Twitterデトックス経過報告
Twitter断ちの効果について、あくまで俺の場合
読書量が2倍になった
まあ暇だし。Twitterでいかに暇をつぶせてたか痛感した。
睡眠時間が2時間増えた
俺は限界のときほど睡眠時間が増える体で、MAXがどうも9時間っぽい。限界を超えて仕事した後とかは1日だけ13時間くらい眠ったりするが、それは一日だけだ。
俺は自由人なので目覚ましをかけずに体が勝手に起きるまで寝る。最近は7時間くらいの睡眠で自然に目がさめていた。なんでかなあと思っていたが、読書量を増やしたらそれを整理するためだろうか、睡眠時間が9時間に戻った。9時間眠ることを想定してなかったので、2時間ずつ起きる時間がずれていき、ちょっと困った。
つまり、Twitterは暇をつぶせてはいたが、そこから得られる情報はたいして俺に負荷をかけていなかったらしい。
Twitterについて
ちょうど面白い悲観的だと俺が感じた記事を引用しよう。
このちょもすさんというゲーマーは、ゲームの考察については光るものを持っているが、知性の高さからかペシミズムに走る傾向があって楽しい。プロゲーマーのピンフスキーと思えばいいだろう。(○○のピンフスキーという言葉は、ペシミズムと知性を持つという意味である)
ちょもすさんの記事を読んだ俺の理解はこんなかんじだ
「質の高い情報を発信することで何者かになれるかと思ったが、そんなことはなかった。質の高い情報というのは理解できる人間があまりにも少ない。それよりも、質が低くて馬鹿でもわかるように書いた情報のほうがもてはやされる。質の高さにこだわっていても、個人という存在は弱く、ただ理解されなかったという炎上一つで終わる。企業という組織をもって、バカをのせるような情報を垂れ流すことこそ、最適解だ」
言ってることは痛いほどよく分かる。
ではそんな、「一部にしか理解されない特別な高い知性を持つ人間」はどうすればいいのか?「大勢のアホに響くようなアホ向けの情報を流して自分の利益につなげる」か「理解してくれる、”力を持った人間”に評価してもらって自分の利益につなげる」しかない。
ピンフスキーがやってることは「理解してくれる”力を持たない”人間と一緒にペシリズムで踊るピエロ」であって、それで彼の人生は良くならない。ただそれを彼は良しとするのだろう。ならばそれも素晴らしい人生だ。
ツイフェミについても似たようなもんだ。ビジネスにつなげようと最初から考えるならフェミニズムなど選ばないほうがいい。サヨウヨもそうだ。あれらは「アジ力」は高いが「マネタイズ力」は限りなく低い。
大勢向けの成功例がちょもすさんがあげたような企業型攻略サイト、Youtuber、ホロライブ(演者ではなく仕組み側)、てんちむ、しぬこ、青汁王子、etcetcだろう。
youtubeで一番稼いでるのは9歳の少年だという。
これが世界トップの成功例だ。
失敗例をあげよう。
ツイフェミやアンチフェミ、ウヨサヨは能力が足りないがアジに頼ってる例だ。ツイフェミ側が気に食わなかったので一通り潰したがつまらなかった。
ビジネスに繋げず日々つぶやいてるタイプのTwitterアルファは、ほぼ全員が「バカ相手に踊ること」も「自分の人生のために踊ること」も放棄したタイプの世捨て人、そう哲学者だ。インターネット時代の哲学者(世捨て人)とはTwitterアルファだ。
エンダーのゲームという俺が大好きな小説では、ロックとヘゲモンという二人の天才がインターネットコミュニティを席巻し、世論を掌握する。この二人は”最初からそれが目的”でインターネットに参加する。目的が大事なのだ。
インターネットもなかった時代、哲学というのは何の役にも立たないものだとされ、しかしそれを生涯の目的とした大哲人は面白い本を残している。ただ、にわか哲学者なんてのは掃いて捨てるほどいるわけで、その中で本当に面白いのが10人におさまりそうなほどしか残ってないことからすると、Twitterアルファからも1人くらい哲学が生まれればそれでいいのかもしれない。
俺について
とりあえず最高裁がそのうち終わる。終わるまでは完全には確定してないのでまだなにか俺には縛りがあるのかもしれない。
最高裁が終わって勝利が確定すると、多分一生金には困らない。
その時までには自分の人生の方向性を決めないといけないなとおもう。
睡眠時間が2時間増えたこと、積んでた本がもりもり消化されていくのは面白い。
多分、アウトプットはインプットがあってのものなんだろう。Twitterデトックスの結果、俺は昔のエヴァ考察をさらっと読み直しただけでサクッと今回の記事をかけた。ひょっとしたらこの記事も全盛期の俺の記事に戻りつつあるのではないか。
俺はTwitterにひどく毒されていたのではないか。
Twitterがひどい毒だといってるのではない。俺というインプットもアウトプットも激しい人間だから、Twitterにひどく毒されていたのではないか。
もうしばらくTwitterからは離れていようと思う。
資本主義社会なのに資本主義もどうでもよくて好きな人生を選べるというのは、常人なら発狂するくらいのしんどさだ。宝くじ当たったら不幸になるという説もなかなかどうして、正しいのかもしれない。禍福は糾える縄の如しだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?