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こんなしずかなあめのひには…

*下書きから救済したnoteです


雨のオフの一日はワンコとお散歩が出来ないので出来る限り部屋で過ごす。
そうは言っても朝一番で食料品や日用品の買い物に行き、カフェで来週の仕事準備はする。
このルーティンは変わらないのでカフェ滞在時間を少しだけ短めに。
テスト期間に入り更に慌ただしい毎日、準備も勉強も更に念入りにしたい。

ふと気づくとワンコのお家シャンプーの日だった。大体2週間に1回のシャンプーと4〜5週に1回のトリミング。
シャンプー大好きでお利口さんで助かるけれど…
タオルドライまでは良いけどドライヤーで逃げ惑う、がどうしても怖いみたいで…💧
肌が弱いのでシャンプーは今だにパピィ用の低刺激シャンプーを使用。
そしてブラッシング、歯磨き、耳掃除や爪のチェックをしておしまい♡
その後少しだけご褒美おやつをあげて休ませる。
大体大人しく食べて勝手に私のベットで丸まっているかな、いつもドライヤーで不機嫌になるので私の方にお尻を向けて…∪(`ω´ )∪フンっ‼︎笑。
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何だろ?激しい雨の日はいつもシューベルト作曲
ゲーテ作詞の

魔王(Erlkönig)

が脳内に流れる。
激しくリズミカルなピアノの連打から始まり、そしてテノール歌手ドイツ語で歌い上げる…あまりにも脳内に流れるのでYouTubeで聴く事もある。
まだ歌詞の意味が分からなかった子どもの頃、それでもこの曲が何となく怖かった…

"Du liebes Kind,komm,geh mit mir!"
"可愛い坊や、おいで、私と行こう!"

必死に父親に魔王の存在を訴えかける幼い息子。
"それは霧だよ"と意に介さない父親そして…

In seinen Armen das Kind war tot.
息子は腕の中で死んでいた…

歌詞の意味が分かる様になった時、更に怖かったなぁ…

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*フリー画像お借りしました

静かに優しい雨が降る夜は宇多田ヒカルさん
"真夏の通り雨"を脳内を巡る。
この曲の歌詞もメロディも好きで繰り返し何回も聴いてしまう…まるで一冊の短編小説の様にさえ感じる歌詞、目を閉じて聴いても場面や映像が鮮明に広がって…

勝てぬ戦に息切らし
あなたに身を焦がした日々
忘れちゃったら私じゃなくなる
教えて正しいサヨナラの仕方を
ずっと止まない止まない雨に
ずっと癒えない癒えない渇き

通り雨のタイトルなのに"ずっと止まない止まない"と歌っている所に言葉の持つマジックが…?

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*フリー画像お借りしました

雨の夜は好きな音楽を聴きながらまったり読書。
1冊を読み通すと言う事が何故か出来なくて3冊を少しずつ同時に読んでいく習慣。
歴史物、ドイツ語の原書と愛読書の星の王子さまと。やがて眠りから目覚めたワンコが退屈して

"ねぇ、遊ぼう…?"

とおもちゃを咥えて来てぽとりと私の目の前に落とした。

"ねぇ、雨の日のルーティンがキミにだってあるよね…?"

日常の些細な事にも新たな発見や気づきがあるので雨の一日も退屈する事はない…
それに雨がずっと幼い頃から好きだったんだ…

良くない時も良い時も更に更に積んどく。

*皆さま、どうかご安全にお過ごしください
*読んでくださった方、いつもありがとうございます