ふゆをまつひと…
だんだん気温も下がりいい感じになってきた。
冬は悩みの種の頭痛も夏程はしないし、朝の染み入る様なピーンと張り詰めた冷たい空気が好きだ。
寒がりワンコはしっかり冬服を着せてもぷるぷる震えるけれど、私は全然平気♡
暖房器具を使った事がないの、ワンコは湯たんぽを愛用。
私の周りは春や夏を好きな人が多いけれど私は冬が一番好き。
"エジプトとアラスカならアラスカ一択で♡"
どう言う訳か寒さには強くて夏の暑さにひどく弱い、頭痛がして生きる気力がなくなる位ぐったりする夏は苦手…涙。
ああ、そう言えば子どもの頃、用もないのに母親のアトリエにそうっと入って母が絵を描くのを角で眺めていた。
暖房の効いた暖かい部屋の角、独特の油絵具の匂いが鼻をくすぐり膝を抱える様にして大人しく座る私、時間だけが静かに流れて。
そしてどちらもひと言も話さずに沈黙が続く。
ふと窓の外を見るとその年初めての雪がちらほら舞っている。沈黙を破りとても緊張しながら小さな声で…
"ねぇ、お母さん、雪だよ…?"
言葉は返って来ない。
更にもう少しだけ大きな声で"雪降ってるよ?"と
"……ああ、そう、雪ね?"
と面倒くさそうに顔を上げずに答える母。
器用に油絵具を塗り重ねる母の手の動きを不思議な生き物でも見る感覚で見つめて胸がぎゅうんとなった。
そしてそうっと足音を立てずに部屋を出て行く。
冬初雪が舞う頃になるとその一場面を何故か思い出す、特にどうと言う事もないありふれたいつもの母の私への無関心な態度なのに…?
*フリー画像お借りしました
彼も夏が苦手で冬が大好き、性格は正反対だけどそこは一致している。
"ねぇ、雪だよ?"
"おー、いい感じじゃん?積もるかな?"
と会話が成り立つ(笑)
何でもいいの、ちょっとした些細な事も共感したり、好きだとかちょっと苦手だとか会話が成立するだけで嬉しい。
* * * * *
冬は私が一番自分らしくいられる季節。
ファッション、メイク、持ち物、お天気や周りの風景迄あらゆる物が本当に好きだ。
暑がりなのでコートは滅多に着ないけれど、ショート丈のダッフルやもこもこのフリース、ヒートテック素材は無縁だけど柔らかい生地のストールやマフラー。
スキニージーンズに黒や茶色のロングブーツを合わせたりと冬ファッションも楽しめる。
ああ、それから冬にワンコと寝ると暖かいし♡
真冬もお散歩途中で立ち寄るカフェバーでは、ハイボールかサングリア、どちらも大きな氷入り。それを"ひい〜っ、さすがに胃が冷える〜!"
等言いながら飲むのもいい♡精神的どえむ(笑)
本当は寒い季節に身体を冷やすのは良くないとは分かっているけれど…
*秋の柔らかい日差しを浴びてジョッキきらきら
ただし恐ろしい事に大好きな冬はお仕事が一番忙しくて寝ても覚めても仕事の事が頭から離れない…
まぁ、精神的どえむぶりを最大限発揮して美容と健康に気をつけて何とか乗り切らないとね…?
ああ、冬が好きな人と語り合いたい♡
良くない時も良い時も更に更に積んどく。
*皆さま、どうかご安全にお過ごしください
*読んでくださった方、いつもありがとうございます