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じんこうてきないろ、しぜんなひかり…

可愛いも美しいと感じるものも人それぞれ違う。
何年か前"キモカワ""ブサカワ"なる言葉も流行った位それぞれの美的センスや嗜好は異なる。
絶対的な""そのものは存在せず何に対して美しいと感じるかの感覚や嗜好の違いかなと。
とは言うものの自然や人工的なもので圧倒的な美しさ神々しさを有する物を前にして殆ど誰もが感動する事もあると思う。
ある時、友人知人に"◯◯だよ"と言われて初めてその価値や素晴らしさを認識して感動する事もある。私お調子者の典型みたいですが…笑。
西のベランダから見える富士山
その風景や夜景が気に入って決めたお部屋。
ところが見慣れた風景はいつしかありふれた日常のひとコマに。ある時、友人のお母さまが

"富士山の全景が見える部屋はとても縁起が良いのよ?"

と教えてくださったの(風水や今も方違えをやってらっしゃる方)そう言われて以来感謝して眺める様になったの、現金な話ですが…笑。

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*冬は美しい姿を現し夏は殆ど見られない…尊い

自然現象や空の風景で一番好きなものは

光芒(天使の梯子)

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雨上がりの雲間等からサア〜ッと光の線が差す感じが何とも神々しく美しい。
人智を超えた自然の為せる業の前にひれ伏したくなる位綺麗。
光と影の画家レンブラントの名前をとってレンブラント光線とも言われている。
なかなか見られないので必ず写真を撮ってしまう…
ちなみにレンブラントは母と私が好きな画家でもある。
絵画は自然を題材にしようとも線を描いては消し又描き、様々な色を重ねて足したり引いたりして生み出す人間が創り出す芸術。
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15歳の時に恋に落ち見たくて見たくて仕方なかった絵画を大学生になって、ロンドンのナショナルギャラリーとパリのルーブル美術館で観た。
ふたつの『岩窟の聖母ダ ヴィンチは一生忘れない位感動した。
たっぷり30分以上はその絵画の前から動けなかった、涙溢れて… 

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*ルーブル美術館版、フリー画像お借りしました

この大好きな絵のポストカードを買って来て毎日眺めていたのにワンコに喰いちぎられた、ああ(涙)色々と評論家や専門家の論争のあるダ ヴィンチの描いた謎。
聖母マリア大天使ガブリエル(ウリエルと見る人も)の側にいる2人の幼子。
私は左がイエス右がヨハネだと思うのだけど…
一段高い所にいるしマリアが優しく手を添えていて優しい眼差しを注いでいるし…?
けれどナショナルギャラリー版を見ると話が違っで来るから興味深いんだよね、こちら⤵︎

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*ナショナルギャラリー版、フリー画像お借りしました

左の幼子が十字架の様な杖担いでいるし(これはヨハネでしょ)、天使は指差(祝福)しておらず、右の幼子の頭上に天使の輪っかが微かに見てとれる。
そこから右がイエス左がヨハネと考えられる。
色調暗くて聖母マリアの洋服のブルーが印象的。
こちらはダ ヴィンチの指揮の下、弟子が大部分を描いたとする専門家もいるが…
(ちなみに大学がミッション系なので新訳聖書を読んだり多少はキリスト教の知識がある)

ああ、興味深くて眠れなくなる…笑。

こんな大変な混沌とした世の中にあっても美しいものは変わらず感動するし心癒されるんだね…

梅雨時も良くない時も良い時も更に更に積んどく。

*雨風に気をつけてどうかご安全にお過ごしください
*読んでくださった方、いつもありがとうございます

🌻付記🌻
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