ひまわり、ほしのおうじさまをかたる♡④
よしっ、いい感じで長らく放置していた"星の王子さま"を又ゆるゆる語るよ。
そもそもこの本はパイロットである私と星の王子さまの出会いと別れを軸に"私"を主人公として書かれている。
私と王子さまの会話やそれぞれの体験話も興味深いが、それよりも王子さまとキツネの出会いと別れが好きだ。
"ねぇ、遊ぼうよ?"
と誘う王子さまに対し"それは出来ない"と答えるキツネ(以下、大意訳)
Ich bin noch nicht gezähmt.
ボクはまだ飼い慣らされていないからね。
Noch bist du für mich nichts als ein kleiner Junge, der hunderttausend kleinen Jungen völlig gleicht.
キミはまだボクにとって他の10万人の少年のひとりに過ぎないんだ。
キミにとってのボクもそうだろう?と続けるキツネ。
Aber wenn du mich zähmst, werden wir einander brauchen.
Du wirst für mich einzig sein in der Welt.
でももしキミがボクを飼い慣らすと、ボク達はお互いにかけがえのないものになるんだよ。
キミはボクにとって世界でたったひとりの存在になるんだ。
出会いも別れも何らかの意味があり"縁"だと思っている。
王子さまとキツネのそれもやはり運命に導かれた出会いと別れだったんだな。
風に揺れ黄金色に輝く麦畑も今迄キツネにとって何の意味も持たなかったし、美しいとさえ感じなかった。ところがこの出会いによって…
Aber du hast weizenblondes Haar.
Das Gold der Weizenfelder wird mich an dich erinnern.
ねぇ、キミは美しい金色の髪をしているね。
麦畑の黄金色はボクにその事を思い出させてくれるよ。
誰かを好きになり、或いは何か大切な物が出来るとそれまでは意味をなさなかった物が何か特別なものになる…そんな経験は大いにある。
ワンコとの生活が以前の私と今の私を変えた様に…
時間の使い方、物事の優先順位、価値観や買い物に行って見る商品でさえ変わったから。
そしてよそのお家のワンコさんもとても愛おしいしnoteに誰かのワンコさんの写真があがるとついつい飛びついてコメントしたくなる位♡
新しい世界への目が開かれた思い…
*フリー画像お借りしました
そして王子さまは大切な事に気づき始める。
小さな星にひとり残して来た"わがまま薔薇姫"の事を…
愛は尊いなぁ…
"ゆるゆる語る"なので今日はこの辺で。
星が見える夜も見えない夜も良くない時も良い時も更に更に積んどく。
*皆さま、どうかご安全にお過ごしください
*読んでくださった方、いつもありがとうございます