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あるひととのきせきのであい…

オフの水曜日。
午前中は掃除や洗濯、コンラッド2号(洗濯機)君は今朝も大活躍。
駅前広場で恒例の小さな青空市が立っている。
午後からの長いお散歩途中でぶらぶら見ようと思う。
いくつかのお店のスタッフさんとは顔見知りなのでワンコを可愛がってくださるの、嬉しいなぁ♡
もう無理しないと決めたのであちこちのイベントに参加する事はしない。
何だか"ワンコの為に頑張らないと"と思い込んでいたみたい…?

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そう決めたのには理由がある。
少し前、行きつけのカフェバーである女性と知り合ったの、かなり出来上がっている感じで楽しそうに友人の方と飲まれていた。
動物関係のお仕事をされていたとの事で、
"動物の気持ちが分かる"とおっしゃっていた。

"ねぇ、抱っこしてもいいかしら?"

"はい、もちろんです。女性大好きなのです"

ぎゅうっとけれど優しく抱きしめてこう言っの…

"ねぇ、ぼくは伝えたい事があるの。
ママ大好きだよ。でもぼくは大丈夫。
もう少し放っておいても大丈夫だよ"

顔を上げ私を真っ直ぐに見てこう続けられた…

"あなたはとてもセンシティブでしょう?
繊細で凄く悩む…無理しなくていいのよ?
辛い時はワンコ抱きしめて泣いていいんだからね?"

って。はらはら涙が溢れて…
ガシッと心臓を温かい手で鷲掴みされたみたい
体調がすぐれなくても例えどんなに落ち込んでいても疲れていても必ず長いお散歩に行っていた。
お仕事中お利口にお留守番しているワンコにとっては大好きな人に会うお散歩だからと…

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けれどそんな私の内面を敏感に感じ取っていたんだね…?

ゆっくりゆっくり歩いて行こうね?

ごめんね、大好きだよ…

その女性に出会えた奇跡に感謝している。
本当にありがとうございます!

良くない時も良い時も更に積んどく。

*読んでくださった方、いつもありがとうございます