望月衣塑子③被告準備書面1

前回

ひ「どうも、認知プロファイリング探偵暇空茜です」

な「助手のなるこです」

ひ「望月衣塑子さんから被告準備書面がついにきました!」

ひ「これまでの流れを整理すると
望月衣塑子さんの弁護士は超大物の弁護士で、反論をぎりぎりまで出さずに裁判長に対して争点の提案?をしたりしていた。

裁判官からは先に原告のこちらに最高裁の判例を踏まえて「同定可能性」について主張しておいてと言われたので出した」

な「国連機関の萌え絵論争とか出してくる弁護士との裁判に比べると進行速度はかなりゆっくりですね」

ひ「名誉毀損裁判についてざっくり解説すると、「望月衣塑子さんが暇空に対して名誉毀損をした」という裁判所の認定を得るには

①言ってる相手は本当に暇空なのか?(同定可能性)
②言った内容は何なのか?(事実の摘示)
③言った内容で相手の社会的地位は下がったのか?(名誉毀損)
④それはセーフになる言い方なのか?(違法性阻却事由)

ざっとこの4つの争点があると言っていいよ」

な「この辺は訴状とかを読んで実際の裁判の流れをみてみないと、リーガル経験の無い人には分かりづらいかもですね」

ひ「で、今回出てきた書面がこちら

な「どんな反論でした?」

ひ「まず、裁判所が指示した「最高裁の判例」については法律用語でいうと「射程にない」、つまり「この判例は今回の裁判には使えない」という主張をしてきたよ」

な「ふむふむ」

ひ「次に、最高裁の判例は使えないという前提条件のうえで、望月衣塑子さんが発言した内容は、「四十代男性」「中堅」「若手の男性」「元実業家?」「非常にお金はあるという方」「彼のブログ」「Twitter」「ブログ」「ユーチューブ」しか述べてないから、「暇空のことを言ったわけではない(と視聴者は思う)」と言ってるよ

な「なんだか発言をすごくぶつ切りにしてますね?こんなに単語だけ拾って考えたりはせず、普通に暇空茜のことを言ってるなーと思いましたが」

ひ「まーそういう主張するのも裁判においては自由だからね。これから争うところ、つまりは「争点」だね。「これは暇空のことを言ってるとはわからない」という争点を出してきたってわけ。そういう意味では、たしかにきちんと「裁判官分からせゲームだと理解してる」相手なんだなあと思う所ではある」

な「これが本来想像していた弁護士のしごとっぷりなんですが、国連機関の萌え絵論争とか出してくる弁護士もいるから新鮮さがありますね」

ひ「僕としては、望月衣塑子さんが言った相手は僕のことだし、それはもちろん一般視聴者でも理解できる/検索などすればすぐにわかると思う。本名とかをささなければ、ラジオのような媒体を使って、記者である望月衣塑子さんが好き放題言っていい、なんてのはおかしいと思うよ。だからこの争点で争うことになる」

な「うーん、やっと本物の裁判を見てる気がしますね。書面は4ページと、すごく量も少ないのですが」

ひ「国連機関などを持ち出して萌え絵論争の話とかしてないからじゃない?」

な「なるほどですねー」

ひ「書面はnoteで有料販売しています。リンクは概要欄にあるのでよろしくお願いします。youtubeとnoteの売上は探偵と助手で折半しています。」

な「個別の投げ銭は、探偵はnoteのサポート、助手は固定ツイートまでお願いします」

ひ「それではまた次回お会いしましょう」




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