あき、ものとーんのせかいにひかりが…

心眼で見る。

時々、世界が周りが色を失ったかの様にモノトーンに見える(感じる)事がある。
酷く疲れていたり落ち込んでいたりすると。
今まで見えていた空の青さ、白い雲の流れる様子や枯れ葉が舞う遊歩道が一切の色を失ったかの様に。
そしてそんな数日、或いは数時間が過ぎると再び色が戻る。茶色やベージュの秋色のファッション、花が萎み少し荒れた花壇の土色や緑、どんより今にも降り出しそうな空のグレー…
実際はいつもと変わらずに見えている筈の世界が色を失ったり鮮明に見えたりする、不思議な感覚

＊ハロウィン仕様の花やかぼちゃはオレンジに

ここ数日、ワンコが体調不良で仕事以外はずっと側にいて様子を見たり看病していた。
と言ってもそうっと寄り添って寝かしつけたり休ませるくらいだが。
自分の痛みや苦しさなら耐えられるが、物言わぬワンコは私がどれだけ気付けるかにかかっているから。生まれつき内臓疾患があるので季節の変わり目は特に気をつけている。
漸く快復して抱っこして短いお散歩へと。

世界は世の中は、キミにはどんな風に見えるのかな…？

私が見せる世界がワンコの眼に映る全てだから、優しい温かい世界を見ていてくれたら？と願う。
もうシニア期に入りつつあるワンコ。
これ以上は成長しないと思っていたが、本当親バカで恥ずかしい限りだけれどね…？
今まで苦手だった鉄製の椅子にひとりで座れる様になった。嬉しくてつい顔見知りのカフェバーのスタッフさんに

"ひとりで座れる様になりました"

って言うと笑顔で

"凄いですね？お利口さんですね？"

って。些細な事にもそんな風に優しく返してくださり何だか嬉しくなった。

＊マンホール、側溝や鉄製の椅子が苦手🥹

人間もワンコもきっと幾つになっても成長し続けるんだね…？

私ももっともっと成長してお仕事もプライベートも充実させたいと思う。

雨の朝もどんよりした曇りの午後も嵐の夜も、一歩一歩大地の底を蹴って歩いて行こう、光ある方へと。

深まる秋も良くない時も良い時も更に更に積んどく。

＊皆さま、季節の変わり目ですのでどうかご安全にお過ごしください