2017年の、もろもろ(後編)

前編とは打って変わって今度は8月中旬以降のことですけど(だ・である調に飽きた)、その前にららちゃんについて簡単にまとめておきたい。

彼女はコウテカのメンバーでもあったが、実はコウテカ時代にはあまり彼女のことを知らず、初めて接触に行ったのも2016年の12月か2017年の1月のことでして、ちゃんと通うようになったのはO'CHAWANZ以降になります。はじめは独特な声の人という印象しかなかったですが、よくよく知ると気丈であり続けるようにセルフコントロールを絶やさない人なんだなあという印象に変わりました(ただそれはある種の鈍感さや冷たさとの間で相互作用的に形成されていったように映ります)。僕は、心の赴くままをそのまま発信するタイプの人(はやまった一般化かもしれませんが、何かしらの表現に携わる人には多い気がします)があまり好きではないので、そこで一手チェックが入っているような振る舞いをするららちゃんのそういった面は好ましく思っています。

れめるちゃんが辞めた後も、ららちゃんは一人でステージに立つと聞いて、最初の数回のライブについては正直情念のみで足を運んでました。そうしていたら、ららちゃんが9月3日「フュージョンしましょ!」にてSAKA-SAMAに期間限定で移籍して、O'CHAWANZは活動休止となりました。余談ですが、本当に最初期のららちゃんソロ時代の曲である「フランソワーズをとめないで」を サワソニで聞けたのが個人的には印象に残っております。

そして、グループの活動と並行する形で個人の活動としてyoutube上にwebラジオ「ラララ・エレガンシュタイム」を9月20日に開始。2017年時点で14回まで投稿されており、ほぼ週一回のペースで新しく追加される開かれたコンテンツとなっている(定期的にコンテンツ出すっていいですよね)。

伝え忘れていたが、彼女は絵の心得があり、10月にtrash-up!!が企画した展覧会、「アイドルと芸術」にも作品を展示していた。この試み自体の評価は僕はわからないけど、興味深くはありました。

そこから年末までは基本的にSAKA-SAMAとしての活動がメインになります(SAKA-SAMAそのものの話はまた別の機会にしたいと思います)。そんななか、SAKA-SAMAにおいてららちゃんメイン曲である「わんわん」が10月21日に披露。ゼロ年代電波ソング感あって良かったです。

そんなこんなで、11月18日に固まらなさ過ぎていまだに全貌がよくわからないプロジェクトである「WestSidePrintClub」が始動。メンバーもららちゃん以外は流動的らしく(といっても最初の一回を除いては現時点でいちこさんという方との二人組の形式でやっている)、ラジオスポンサーのWestSidePrintClubと関係があるという設定らしいがそもそもWestSidePrintClubとSecondFactoryのWeb販売における特定商取引法上の代表者が共通していたりするので、相当近しい関係にあるんじゃないかと思ってます。

そうして年の瀬にはラジオの公開収録も行い、12月24日にSAKA-SAMAを任期満了で卒業しました。なんだかんだいって2017年の後半に一番観たグループになったので、それはそれで一抹の寂しさを覚えました。

現在は、ラジオと並行してWestSidePrintClubの活動をしていくみたいです。なんて話を書いているときにららちゃんから今年の振り返りのラジオが届きましたので、こんな文章よりもそっちを聞いたほうが良いかもしれません。

本年もこれでお終いですが、途中から振り返りというよりただのクロノロジーと化したこの文章をここまで読んでくれる方に「物好き」の一言を差し上げたいです。

ありがとうございます。

以上。こぼれ話篇へ続く(のか?)

2018年6月5日追記
O'CHAWANZ、WSPC、全曲記録(2017年分、覚えている限り)

SESIMON DIAZ関連
・GOING MY WAY
・パンチマン
・Question?

SAKA-SAMA関連(OCHA-SAMAとしてライブしたときの考慮)
・わんわん
・ピコピコハンマー

UNLUCKYカバー
・yeah yeah yeah!
・オツカレサマ
・moumou子守歌

MIKA-RIKAカバー
・FUNKY OL
・下っ端
・自宅待機
・ホシノフルマチ
・胸がジンジンgene
・クリスマスラップ2018

その他カバー
・genius of love
・恋愛サーキュレーション
・恋するスポーツ
・ストロベリーチップス
・夢で逢えたら(のんのんれめるソロ)
・いぬねこ。青春真っ盛り(のんのんれめるソロ)

tapestok関連
・フランソワーズをとめないで
・Unchanging end Roll

O'CHAWANZオリジナル
・ドンギバ!
・おちゃFUNK(2018年のとはバージョン違い)
・CLOW LIFE

WSPCオリジナル
・WSPC

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?