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えりぞvs借金玉裁判⑫幻の反訴状

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いつものように、次回公開の前に無料になります。今回⑪と⑫はセット的なものになります。⑪が10月18日期日調書、⑫が幻のボツになった反訴状と10月25日書面です。(25日書面はまだ出てませんがあとでこの記事に追記します)

※~は俺の解説です。カットやざっくりまとめたりしてますが、他は基本的に文がおかしかったりしても原文ままです。

反訴状 10月18日

損害賠償請求反訴事件
被告は原告に対し630万円支払え

証拠説明書

乙4~乙178 ツイート類
乙179 歯科クリニック診断書(前出た名前ないやつ
乙180 事務所共同使用者への立ち退き見舞金お詫び金80万円領収書

請求の原因

原告は借金玉のペンネームを用いて2016年ごろからブログTwitterなどインターネット上の発信を行なっているが、当初より現在に至るまでいわれのない誹謗中傷を受けている。

誹謗中傷は2017年時点で非常に激しかったが、当時は侮辱罪の厳罰化以前だったのでさほど抑止力となり得ず、発信者情報開示請求などの法的措置も、それに要する金銭を準備できないという経済的問題から不可能であった。

こうした中、原告は借金玉に対する誹謗中傷への対応策を弁護士に相談したところ、「仮に発信者情報開示請求を行ったとしても実際には開示されない可能性が高いため現実的ではない」との回答があり、「こうした状況下で抑止するために有効な手法の一つとして、多少の損害賠償を支払うつもりがあるなら個人情報を取得してインターネットで公開する選択肢がある」との教示を受けた。

※これまでさんざん弁護士の名前とか出てたのに弁護士の名前が消えましたね。”作戦”でしょうか。裁判においては事実を”立証”するのが被告原告で、裁判所はそれを”認定”します。この場合、相談したという事実を立証して認定してもらうためには、その時のやりとり(メール等)や領収書等を提出する必要があるでしょうね。それがない主張は基本的に「縷々主張するが理由がない(ウダウダ言ってるけど立証できてない)」でバッサリ切られます。

このため原告は次のようなツイートをした。

原告は当時多大なる精神的苦痛により自殺を検討するほどに至っていたが、個人情報をインターネットに放つことについては慎重に判断しなければならないと考えていた。


そしてこのツイートは一般論やそれについて検討していると述べただけであり、被告に向けて言ったものではなかった。

※色々考えています、のことかな?

しかし被告はこれを受けて次のツイートをした。

このツイートを見るとあたかも原告が個人的見解として興信所を利用して入手した情報を公開すると明言しているかのようであるが、元ツイートは一般論を述べただけであり、それを曲解し、あたかも原告が反社会的な行為をおこなっているかのようなツイートをした。

※あたかも好きじゃん

被告による投稿はアカウント名ピンフスキー@hideyosinoによってリツイートされた。これに対し原告は、このリツイートをスクショで引用し、次のように反論した。

※たしかにピンフスキーさんがリツイートとあります。インターネットの悪魔ピンフスキーが暗躍していたことは証拠からも確かなようです。

この顧問氏ツイートは被告による風説の流布を阻止すべく行ったものである。これは発信者情報開示請求を示唆するものではなく、その可能性についてやりとりしたに過ぎない。

にもかかわらず被告は発信者情報開示請求を示唆されたなどと虚偽の主張をして、債務不存在確認訴訟を提起したのである。

※2枚目(えりぞツイート)って名指ししとるやん?

被告は、原告が発信者情報開示を示唆し、自力救済を公言したため、それに対して意見論評をしているだけだと言い、公正な論評の法理を抗弁として主張したいようである。

本件についてみると、被告による原告に対する数々のツイートは、この具体的行為や自力救済を批判するのでなく、原告の人格を否定する多数の侮蔑的ツイートと共に行われている。

※本件とは、ヤクザじみてるツイートではなくて、この幻の反訴状でつらつらと訴えようとした幻の請求原因(民事訴訟の理由)全体のことです。あとに出てくる「理由」のところを参照してください。

このことから、被告は前提ツイートに関する論評をしているのではなく、目的は原告の誹謗中傷であり、公益目的を認める余地はない。被告による原告と「気軽に口喧嘩してた」という部分から明らかな通り、被告は原告を批判して遊んでいたのであり、自力救済に関する批判に名を借りて公益目的があったと主張しているに過ぎない。

※ヤクザじみてると意見論評をしたあと、訴訟にまでなって口喧嘩の様相を呈していたことが事実だとして、”ヤクザじみてる”が意見論評であるかどうかは、”ヤクザじみてる”とツイートした瞬間をもって判断されるべきです。そうでないと言うならば、たとえば「ヤクザじみてるからはじまる一連の工作計画書」みたいな、”ヤクザじみてるツイート”が全体の一部であったことを立証する必要があるでしょうね。

また、そもそも原告は被告に対して開示請求を示唆したこともないし、インターネットに放つとの発言をした事実もない。仮に被告がそう信じたとしても、そう信じる理由が見当たらない。

さらに被告の言動は現在に至るまで続き、取引先に連絡して原告との取引を萎縮させるような言動を繰り返し、原告事務所に乗り込むことを示唆したり、自力救済とは関係ない多数の侮蔑的表現と共に行われ、原告は甚大な被害を被っている。よって意見論評を逸脱していないと認めることは不可能である。よって論評だという抗弁が認められないことは明らかである。なお、投稿期間や投稿数、投稿内容から言って、反論で防衛できる次元や受忍限度も遥かに超えている。

なお、乙4号から乙178号までが被告の不法行為ツイートであるが、なかには原告の名前がないものもある。しかし被告はbioに原告と裁判中と記しているのであるから、見たものは借金玉のことだと一見して分かるものであった。よってこれらは全て借金玉に対する投稿である


不法ツイート(と主張する)理由一覧

※以下は全ツイート分の理由を抜き出して重複を整理して羅列したものです。例外は多分見落としがなければないはずですが、
「このツイートは原告の名誉を毀損するものである
「このツイートは原告の人格を否定するものである」
「このツイートは原告の作家としての人格を否定するものである」
のどれかが以下の理由に続きます。
原文を見たい人は自分で見てください。原文のまま出すのはクオリティ観点から却下しました。

※BLEACHカラー版は斬魄刀が色鮮やかなのでおすすめです。
完全詠唱の黒棺だ!!時空が歪むほどの重力の奔流だ!!君ごときでは理解する事すらできまい!!

ヤクザじみてる、自力救済する人間、個人情報をネットに放つ、批判を誹謗中傷だと言い張る人、志学社に電話した、志学社に脅してる、志学社とズブズブ、嘘つき、個人情報ばら撒きやるっていってないのにやるって言った、信者集めてビジネスをしてる、脅しでムーヴメントを起こした、すごめば相手が引くとか面倒だと思われてる、貧しい人間関係しか作れない、恥ずべき人物で恥も理解できない、障害を理由に逃げる、発達障害の偏見を助長する、相手の親を貶める人間だ、発達障害の代表ヅラする害悪、会話のルールを理解できないアホ、謝罪や説明をしない人物だ、被告の妻や子供に危害をし加える姿勢を示している人物だ、批判されたらその口を塞ぐ人物だ、本や講演を批判されると個人情報を悪用する人物だ、常識を学ばないまま大人になった、ヤクザと親和性がある、発する言葉は汚らわしいという人格否定、責任を取らないし意地もないにも関わらずそれがあるように他者を騙してきた、詩や小説で評価されたいのに自己啓発書しか書けない作家、自分に都合がいい時だけ社会正義と障害者のためにを掲げる、狂人コンテスト優勝候補、品性がない、他人には盗作とか剽窃と騒ぐが自らもそうである、他人の考えたフレーズをパクってる、恥の概念が他人と大きく違う、言論の自由を訴訟をちらつかせて威嚇し脅かす人間、作家じゃない、柔道経験者で何をされるかわからない粗暴な人間、サラリーマン経営料理文筆どれも素人芸、脅迫罪を犯してるから償え、自分は借金玉じゃないかも知れないと悪あがきをした、都合が悪くなると自分の名前を隠す恥ずべき人物、訴訟の先延ばしをして逃げてるだけ、名前を隠して顔出ししないのは裁判から逃げるため、公認会計士やサラリーマンは脅すが弁護士や出版関係者は脅さない卑怯者、薬を飲まなければならないほど頭がおかしい、正々堂々と戦わずに脅しで解決する人間、恫喝や脅迫をする人、裁判を脅しに利用している、裁判で嘲笑されるような自傷行為をしてる、発達障害以外の精神病を疑う、意味不明な文章を渡してくる、発達障害狂人バトルをしてる、それをみたら家族や友人や取引先でも付き合いをやめる酷い書面を訴訟で提出した、 発達障害を金銭目的で利用してる、法律に詳しい口振りだが反論もせずフォントを変えるだけ、楽しそうな人生で羨ましい、書いた資料について親御さんに相談した?、自分が借金玉かわからないなどと意味不明な主張で不合理に訴訟遅延をしている、しかしよくこんなの書けるなあ恥ずかしくないのかな、フォントいじり太郎、同じレベルの低い人間を相手して商売を行っている、自分の書いたことに責任を取らない、借金玉という名前は安い、腹が立ったら相手の個人情報を収集する、友人と仲違いばかりしてる、訴訟を起こすと脅迫してそれが通じないとたくさん訴訟を起こすと脅迫する、障害者の代表ヅラして障害者を搾取してる、借金玉の主張はカッコ悪い、障害を言い訳に逃げ回っている、文章で生きていくなどと言っておきながら都合が悪くなるとサラリーマンとして生きる道が断たれるなどと支離滅裂な主張をする、恥を知れ、つまんねえ人間、人は離れて行く、言ってることとやってることが全然違う、泣き言を書いて小銭を取ろうとする作家、そんなに小銭を拾いたいなら自販機の下でものぞいて回れ、クズ、恫喝と泣き言を繰り返して人を振り回す人生、どんな気分だ?、振り回されてくれる人しか残らないことに気づく日がくるといいな、障害者雇用で働いてる人をターゲットにしている、喧嘩訴訟で全員障害者であるにも関わらず自分だけが障害者差別されてると泣き言を吐く人間、障害者同士でトラブルを繰り返す恥ずべき人間、クローズド就労について経験もないのに語ったり本を書いてる、障害者雇用の人を訴えると大騒ぎしてたのに障害者は名前がバレると一大事!人権侵害!と支離滅裂、マジで最悪、障害者である借金玉を訴えるのは障害者差別であり不当であるが借金玉が障害者を訴えるのは差別ではなく正しい何が正しいか不当かは借金玉が決める、障害のある粗暴な格闘技経験者、甲高い声で意味不明なことを捲し立てている、意味なく亡くなった人の名前を連呼している、矜持やプライドがない、生まれつき脳みそに問題があるから脳に効く薬を飲むべき、提出した書面は社会人なら一年程度でクビになるほど酷い、36歳なんだから自分の文章を見直せ、本の内容ではなく売上部数、編集すごい、出版社すごいと読者は興味がないことを自慢してる、喧嘩を売った相手が売れたらダンマリ、出来もしないことをやっているふうに嘘をつく、死ぬほどダサい、嘘つきの偽物、障害者年金で生活するか弟にお金を借りて生活すべき、被告に対して起こす訴訟は不当、紛議調停は正当な理由がなくて無駄手間をかけさせることを目的にしている、自分自身で裁判を不利にしている、監修という言葉の意味も理解できない、わけわからんことを言ってる、司法や医療では治療できない卑怯者、謎のイチャモンボーイ、頭のおかしさの度合いが半端ではない、バリバリ精神障害の僕が何故かクビにならずにすんでいる、すごいサボり術

※だいたいこれが反訴状の8割以上だった。この形で整理してまとめるのが一番おもしろいと思いました。ちなみにこれらは、あくまで反訴原告の主張するところの丸写しであり、たとえば一例をあげますと、以下のツリーになってるツイート2つが乙号証2つ(別々の証拠)で「得た個人情報を不法にばらまく人間だと名誉毀損されてる」だったかな?えりぞさんのツイートであれがこれかな?とか暇な人は考えてみてもいいかもしれません。

いくつかはいちおうそれ単体で見れば目があるかもってツイートもありますが、総合的な言い争いとして考えたりこれまで裁判でだしてきた書面とかでいうと無理筋かなあとか。ま、そのへんは実際に別訴が立ち上がって主張を尽くしたあとで裁判官が判断することですが。

※これは全部採用されてたかな?

※一例を挙げて幻の反訴状に仮想反論しましょう。

反訴原告は自営業者であると自著でも語っており、クビになる被雇用者、いわゆるサラリーマンではない。さらに言えば、反訴原告はサラリーマンが無理だったことを自著で語っており、「何故かクビにならず」も当てはまらない。本投稿は反訴被告が自分のことを指して「クビにならないようサボり術を使っているようなものだ」と自嘲したものであって、反訴原告と無関係のツイートである。タイトルを似せて発言したのは単に構成を真似たからであるが、反訴原告はそれをもって自分のことを言われたかのように錯覚したようである。反訴原告は自営業者で作家である自分が何をサボって何をクビになると思ったのか。冷静に本投稿を読めばこれが反訴原告を揶揄してないことは論をまたない。

こんなの全部について書くことができるけど、書くなら大変な仕事だよこれはw

他の理由

また、被告は取引先に脅迫や恫喝やヤクザ紛いだとか連絡して取引を中止をさせた。取引先ではない志学社と被告は訴訟になっているなど、潜在的な取引先も潰した。

また、日本刀や拳銃の購入を検討するなどのツイートは被告による原告への実力行使の可能性を示唆しているといえる。そのことに恐怖を感じた原告は、2022年6月共同事務所利用者を守るため事務所を一時閉鎖し、生活の本拠地を変えて現在に至るまで別宅に避難している。

また、被告のツイートはピンフスキーRTによって大量に拡散されている。被告のフォロワーは7000人以上に上り、bioに裁判の詳細を嬉々として書いている。このせいで原告をこれら被告の虚偽の主張を信じた者たちによる誹謗中傷に晒されている。

これら全てのストレスのせいで原告は緊急性高血圧症や唾液腺炎を発症した。心的苦痛はものすごい。よって500万円払え

※計算式とかはなくて、ただ500万って書いてあってびっくりした。取引先との契約書とか、前の本の売上に関する資料とか出ないんだなって

これによる弁護士費用50万円払え

事務所立ち退きで見舞金と迷惑料で80万円を共同事務所使用者に払ったからお前が払え

※証拠として80万円の領収書が1枚提出されてたけど、因果関係証明しなきゃね。爆破予告があったとか、80万円の根拠とかさ

以上合計630万円払え

※すごいどうでもいいんだけど、乙21と22同じツイートを証拠として提出してたよ

解説と今後の予定

はじめに言いましたが25日に書面が提出されるそうですんで、それはこの記事に追記します。

この幻となった反訴状は勝ち目があるのか。

えーと、まず日本刀と事務所をつなげて、立ち退き料80万を払えってのは無理やと思います。あまりにも因果関係が立証できてない。

ツイートのほうはそうですねえ、「bioに裁判やってるって書いてるからこれらの悪口は全て借金玉あて」理論が通って、「被告の反論(これまでの裁判の書面とか普段の過去ツイート引用」が採用されず、「ほとんど無意味なものも含まれる数撃ちゃ作戦を訴訟の濫用とみなされなかった」場合は勝てるんじゃないでしょうか。「これ絶対ムリだよ」みたいなのもてんこ盛りなんだけど、ていうか志学社えりぞ訴訟と同じで9割が無駄撃ちに見えるけど、こういう数撃ちゃ当たるやろ作戦、腰が入ってないなあと思いました。

どうせやるなら目があるところにだけ絞ってガツンと殴りつけるほうが勝ち目があると思うんだけどなあ。裁判官だって人間だよ、こんなの読まされたらしんどくなるよ。(※なりました)

補足解説(10/23追記)

まず、反訴状内で本訴被告反訴原告は自分が「借金玉」であることを認めています。というわけでこの点については認否の必要がなくなったわけです。

被告は反訴状を98%取り下げることになってるけど、裁判官は取り下げろとかはいいませんよ。裁判官は「指示」をしないんです。「結果」を教えることはあります。この場合「98%を取り下げないなら却下しますよ。そうなりたくないなら来週までになら取り下げは可能です」とかかな。

取り下げの締切がこの書面が提出された10月18日から一週間しかない(25日)というのも裁判所の対応として異例で、「締切として設定できる下限」ですね。これまでの書面(時機に遅れた攻撃防御で却下の予告)とかもあわせて考えると、裁判官は相当怒って(呆れて)ます。

同日に提訴されたという法人格としての別訴ってのもすごい楽しみですよね。だって、えりぞさんはあくまで借金玉氏と喧嘩してたわけで、それに対して法人格で訴訟するっていうなら、えりぞさんが法人に損害を与えた直接的な因果関係の立証が必要なわけですよ?

個人的には、ずっと債務不存在虚無タックルと言ってたように、「そのツイートでは訴えるつもりはない、これは虚無訴訟だ」で終わるような案件にここまで踊り続ける対応も謎でしたが、更に名誉毀損で550万+立ち退き見舞い料お前が払え80万+別訴法人2200万(?)ですからね。

参考までに、名誉毀損というのは伊藤詩織さんと杉田水脈さんの今回いいね罪訴訟が55万円でしたね。いいねが名誉毀損となるかどうか、という争点を除けば、「枕営業だの売春婦だのとの虚偽の誹謗中傷」で55万円です。

名誉毀損の判例で最高額が、出版社(雑誌)が相撲取りを記事で八百長呼びしたこと(プロへの仕事に対する誹謗中傷)で4400万(高裁)だったかな、と思います。

2200万円ってまさかこの最高額4400万円の半分じゃないよね!?

「個人が名誉毀損を行った」場合は基本50万~100万(ここまで悪質でも)、「メディアが大々的に名誉毀損を行った」場合は週刊現代の合計4400万円が最高額、って感じですね。

高額になるのは「法人(メディア)が大々的に行った」場合で、「法人が誹謗中傷された」場合はちょっと知らないんですが・・・

もし本件が認められたら判例百選とかにのる画期的な判例となることでしょうね。法人からの別訴とやらも興味深いところです。

ここから11月7日追記


訴訟方針に関する報告書 10月21日

被告は、原告が被告への本訴を、そして被告が原告への反訴を全て取り下げて、法人別訴で争うのが合理的だと思う。

原告は被告に対して投稿1(ヤクザじみてる)のようなツイートを繰り返し行っており、それは反訴状にも書いた通りである。原告がヤクザじみてると他のツイートに関連性がないと主張するのであれば下記対応で進めるべきだが、関連性があると認めるなら、別訴でまとめてやるべきである。

現在法人より別訴を提起しており、そこで問題となっているツイート群は反訴状と同じものであるし、ヤクザじみてるも当然含んでいる。

よって、別訴の争点は反訴と同じものになる。なので、別訴でやれば訴訟は一回で済む。

一方、ヤクザじみてるだけを反訴で争うと、他のツイートはヤクザじみてるの判決は及ばないので、一度で争えない。さらに個人からも別訴を起こすと、ヤクザじみてる以外のツイートが不法行為であると主張するにあたってヤクザじみてるも前提事実として問題にせざるを得ない。

さらに、法人別訴はヤクザじみてるの判決は影響しない。

このように、法人別訴一本でやらないなら全体が複雑化したり別訴と反訴で矛盾した判決が出る可能性があるし、訴訟経済を害する可能性がある。

よって、原告は本訴を取り下げて、別訴で全部やるのが合理的で望ましいといえる。

被告の希望は以上であるが、原告が本訴をどうしても継続してやりたいというなら、反訴の98パーをやむをえず取り下げ、別訴でやろうと考えている。
やらないって心配してるなら、被告は原告が本訴を取り下げてくれたら10日以内に個人別訴をやります。やってみせます。だから原告さんは取り下げるって連絡くれたら嬉しいな。取り下げてね。被告より。

10月24日原告書面


「理由がない。断る」

原告訴えの一部取り下げ書10月25日

※反訴なので原告=借金玉です

頭書事件につき、反訴原告は、下記の通り訴えの一部を取り下げ、これに伴い、請求の趣旨及び請求の原因等について一部訂正する

1 訴えの一部取り下げについて
反訴原告は、反訴状 第二 請求の原因 の 2 反訴被告の反訴原告に対する不法行為のうち、1 名誉毀損及び侮辱として記載している投稿1ヤクザじみてるを原因とする損害賠償請求以外の請求について、訴えを取り下げる

2 請求の趣旨等の訂正
訴えの一部取り下げに伴い、反訴状の訴額に630万円とあるのを100万円と訂正する

以上

黒棺は詠唱破棄して、1ツイート「ヤクザじみてる」だけのツイートで争うそうです


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