FGOやグラブルといったソシャゲの"上手さ"とはガチャの上手さであること

はじめに

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基本的人権が追加されたというので出るまで回して出しました。

結局、ソシャゲというのは課金力、プレイ期間、運で手持ちのコマが変わってくるので、全く同一のプレイ環境というのはほぼありえず、上手さの議論がしづらいものだ。ここでは、「これか1からFGOやグラブルを開始する人にどういうアドバイスをするべきだと思うか」という問題でこの上手さを論じる。

そもそも、ソシャゲごときのプレイ難易度は完全に頭打ちしているので、最高難易度の敵(FGOの高難易度やグラブルのルシ・バブHL)といっても、一定以上の知能があれば誰にでもこなせる。FGOやグラブルのほうがやや難しいとは思うが、どちらも知能があれば簡単だ。

では何がソシャゲの上手さで差をつけるものなのか。それはガチャだ。運の話ではなくて計画性の話だ。

結局ソシャゲというのは、毎日米粒を左から右の自分の名前が書いてある箱に手に持っている道具で運び続けるゲームだ。最初は箸をつかって一粒ずつ運び、次にスプーンで運ぶ。やりこんでいくと、ついにスコップで運べるようになる。”ただし自分の名前の書いてある箱の容量も随時拡張されていく”。

FGOについて

すごく当たり前の事を言うが、スカディ・マーリン・孔明・キャストリアから2体以上引けてないのに、これらを狙わない人はゲームが下手くそです。

FGOは基本的にずっとスプーンで米粒を運ばさせられるゲームだが、これらの人権と相性のいいアタッカーを揃えた時だけ、スコップが使える。

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これらが揃ってないのに、とりあえず新しいガチャを回す人はこのゲームが向いていない。どうしても心のちんちんに従って欲しい鯖がいるなら、その鯖を生かすためにこれらの人権を獲得するべきだ。人権を獲得するまでガチャを我慢できるかどうかこそがFGOのゲーム性だといえる。

というわけで、FGOを新規に始めるプレイヤーへの指導は、「人権がガチャにきたときにリセマラなりなんなり工夫して引けてから始めろ」。これだけでスコップで遊べるゲームなので、他に攻略性は必要ない。FGOは簡単ですね。

グラブルについて

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グラブルについてはFGOより少しむずかしい。グラブルは箸から小さじ、大さじ、手づかみ、スコップ、ショベルとどんどん効率を上げていくゲームで、初心者はこの「水SSRヨダルラーハ」があるかどうかで別のゲームになる。

ただ、グラブルはFGOと違って狙って無料ガチャでこいつを引くことが難しい。よって、「スタダが買えるなら水SSRヨダルラーハ、スタダが買えないならリセマラで水SSRヨダルラーハ」が初心者への指導になる。

これだけで箸から一気に大さじまでスキップできるので、「Lv1ではがねのつるぎ」を貰ったみたいに楽しいし、その楽しさが続いてる間にスコップやショベルが見えることだろう。

その後は

FGOは人権さえ揃っていればあとはほぼ自由だ。星3~4でも人権さえあれば周回はできるだろうから、あとは好きな時に好きなだけ回せばいい、

グラブルは「一定のキャラが出るまでは9万天井まわせなくてもフェス限定で回していい」「一定以上キャラが揃ったら、9万天井回せる時に、フェスのどちらか持ってなくて強いキャラが出る期待値の高い方を天井まで回す」という、人類にはかなり高等なプレイを求められる。多分この攻略をきちんと計画性を持ってこなせるプレイヤーは全体の1割程度しか居ないのではないかと思う(Cygamesで働いてたことはあるけどデータを見たとかじゃなくて推測の話です)

この辺りが、FGOよりもグラブルが難しい所以ではないだろうか。

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