住民訴訟BONDプロジェクトDV編①

割引あり

ひ「どうも、認知プロファイリング探偵暇空茜です」

な「助手のなるこです」

ひ「じつは、BONDプロジェクトのDVセーフティ交付金についても住民訴訟してました」

な「ふむふむ?」

ひ「動画にするの抜けてました(てへぺろ)」

な「こらっ!」

ひ「弁護団の対応がほとんどデェ・・・僕の対応ほぼなくっテェ・・・」

ひ「というわけですみませんでした、この住民訴訟もやってました、というBONDのDV交付金についての住民訴訟です」

ひ「請求の趣旨としては、R3にBONDプロジェクトにDV交付金149万3000円を支払ったことは違法だという住民訴訟になります」

な「住民訴訟なので、仮にこれで勝っても149万円がもらえるわけではなく、BONDプロジェクトから東京都が回収するだけというものになります」

ひ「BONDプロジェクトにはR3の若年被害女性等支援事業でも住民訴訟で訴えてるから、これ単体というよりは、若年との合わせての訴訟になるね」

ひ「149万3000円の内訳はこれね。備品とか、人件費なんだけど、これは「DVセーフティネット強化交付金」とあるように、セーフティネットを強化するための”先進的な取り組み”のためと決まってる。さらに、若年被害女性支援事業ともかぶってる。こういうルール違反でお金だしてない?って訴訟だね」

な「なるほどですね~」

ひ「で、都知事小池百合子の答弁がこちら」

ひ「まず、監査請求は具体的に指摘できてない!監査請求の内容だけじゃ失当!」

な「そこからですか・・・」

ひ「まあ不服があれば住民訴訟するというのが監査請求と住民訴訟の関係だから、監査請求がどうこういうのはあんまり関係ないと思うけどね。で本題については」

ひ「DV交付金と若年被害女性は違う局が行っているから明確に区分されててセーフ!重複してない!」

な「待ってください、重複してるかどうかはBONDプロジェクト側の問題であって、局が違うから重複してないは違う話じゃないですか?」

ひ「それと、BONDプロジェクトに交付したのは先進的な交付金の対象だけだからセーフ!」

な「解釈のねじれでしょうか?領収書とかで立証は?」

ひ「なので反論がこちら、事業を区分してないだろオラァン」

ひ「あと、百合子がよく使う「重複して経費は払ってないから!」とかいう当たり前の不正経理を禁止してるだけだもん!って主張してるからその反論も」

ひ「あと、ゆりこの反論で「一体の事業だからまとめて判断したもん!」には「ふざけてんじゃねえぞてめぇって反論だね」

な「なんだかレスバみたいな解釈バトルになってますね」

ひ「結局住民訴訟ってのはそういう側面があるよね。東京都としては一番自分等に都合の良い解釈で断固として合法で通したくて、原告は違う解釈裁判所にどっちが正しいか判断してくださいよ!ってのが住民訴訟なわけ」

な「オンズブズブマンよりよっぽどオンブズマンしてますね・・・」

ひ「本件についていうと、対象となる経費の具体例の表がこれなんだけど」

な「こんなのがあったんですか、じゃあこれに載ってるか載ってないかで判断すれば終わりでは?・・・つまり?」

ひ「そう、東京都が「経費になる」って言ってる家賃とかって、この「対象となる経費の表」に載ってない」

な「ゆりこ・・・?」

ひ「ゆりこ・・・?この表みえる?・・・」

ひ「というわけで、裁判長も、同じような事業なのにどうやって明確に区分してたの?局が違うとかじゃなくて具体的に説明して?とか、この表にないけど?どゆこと?とか気にしてた」

な「たすけて司法・・・」

ひ「で、ゆりこの再反論書面。腹立つよ」

な「もうとっくに立ってますが、どんな?」

ひ「明確な区分?ちやない。そもそも、同じ経費で二重取りしないためのルールだからそこが区分されてればセーフだもん!」

な「はあああああああああああ????」

ひ「表にない?自由に創意工夫で新しい取り組みを提案していいってあるからセーーーーーフ!!」

な「ふぁっ!?ただの家賃とか人件費ですよね????????」

ひ「というわけでそこについては

ひ「これ違うよね?って証拠をもとに反論したよ」

な「っていうか、自由に創意工夫した結果が家賃?意味わからないです」

ひ「ね。通して読んだら東京都ののらりくらりと逃げようとする主張に腹たったもん」

な「通して読んだのは忘れてたからですよね!失当!」

ひ「ごめんなさい」

ひ「さて、以上を踏まえて裁判所から訴訟指揮があったよ」

な「ふむふむ」

(裁判所)支援が違法かどうかを検討するに当たり、支援の対象となる事業・経費が何かを見ることになる。被告は、「ボンドのイエ」と「ボンドのイエANNEX」がどのような事業で、このような理由で先進的であるから、交付金による補助の対象になる、ということについて、証拠に基づいて主張できないか。被告がこの主張をした後に、原告に反論をしてもらう。

な「こ、これは・・・」

ひ「訴訟指揮によれば、裁判所はBONDプロジェクトに支払ったお金が、どうして補助の対象になるのか、証拠に基づいて主張しろ。つまり、現状は証拠なしにはわからないから証拠だせって話だね」

な「司法・・・!!」

ひ「で、このBONDプロジェクトはWBPCの中で唯一、補助参加を全て断って参加してない団体なんだ」

な「WPCは参加してるのにBは参加してないんですね。住民訴訟で東京都が負けたら、返金させられるかもしれない訴訟を不参加にするなんて、どうしてでしょう?」

ひ「補助参加すると、裁判所から今回のように証拠を出せと命令されてしまう恐れがあった。だから補助参加できなかったんじゃないかなと思う。補助参加しなければ、参加してる東京都しか要求されない。東京都が「BONDプロジェクトから証拠は何も貰ってません」と説明しても、それは東京都の責任だけで収まるかもしれない」

な「ゆりこ?」

ひ「BONDプロジェクトといえば、公明党と強いつながりがあり、厚生労働省との公金二重取り毎年数億円疑惑もある。実はWBPCで一番やばいのはBONDプロジェクトだから、補助参加を全部断ったのかもね」

な「ゆりこ?不参加BONDプロジェクトを許していいのか?」

ひ「ゆりこは公明党には頭があがらなさそうじゃん?」

な「ゆりこ・・・」

ひ「書面はnoteで有料販売しています。リンクは概要欄にあるのでよろしくお願いします。youtubeとnoteの売上は探偵と助手で折半しています。」

な「個別の投げ銭は、探偵はnoteのサポート、助手は固定ツイートまでお願いします」

ひ「それではまた次回お会いしましょう」


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