いつもそこにあるものは…

部屋の西側の窓から小さく富士山が見えます。
よく晴れた日で雲がかかっていないと条件付きですが。
1週間に2、3日見える日もあれば梅雨時等１か月近く見えない事も。
いつも目の前にある、見えると思っている物が見えないと何だか淋しいものです。

お仕事でも普段挨拶をしてひと言ふた言他愛ない世間話をする素敵な女性が"私、今日で辞めます"と辞めていかれました。
行きつけのカフェやペットショップのスタッフさんでいつもワンコを可愛がってくださる優しい方も今月と来月辞められるとの事…

お仕事やプライベート、将来の夢ややりたい事等様々な事情から辞められたり去って行かれるので"ありがとうございます"と感謝してささやかなプレゼントを渡す様にしています。

遠方へのお引越しや遠くに住んでいて会えなくなる方とは本当に名残惜しい気持ちですが…
それでもそれぞれの方のこれからを応援してお元気でいてくださったらと思います。

ですがある日突然、目の前から去って行かれると本当に淋しいです…

有名な漢詩『勧酒』の井伏鱒二の名訳

…………花発多風雨 (花開けば風雨多し)人生別離足 (人生別離足る)

花に嵐のたとえもあるぞさよならだけが人生だ

別れはいつの時代の誰にでもつきものですが、出会えた事に心から感謝したいと思います。

いつも心の支えでした。

温かい眼差しをありがとうございます。
優しいことばをありがとうございます。
いてくださってありがとうございます。

また会えると信じて待っていてもいいですか？

＊読んでくださった方、いつもありがとうございます