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ほんじつてんきせいろうなれど…?

今日は雨風激しい地域もあるのでどうかお気をつけてお過ごしください。
私に限ってかも知れませんが、お天気や季節が気分や体調に与える影響って思いの外大きなと感じる事がある。
どの季節もそれぞれの良さがあって、四季折々の花や植物、空の色や雲の形、吹く風の強弱や空気の匂いさえ違う。
"どの季節も好き"や"大丈夫"と言う人を除いて誰もが好きな季節や気候があるのではと思う。 

私の場合は冬が大好き♡

ピーンと張り詰めた早朝の冷たい空気。
吐く息も白くなる中、早朝誰もいない神社の
砂利道をザクザク踏みしめて歩くのが好き。
反対に夏はぐったりと消耗して頭痛がする。
毎年何とか細やかな楽しみを見つけては

"無事乗り越えられます様に"

と本気で祈るほど(笑)

*フリー画像お借りしました
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突然ですが歴女です♪
日本の気象学の父岡田武松先生が"台風"を
命名した。
かの日露戦争時、日本海海戦の天候の解析(予想)を依頼され

"天気晴朗ナルモ波高カルべシ"

と予想して後の連合艦隊から大本営への打電

"敵艦隊見ユトノ……
本日天気晴朗ナレドモ波高シ"

の原型とされた。
又、時代は違えど、かのナポレオンヒトラーもロシアに敗れたのは様々な要因はあるけれど、ロシアの冬将軍、厳しい気候や地形を充分に研究していなかった事も一因とされる。

日本はやがて起こる日露戦争に備えて1902年に雪中行軍を二手に分かれて敢行した。
不幸にも青森歩兵8連隊の210名中199名が亡くなる(6名は救出後に亡くなった)と言う大惨事になり小説や映画にもなった。
一方、弘前歩兵31連隊は装備が充分であった事、指揮官が有能であった事、3年がかりの演習の総決算であった事等から全員無事に踏破している。
昔の人の知恵は凄いなぁと思うのは、ヒートテックや使い捨てカイロのない時代に弘前隊の
兵士は"靴下3枚履きに唐辛子を塗り込み更に油紙を巻いた"との記述が残っている。
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毎年夏になるとテンション下がりぐったりする私と夏バテで既に病院に行ったワンコ君(涙)
季節や気候が人間や動物に及ぼす影響ってやはりあるんだなぁとつくづく思う。
けれど先人の方々の困難や大惨事の悲しみを思うと"暑いよう〜"なんて言っていられないかな…

暑い日も良くない時も良い時も更に積んどく。

*読んでくださった方、いつもありがとうございます