BONDプロジェクト令和4年度②

ひ「どうも、認知プロファイリング探偵暇空茜です」

な「助手のなる子です」

な「はい、また②が出てきました。ええ。わかってましたよ。前①ついてなかったけど、お金の話とかノータッチでしたもんね。予想してましたよ。下っ腹に力ですか?」

ひ「なるくん、今日は深呼吸してみて」

な「えっ?すぅ・・・はぁ・・・はい?」

ひ「今日はかなり危ないラインに行くから、深呼吸で心拍数を抑えていくんだ」

な「いつもより怖い(泣)」

ひ「というわけで、助手の予想通り今日はBONDプロジェクト令和4年度②ということで、お金の流れを見ていきたいと思います。まずは事業計画書にある予算計画を見てみましょう。これは令和3年の2600万から4600万に増えたので、令和3年と比較して出していきましょうね」

な「あーなんかあるんですね、わかってますよ」

ひ「まずは令和3年度の賃借料から。あ、なるくん、資料的に左には令和3年度、右には令和4年を置いていこうか。で、表示するときは中央に出すって感じでよろしく。今日は資料が多いよ」

な「はい」

ひ「これが令和3年ね。拠点1は賃料なしって言ってるね」

令和3年
令和3年

令和3年は戸建てのシェルターが3つあって、おそらく2個めが拠点1、3個めが拠点2だろうね。で、ボンドのイエと拠点1は無料で、拠点2の賃料が24万円らしい」

な「シェアハウスの戸建てで賃借料月24万円ってけっこうごっつい家ですね?普通は都心部には借りないでしょうし。でも戸建てで月24万円って・・・?」

ひ「で、令和4年を見てみようか。はいっ

令和4年

な「ぴゃ!?すぅ・・・はぁ・・・」

ひ「いいよ、その調子。深呼吸してこ。急に増えたよね。施設の一覧もみてみようか

R4
R4

戸建てシェルター2つ、ステップハウス(1人暮らし)2つ、戸建てシェアハウスで5軒だね。そして家賃が上から順に月額で
無料
24万円
5.8万円
7万円
32.3万円
5万円
となってるね。

令和3年の戸建て施設が24万円だったこと、この費用の一番上に戸建てがあること、賃借料の一番上が24万円であること。以上から、賃借料とこの施設の順番は同一と考えるのが自然だ。そうするとこうなる

拠点① 無料 シェルター1 戸建て
拠点② 24万円 シェルター2 戸建て
拠点③ 5.8万円 ステップハウスマンション1人暮らし
拠点④ 7万円 ステップハウスマンション1人暮らし
拠点⑤ 32.3万円 シェアハウス戸建て
拠点⑥ 5万円 一時保護スペース 戸建て

な「家賃月24万円と32万円のシェルター!?!?!?嘘でしょ!?!?すぅ・・・はぁ・・・」

ひ「こうなるよね?わけがわからないよ。月24万と32万円の戸建てなんて要るう?この活動履歴で。32万の増やす必要あるう?」

な「検証してくださいよ、はやくして役目でしょ」

ひ「無料のシェルターと24万の戸建ては令和3年からあるやつだからここでは流そう」

ひ「一人暮らしマンションの5.8万円と7万円はワンルームの普通の値段だね。でもさあ、家賃6万と7万を公金から出してもらってワンルームで一人暮らしできるなんて、BONDプロジェクトの女の子は優遇されてない?Colaboだとシェアハウスでしかも3万円~家賃取られるんでしょ?」

な「BONDプロジェクトはすごくお金(公金)あるからじゃないですか?」

ひ「不公平だなって思っただけ」

な「Colaboの女の子と?」

ひ「いや、被害女性ですって申告した子だけが7万円のワンルームをタダで使える状況が。こんな事業は不公平だと思う。本当に困難を抱えてる子なら、警察とかにつないでその困難を解決するべきだよ。一部の子にだけこんな支援が与えられるものは、公金で行うべきではない。自腹や寄付金でやるなら勝手にすればって思うけどね」

な「正論ハラスメント!」

ひ「で、家賃323100円の戸建てシェアハウス。なにこれ?」

な「わ、わかんないっピ。知りたくないっピ」

ひ「まあこれは、事業計画だけでは見えてこないから実施報告書のときにでもやろうか。あとは、本当に令和3年の月24万から大幅に増額するべきだったのか、事業計画と実施報告から見ていこう」

R3

ひ「こちらが令和3年のBONDプロジェクトの実績保護人数。一番多いときで短期5人、長期7人で、通期で短期13人長期11人らしい。これも四半期の値なので、本当に瞬間最大値かはわからないけど

で、こちらが令和4年の第1四半期と第2四半期の実績だ」

ひ「いいかい?まず長期が二週間以上だから短期というと二週間未満、それこそ1日でもいいわけだ。そして、そもそも、予算計画をみてくれ。四半期で5人、通期で20人。前年度実績値の1.5倍しか想定してないんだ。なのに予算の賃借物件は、何故か月額24万円だった賃借料は74万円、なんと3倍以上になるんだ」

な「すぅ・・・はぁ・・・」

ひ「次は人件費を見てみようか」

R3

これが令和3年度の人件費だ」

な「18万円から3万円のパートの人までいるんですね。全部で7人いるみたいです」

ひ「で、これが令和4年度の人件費だ」

R4

な「ハイィ!?総額で2.4倍の全員17万円にぃ!?」

ひ「どうどう、おちついて」

な「すぅ・・・はぁ・・・」

ひ「あとこの宿直スタッフおぼえてる?」

R3
R3

な「家に返って寝てるだけで、家にいる時間に給料つくやつですよね?」

ひ「令和4年はこう

R4

な「え?ええ?ええええ?」

ひ「宿直スタッフ費用、9時間×8回×12ヶ月で1300円の12ヶ月で118万ください。そのスタッフの交通費として、1回1500円×2箇所×365回で110万ください。そう書いてあるね」

ひ「まあ多分令和3年度のコピペして修正し忘れてるんだろうけどね、1箇所に減ったのに2箇所ってなってるし」

な「これ4600万円の公金受託事業の事業計画書でしたっけ?」

ひ「そうだよ?」

な「すぅ・・・・・・はぁ・・・・・・」

R4

ひ「あとはなんか謝金(人件費)と旅費(交通費)をバラバラに出してくる。種類でソートするくらいやれよって思うけどまあ高望みってやつかな?上から見ていくと、まず事務スタッフが月8回なのに16回請求してるね、ここはミスなんだろうけど、これくらい可愛く見えるね」

ひ「その他同行手当5000円とか交通費3000円ってどこまでいくんだろうね?東京から奥多摩まで2時間電車に乗っても1100円なんだけど???」

な「やりたい放題に見えますね」

サポートメンバースキルアップ研修に4人でいくのに今度は交通費は3人分なのは、まあ現地に住んでるメンバーがいるってことだろうね」

R4

ひ「次食費。これはR3とほぼかわんないね。ステップハウスに6万円支援するってのが増えたくらい。保護した女性の想定が年間で5人しかいなくて、365日一年中保護してる想定なのがわけがわからないけどね」

な「支援費が2600万から4600万に増えても一食は500円から増えないんですね・・・」

で光熱費。5万円の12ヶ月が3箇所と、15000円の12ヶ月が2箇所あるね。9ヶ月の施設はあとから登場するからここでは除外すると、

拠点① 無料 シェルター1 戸建て
拠点② 24万円 シェルター2 戸建て
拠点③ 5.8万円 ステップハウスマンション1人暮らし
拠点④ 7万円 ステップハウスマンション1人暮らし
拠点⑤ 32.3万円 シェアハウス戸建て
拠点⑥ 5万円 一時保護スペース 戸建て

この6軒の光熱費が、3件は月5万で2件は月1.5万で残り1件は光熱費無料になってる???ということになるのか?多分一人暮らしのマンションが水道光熱費月1.5万ということなんだろう。月5万の水道光熱費ってどんだけ使ってるんだろう?こんなに光熱費使うなら年間の食費が5人分しか計上されてないのと矛盾するよね?わけがわからないよ」

な「矛盾追及ハラスメントですよ?もうそれくらいは考えてたらキリがないですし」

ひ「それはそうかも」

ひ「ここからは令和3年にはなかった要素になるから令和4年だけで見ていくね。まず、就労支援喫茶スペースってのが登場する」

ひ「この情報から読み解くと、家賃は何故か9ヶ月分だね。つまり、さっきの水道光熱費で5万円9ヶ月だった物件はこの喫茶スペースということになる。しかしこっちでも喫茶スペースの光熱費が5万円申請されている。謎の9ヶ月の施設が他にあるんじゃなければ、二重申請してるんじゃないかな」

な「それくらい・・・多めに・・・見ま・・・すぅ・・・・・・無理です!!!ゆりこお金かえして!!こんなので4600万円配るなら僕にもくれ!!!この書類もっと精巧に2時間で作るから!!!!」

ひ「で、これを見ると、なぜか借り主のBONDプロジェクトが修繕費に250万円も払って喫茶スペースを借りたらしい」

な「ワァ!Colaboのシェルターでもやったやつだ!」

ひ「保証金180万円も公金からでるらしい」

な「・・・・・・・・えっ?まってください保証金って何もなければかえってくるお金ですよね?そんなお金がどうして公金から?」

ひ「知らない。で、これ8ヶ月運営する予定だから、普通に考えると8月から3月までやるのかな?ニュースを検索しても全く出てこないからやってなさそうなんだけど・・・」

な「ははは、まさか。やってますよ、きっと。はははは」

ひ「BONDプロジェクトで検索したら2022年9月のこのAERAの記事が出てきた」

な「ほら!ありましたね!」

都内で運営する2軒のシェルターでは一時的な保護をしている。生活を立て直す時期の少女のためにマンションを借りて提供する。

ひ「なんかね、シェルター2個とマンションの話しかでてこないんだ・・・32万円のシェアハウスはいったい・・・・・・それに就労支援喫茶の話もでてこない・・・計画では9月には絶対始まってるはずなのに・・・・・・」

な「・・・・・・・・・これは見なかったことにしましょう」

ひ「わかんないねえ」

な「僕らはAERAなんて見てませんよ。忘れましょう」

ひ「次は2泊3日のスキルアップ合宿。51,700円のレンタカーも借りるよ」

な「へえ、なんでしょうねスキルアップ合宿って?」

ひ「キャンプ」

な「ハァ?」

ひ「キャンプ。あと、キャンプで使うランタンとか洗面グッズ、薪代も公金から出してね」

な「ハァァァ?」

ひ「それとスキルアップキャンプに一緒に行くスタッフ2名に日当つけてね。1回1人3万円で2人、キャンプに2回いくから12万、公金から出してね」

な「ハァァァァァァァァァァァァァ!!?!?!!?」

ひ「ほら、なるくん、深呼吸だよ深呼吸」

な「そんなんで収まるレベルじゃないってんですよ!!!なんでこいつらが、3万円の手当もらいながらキャンプに行く費用を、レンタカー代も、薪代も全部公金から出ちゃうんですか!?!?!?6人で2回キャンプしにいくので、総額437,400円も公金から出てるんですか!?何のスキルがアップするっていうんですか!?!?!?」

ひ「知らない。テントを張る技術とか、薪に火をつける技術とか、カレーを作る技術とか身につくんじゃない?」

な「それが一体若年被害女性等支援事業の何の役に立つっていうんですか!?!?!?」

ひ「知らない」

ひ「以上、45,578,000円の事業計画書だよ」

な「こんなムチャクチャな書類、当然チェック入ってるんですよね?」

部長承認で「本事業計画書について、内容を精査したところ、適正と認められるので、本計画のとおり、事業を実施していただくようお願いいたします」

な「もうええわ!!!こんなんやっとられるか!自宅に帰らせてもらいます!!!」

ひ「はい、じゃあ今日はここまでで。お疲れ~」

な「もうヤダッッ!!」

ひ「それではまた次回お会いしましょう」

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