日向ひまり

1999生まれ会社員「豊かに生きる」を考えたい人。写真と散文

日向ひまり

1999生まれ会社員「豊かに生きる」を考えたい人。写真と散文

最近の記事

考えたことメモ-人の縁、母のヤクルト、詩的な表現、光る本と出会いたい-

・人の縁 魅力的な人に囲まれて生きるには。 人の縁は、その人自身の魅力と、相手の魅力を引き出す力なのかもしれない。人の縁に恵まれる、とはいうものの私はそれを運だとは思わない。魅力的な人に出会うために選択するか、その選択ができるように努力するか、にかかっていると思ってきた。けれど、それだけではなくて、当たり前で忘れそうになることだけど、自分自身が魅力的だと思われるように生きることも大切だし、相手の魅力をどこまで引き出せるのか、が大事なのかもしれない。相手が魅力的でないのが悪い

    • しっかりしてたくないのに、しっかりしてると言われる

      昔から、よくしっかりしてるね、と言われる。 幼い頃から「なんや賢そうな顔した子やね〜」と言われたり(うろ覚えながらよく言われたように思う)、長女っぽいと言われたり、真面目そうと言われたり、ひまりに任せておけば大丈夫と言われたり。成績も悪くなかったこともあってかイメージのせいか、やりたいと言った覚えもないのに学級委員長にさせられたりなんてこともあった。 そんな私自身はイメージとは裏腹に、まあまあな面倒くさがりの怠け者である。自分の中でスイッチが入らなければ何一つやる気が起き

      • いかれた慕情を抱えて、眠れないどこかの誰かへ

        4時40分、明け方。 寝付けなくて、本を読んでいたらこんな時間になってしまった。空は白んできているのだろうけど、空が白んできているという事実を受け入れたくはないし、真正面にマンションが立っているこの部屋から、空が白んできているのを確認できない可能性があることはもっと嫌だと思うから、カーテンは開けないでおく。 日光が入らないこの部屋に住まわされてからというもの、窓から空が見えないことそれ自体に気が付くことも、少しずつ心をすり減らしていっている気がする。 そんなに嫌なら引っ越せ

        • 恋と友情 エッセイにもならない散文

          彼女がいると思っていた友人が、私の撮った写真を見て「それマッチングアプリの写真にしようかな」と言ったのを聞いて、あれ彼女と別れたのかな、と思う。 思うけれども聞けるほどではなくてやめる。 彼氏がいないと思っていた友人が、社会人から実家を出て一人暮らしをしていると思っていたのに、「〇〇はずっと一人暮らしじゃないもんなあ」と言われているのを聞いて、あれ同棲している彼氏でも居るということ?と思う。 思うけれども聞けるほどではなくてやめる。 あの頃は聞けていたかもしれないけれど、

          「読書」が好き。同じかそれ以上に「本」そのものが好き。

          本を読むことが好きだと思っていたのだけれど 最近、「本」そのものが好きなんだと気がついた。 小さい頃は図書館に通い詰めて 海外の作家さんが書いた分厚くて、表紙ががっしりして、ゴツゴツしたものを わざわざ持ち歩いて机にドン、と置いて読むのが好きだったし 学生の間は安い文庫なら買うかという感じだったのが、今はできるだけ単行本で買いたいし 本を読む前に一旦カバーを外して 中の本の色味を確認して、表紙を撫でてから読み始めたいし (これは又吉先生が言っていたのでやり始めたら習慣に

          「読書」が好き。同じかそれ以上に「本」そのものが好き。

          世の中各位すみません、急かさないでもらっていいですか。

          世の中とか、周りの人たちとか、なによりそんな中で生きる自分自身が、 私のことを急かしすぎている、と思う。 社会に出てから2年半が経って、この頃わたしはよく悩む。 この頃というより、社会に出てからというもの、同じようなことでぐるぐるとよく悩む。 このままこの仕事を続けていていいのだろうか、とか このままなんとなく過ごしていていいのだろうか、とか このままこの人の多い都市に住んでいていいのだろうか、とか。 仕事も、恋愛も、住む場所も、 どこで、誰と、なにをするも、全てが定まら

          世の中各位すみません、急かさないでもらっていいですか。