ハンター407話感想「モレナのカードゲームはイカサマ」
はい、いきなりカードゲームがイカサマ丸出しですが
「イカサマしないっていってますよ?」
モレナはゲーム内ではイカサマをしてません。これはゲーム自体がイカサマ(モレナは絶対に負けない)というものです。自分が絶対に負けないゲームなんだから、やり得。多分このカードゲームは念能力で強制力があるし。
なぜか?まずモレナが漏らしてはいけないのは「モレナの目的」だけです。そして、この「モレナの目的」についてはどうとでも「核心を外して」説明が出来るのです。ネトゲ戦記でも出てくる「主目的ルール」というやつですね
たとえば、塩ラーメンを作ろうとしているとします。本当の目的はこの塩ラーメンのスープでアリバイ工作をしようとする犯罪目的であったとしても、「塩ラーメンが食べたかったから」とか「温かいものが食べたかったから」という目的も出すことはできますよね?
モレナがバレたくない目的が「船を沈めること」だと仮定します。目的は「王位継承戦を止めたい」とか「自分は二線者で迫害されてるが、王族を追放したい」とかも目的として説明することができる。
また、「小さなお願い」はサイキンオセンの発動条件であるキスであると思われるので、「念能力説明」の前に「小さなお願い」を選ぶと負け確定。
最終的にXを引いたときとRを引いたときに40%の確率で離脱されるといっても、6割の確率で勝てる。
イエスを選んだときとノーを選んだときにどうなるかは、ボークセンの言ってる通り、聞くだけ無駄な内容に思えるのだが、「親のカードは7枚」なので、イエスとノーカードを外してると、確実に「小さなお願い」を引いてしまう。(キスを断ればセーフだが、手札を戻すことのアドバンテージからすると、キスを拒む理由はあまりない。キスをする前に「質問カード」で小さなお願いでもとめられること(キスをすること)デメリットがあるか?と質問する必要がある。
モレナの能力説明についても、「真実のみを説明する」という縛りしかなく、「能力説明について必要とされる全部を説明する」とは宣言していない。つまり、「仲間になるとレベルがあげられるようになり、レベルがあがると念能力に目覚められる、仲間を増やしていくための能力よ」と説明しただけでも違反ではない。
もちろんボークセンが「仲間になる条件」や「レベルの上げ方」などについて質問していけば情報を回収できる可能性はあるが、相手が思いつかなかった場合はモレナは説明して問題ないことだけ説明すればいよい。だから逃げられても問題ないし、勝率は頭の良さにもよるが、選ぶと即負けの「小さなお願い」とかトラップもあるし、1割くらいしかない。
な「つまり?」
ひ「モレナは堀口英利くんみたいなやつ」
な「!?!?!?!?!?!?!いいんですかそれ!?!?!?!?」
ひ「時間を制限するのも、詐欺師が不利な決断を迫るときの常套手段だし、ゲームはすげーホリクツのクソゲーだと思うよ」
ひ「あ、ツェリードニヒ同級生チームはツェリードニヒの同級生だから狙われたと勘違いしてるけど」
ボークセンはモレナの言ってる通り、「適合した能力を(レベルを上げれば)発現できる適合者に過ぎない」と思う。おそらく、船を沈める鍵となる能力者だろう
今回は伏線謎掛け回でしたね。次回も楽しみです