なぜかきゅうにうみのあおをみたくなる…
山や海、それに関するスポーツや趣味を持っているわけではない。
けれどふと思いたって無性に海が見たくなる事がある。
湘南江ノ島の海。
素敵な思い出ばかりで彼が変わっても同じコース同じカフェやお店行っちゃうんだなぁ(笑)
日帰り出来るのに泊まりがけの方が多いの、
ワンコにも温かい定宿があるので。
駅前でワンコをキャリーバッグから出すと物凄い勢いでお宿目指して爆走…
"や、やん待ってよ?観光してからだよ?"
って引き止めるのに必死(笑)
身体が記憶しているんだね優しくされた事を…
夏海やプールで泳ぐ事もなく、まして水辺に行く習慣すらない。
それでもふと思いたってふらっと電車に乗って海を見に行きたくなる事がある。
秋や真冬の寂しい海が好き。
ただただ涙の様な静かな音を聞きながらぽつんと佇んでものを考えるのが好きだ。
1組か2組のカップルがゆっくりふたりの世界に浸っているか、大型犬を思いきり走らせて戯れている人がポツリポツリといるくらい…
そして手先や顔が海風に晒されて冷たく感じるとテラス席のあるカフェに移動する。
温かいコーヒーか、真冬の1月にハイボールかサングリアもいい。
海まで電車で揺られて来ても小さな冒険すらしないんだよ私、勿体ないよね?笑。
* * * * *
以前は寂しくなると羽田空港によく行っていた
展望デッキから飛行機の離発着を1時間くらい眺めてはやはりコーヒーを飲んでいたの。
機体に描かれたマークを見るだけで何処の航空会社か分かる様になってたよ。
"あ、マレーシア航空だ!ペナン島行きたいな"
"ルフトハンザだ!Berlinの鈍色の空、今も覚えてる…"
"ここではない何処か異国の地に行きたいな…"
ってそんな思いに駆られた。
Berlinか暑いのは苦手だけれど台北に住みたいと本気で考えていた事もある。
*ブランデンブルク門、フリー画像お借りしました
今はワンコがいる所が私のいる居場所なので空港で飛行機を見る事はなくなったけれど…
気持ちを整理したり内面を深く省みる時にふらっと出かける場所だったんだなと思う。
一日足りとも休まずに働いて来て、何故こんなに頑張るんだろうってくらいお仕事が好き…
辛く苦しい事の方が圧倒的に多いのにね?笑。
今も時折いてもたってもいられない位海の青を見たくなる事がある…
全く海のない大都会の真ん中辺りに住んでいるのにね?
冬も良くない時も良い時も更に更に積んどく。
*読んでくださった方、いつもありがとうございます