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はぴねすをききながら…

オフの水曜日午後からゆっくりまったりなお散歩に出た。駅前広場の青空市をぶらぶら覗いてプチタオルを買ったりいつものカフェバーで読書してたまには違うものを飲んだりと。
毎週1回は会う常連の男性にワンコ懐きまくり

"帰りたくないよう〜っ!"

と前足で踏ん張ってカフェバーの入口で止まる
その様子にスタッフさん達爆笑。

"ここ大好きなんだね?帰りたくないの?"

って優しいスタッフさんが一緒に外まで出てくれたの。
何も無い午後の光景だけれど笑顔がいっぱい♪

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カフェや自分の部屋で小さな音で好きな曲を
聴きながら読書する習慣がある。
音楽と本のない日常は考えられない位に好き。
悲しい時苦しい時には敢えて淋しく沈んでしまう様なクラシックや曲を選ぶ。

長い夜を見上げる頬に
永遠の雨が降りしきる
きっといつか届けてあの人に
ひとり生きた証 その欠片を
……略……
狭い空よ 伝えてあの人に
私 今はとても幸せだと
『happiness』Duca

サビの部分ではないのに、この曲のこの歌詞の部分を聴くと必ず号泣する
失ったものと今ある細やかな幸せと…

"永遠の雨が降りしきる…"

笑っていても心から笑える事が殆どない。
早くから子どもの頃から喪失感が私の心の大半を占めていて何かを手に入れても失ってしまう怖さから(と元来の性格から)積極的になれないでいる自分がいる。
ただしお仕事と勉強だけは誰に言われなくても積極的に自発的にする事の不思議(笑)
男友達はいても女性の友人が少ないのも自分から

"ねぇ、素敵なカフェ見つけたの。今度行ってみない?"

と難しいとは思えない事も自分から言えなくて受け身にまわる。
人の心は時に移ろいやすくて人それぞれの思いや物差し、価値観は違うので自分と同じ様な熱量で相手(女友達)が思ってくれる事は私の場合は殆どなくひとり取り残される…

"人と比べて私は…"みたいな視点が珍しい程
私は無いけれど…
取るに足りない小並な私に対して嫉妬の目を向けて来る人もたまにいて…

"人間って怖い…"

と思う事もある。
けれど人を信じていたいと思うし信じる。
そうでないと思春期真っ只中の子ども達と接するお仕事は出来ない。

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*フリー画像お借りしました

言葉は時に人を傷つけたり海よりも深く沈ませたりもするけれど。
言葉に込められた深い思いや温かい思いに救われる事もある。
何にも言わずにそっと寄り添って見守る事の方が私は多いかな?
Happinessの曲を繰り返し繰り返し聴きながら失ったものの悲しみと今ある幸せの意味を深く考えた。

帰りたくないよう〜っ!とワンコが駄々をこねる一場面は笑いと共に他愛もない刹那なハッピーな光景だったよ、皆笑顔だったの♡

良くない時も良い時も更に更に積んどく。

*読んでくださった方、いつもありがとうございます