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初心者向けハンドトリートメント入門講座で1番大切に教えていること

たかがハンドマッサージ
されどハンドマッサージ

私たちセラピストはハンドトリートメントと 表現しております。
「マッサージ」は医療行為と誤解を招いてしまうから ここはあえてグレーな表現の「トリートメント」と表現します。

まつ毛パーマをまつ毛カールというのと同じです。

何かとグレーなところは多々存在しております。

ただ 高齢者の方は特に
トリートメントなんて表現してもなかなか伝わりません。
だから そこはあえて ハンドマッサージと表現します。

そんなハンドマッサージ。

講座の中で一番大切にしながら教えている事があります。
それは
『相手が何を求めてハンドマッサージを受けているか』です。

特に高齢者施設の場合はとくに
ハンドマッサージを純粋に受けたいと
思って受けて下さっている方は 本当に少ないと思います。

施設スタッフに連れてこられたから。
話しがしたいから。
ただ何となく。
やってみなと言われたから。

理由は様々です。

だから
この入門講座では
ハンドマッサージコースを覚えようではなく、自分でコースが作れるようになることを目標にしております。

次に何度も繰り返していう事は
こちらが主導権を握っている様に見せないこと。です。

これは
例えば
最初に手を出された際に手の甲を上にするか、手のひらが上にくるかです。

もし
このハンドマッサージは手の甲から始めます。と覚えた初心者さんは、手のひらを上に出したその手を裏返しますよね。

そこがまず大切なポイントです。

手のひらを上に出したらそのまま手のひらから始める。
手の甲を上にして出したそのまま手の甲から始める。

わざわざ 直す必要なんて無いんです。

だって 私たちは「癒し」を一番にお届けしたいのですから。
癒されて欲しくて このハンドマッサージをさせて頂いているのですから。

そのままを受け入れる。

これって
案外簡単で難しいことです。

そんな 細かな心配りを経験から得た知識を惜しみなくお伝えしております。

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