いま、わたしにできること…

昨日見た好きなYoutuberさんの動画は"愛犬がいなくなった"とのお知らせだった。
部屋の愛犬のいなくなったお気に入りの場所だけが映し出され状況を説明する短い動画。
朝晩時間の許す限り懸命に探されているであろう心配や不安、憔悴した様子が画面越しに伝わって来る。
穏やかな優しい感じの男性と1匹のワンコさん…
お家に迎え入れた初日から毎日短い動画をあげられている。
語り口の優しい感じ、深い深い愛情や向けられた眼差し、大人しくてビビリワンコさんがだんだん慣れていく様子を画面越しに皆温かく微笑ましく見守っている…そんな雰囲気が好きで毎日癒されていた。
その様な主様なのでコメント欄も本当にいつもアットホームでなごなごしている。

穏やかに緩やかに繋がっている感じ…

＊フリー画像お借りしました

Twitterやインスタで住まれている県名と市を知らせて愛犬の写真を載せていたので本当に多くの方々が心配しコメントを寄せたりSNSで拡散されていた。
同じ県内に住む方や中には他県から個人でかけつけて広大であろうその市内を実際に探されたとの事。
優しい主様の精神的負担にならない様にと何も告げずただただ必死に探された人もいる。
私は地元の神社を参拝して無事を祈る事位しか出来なくて…
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以前まだワンコがパピィの時、物音に驚いて急に走り出してリードが手からバッと離れた。
子犬だったけれど、もの凄い勢いで爆走したのを必死に追いかけた…

ああっ、駄目だ、そっちは大きな道路！

車の多い道路に向かって走って行った。
それを追う私の唯ならぬ様子にたまたま向こうから歩いて来たギターケースや大きな荷物を抱えた３人組の男性がワンコの前に立ち塞がる様にしてくれた。
捕まえられて本当に良かった…道路の先には踏切があり5分おきに電車が通る。
慌ててお礼を言ってワンコを抱きかかえても

カタカタカタカタ…

と震えが止まらなかった。
それ以来、リードは二重三重に手に巻きつける様にして持ち、過保護だけれど横断歩道や線路、歩道橋は抱きかかえて歩く様にしている。

愛情と責任と…

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なかなか眠れずに浅い眠りの中で見た夢は実家のワンコの夢だった。イングリッシュコッカースパニエル…もう亡くなってしまったけれど一生忘れない可愛い子。

"こんなに久しぶりに現れて何か伝えたかったのかな…？"

午前中、買い物やカフェで少しだけ仕事準備や読書をしても何故か集中出来ずにいた。
気温は33度の猛暑日、夕方か夜涼しくなってお散歩に行こうと早めに帰宅した。
ふと小さな公園の花壇に朝顔みたいなピンクの花がひとつだけ咲いているのが何故か気になる…

みんな、生きているんだね…

祈る事…何か出来る事があればと思ってもそれ位しか出来なくて。ワンコを膝に乗せて恐る恐るTwitterやYouTubeを見てみた…すると

"見つかりました、ありがとうございます"

と。ああ、良かったね！本当に良かった！涙。
いつもの可愛い女の子のワンコさんが映し出された。
優しい方なので皆さまが心配されているだろうとお疲れのところあげてくださったのだと思う。

ああ、そうなんだ、世の中は思いの外美しい…
コメント欄は涙と多幸感で溢れていた。

悲しい時も嬉しい時も良くない時も良い時も更に更に積んどく。

＊皆さま、どうかご安全にお過ごしください
＊読んでくださった方、いつもありがとうございます