いつつも、火事の後の再会後にあんなに遠回りする事は無かったかなと思うと切ないね。原作の柳橋物語では幸さんとおみつに当たる2人は結ばれないけど、川霧では時間は掛かっても2人は幸せになるので良かったなぁとほっと胸を撫で下ろす。切ない好きとしては(変態か?笑)およしと一緒にいる所に出会すシーンが、お客さん全員の気持ちを晴音アキさん演じる小りんが代弁していたと思う。ここを受けておみつは幸さんへの想いを確認するので大事なシーンなんだけどね。見てる方としてはあわわ😵となる場面でした。

そんなはるのちゃんが演じる小りんを筆頭に娘役と言うか女役なお役が多くて、これまた月娘の皆さんが上手くて唸りました。わたし的には麗泉里ちゃんが上手くてびっくり。可愛らしいしお歌も上手くて娘役さんなイメージが強かったのだけど、今回は夜鷹のしかもボス的な役。ドスの効いた声で仇っぽさがあって素敵でした。芸者だった妃純凛ちゃんも上手くて👏芸者の艶っぽさも素敵だったのだけど、普通の町人の女で上から下へ移動しながら一言セリフを喋るだけなんだけど、それがめちゃくちゃ上手くて。役者さんだなぁって感じました。少年役が多くて凄く上手いなぁといつも見ていたので何だか嬉しくなっちゃった😊

男役陣も、おおっ❗️てなった人多かったですが、中でも驚いたのが英かおとくんの辰吉。初演時は久世星佳さんが演ってらしたお役。上手くないと出来ないお役ですわね。幸さんよりもアニキな風情が必要なお役。幸次郎に向かって、嫁さん貰えって言うシーンで「女房って良いもんですぜ😏」と言い残して去って行くんですけど、ホンマに嫁さんもろうた事あんのんか?と聞きたくなる程(笑)自然なセリフでした。とは言え、何より1番おお❗️ってなったのは月城さんでしたけどね。あまりにも美人さんなので、そこにばかり目が行きがちですが、この人凄く「役者」なんだなと感じました。地道な芝居が似合う人。地味に感じられるかもしれないけど、信じられる芝居をする人だなと。お芝居の世界そのものを信じられるモノに出来る人だと感じました。それは月組に脈々と受け継がれているものなのかもしれないなと思います。だからこのトップコンビがどんな舞台を作って行ってくれるのか。今からとても楽しみです。

あー、移動と芝居の話で終わってしまった。続きはまた今度〜👋

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