見出し画像

からまーぞふのきょうだいを みたびよむ…

"ああ、読書したい読書したい読み応えのある本が読みたい!がっつり読みたい!"

そんな風に思う時で気力が十分にある時には、
ドフトエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を読む。
…と言っても高校生の時と社会人になって2回読破し、上巻のみ等途中で挫折は5回位(涙)💧

普段から読書が好きで文庫本、ハードカバーとドイツ語版『星の王子さま』をバックに入れて持ち歩いている。
隙間時間に常に何か読んでいたいのでなかなか
カラ兄』を読むまで気力が至らなかった(笑)
長い長い物語で上中下3巻。
主要登場人物だけでも有に20人を超える上に
ややこしいロシアの名前
でしかも複雑な人間関係。

画像1

↑高校生の時からの愛読書ボロボロ〜涙💧
*       *      *      *     *

神がいなければ全ては許される…。(イヴァン)

信仰と死、国家と宗教、父と子の確執、貧困や病気、父親殺し、罪と許し…
ミステリーの要素もあり、宗教(キリスト教)が主要なテーマのひとつでもある。
19世紀後半の1880年に刊行されているけれど
"現代の予言の書"と評した方もいる。

フョードルには3人の息子がいる。

長男ドミートリー(ミーチャ)
退役軍人で堕落した生活を送っているが、野性味溢れる魅力もあり女性にモテる。

次男イヴァン(ワーニャ)
理系大卒のインテリ、合理主義で無神論者。
"神がいるなら何故苦しむ子供を救わないのか?"と弟アレクセイに問う場面も。

三男アレクセイ(アリョーシャ)
純真で美青年の修道僧。
神の愛を信じており家族を何とか和解させたい
序文で(ドフトエフスキー自身の構想では)、
アレクセイが主人公と書かれている…

この魅力的な3兄弟を取り巻く複雑な人間関係、愛情と憎しみ、そしてとある事件が起こり…
2日徹夜しても語り尽くせぬ壮大な物語が展開される。しかも未完の大作。

画像2

*フリー画像お借りしました
*      *      *      *     *
急に『カラ兄』を再再読したくなったのは、
映画『おっさんずラブ』を観たから♡
6年前フジテレビの深夜ドラマで日本の鎌倉を舞台に『カラ兄』を放送していた。
ドミートリーをあの斎藤工さんが、イヴァンを
市原隼人さん、アレクセイを林遣都さんが演じていたのです、めちゃ豪華♡
しかも横暴で好色な父親役は吉田鋼太郎さん
このドラマを見ていた時は市原隼人さんが好きだったなぁ♡原作でもイヴァンが好き!
どなたか見た方いらっしゃいますよねきっと?

何かふとしたきっかけで以前読んだ本を再読する事があるけれど…
この3冊は気合い入れて一気に読まないと?笑
読書や音楽は生活の一部かそれ以上かも?

読書は異次元から感動を貰う素晴らしい世界を追体感する事だなと思う…

良くない時も良い時も更に更に積んどく。

*読んでくださった方、いつもありがとうございます