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新島村議会 令和3年第3回定例会終わりました。

第3回定例会は、6名の新島村議会議員の一般質問に始まり、条例改正、条例制定、補正予算審議、決算審議、総務常任委員会、経済常任委員会を行い終了いたしました。

私の一般質問と村長の答弁を掲載いたします。

総合計画で「行政と住民が連携した、協働の村づくりを目指します」と掲げていても、具体的に実行されているとは言えず、総合計画が生かしきれていないのではないでしょうか?

確かに条例として制度化するには、時間と労力がかかり、行政コストがかかる事は理解できます。

しかしながら新島村のスケールを考えると、この夏の「ヒリー(日除け)」の問題などは身近な事案であり、身近で関心の高い問題こそ住民の意見を聞いたり、決定の根拠や経緯を伝えられるような場づくり、仕組みづくりが必要ではないでしょうか?

今回、私が「自治体運営への住民参加制度について」一般質問した理由は、新島村村民の皆様にも、新島村の課題について、行政だけに任せるのでは無く、一人一人が自分ごとと捉えて、危機感を持ってほしいと思ったからでもあります。

行政と住民はパートナーであり、住民と対話する環境整備を進めたいという思いがありました。

実際に、移住定住に関して協議会の開催があり、そういった動きが活発化すればいいと思っております。(現在新島村には様々な協議会があります)

また、昨年最初の緊急事態宣言が発令された際には、木村議員を中心に新島・式根島両観光協会、商工会、産業観光課、村長室を繋ぎオンラインミーティングを行った実績もあります。 

ほんとうに住民に身近な課題こそ、ICTを使い関係団体や有識者、住民と意見交換をしたり、情報収集や意見集約をスピーディーにする事が必要ではないでしょうか?

もちろん、行政と住民、それぞれの主体性と自発性のもと、互いを尊重し協働していく事が大切です。

そのためには、行政と住民が十分な対話、情報交換、共有をする事。透明性を確保する事は必要不可欠です。

村長からは、今年度各産業団体との協議会を立ち上げ、話し合いをしている事。オンラインミーティングにも意欲的である事。夏のヒリーの件は、情報共有が徹底しておらず、情報交換が足りていなかった。今後は住民によくわかるように考えていきたい。村長室にいつでも来てもらいたい。との答弁をいただきました。

私自身も初心にかえり、行政と住民を繋ぐパイプ役として、愛と優しさを持って新島村のために尽力したいと思いました。

地方分権が進めば進むほど、中央政府には依存できなくなります。住民の皆様も村政に関心を持っていただき、積極的に参加していただきたいと思っております。





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