「鬼滅の刃考察」産屋敷、皇族末裔説

僕は鬼滅の刃が大好きなんですが、

「産屋敷一族=皇族」
「鬼滅の刃世界=天皇が無惨のせいで没落した世界線」

だと思ってました。これくらいは誰でも思いつくと思うから、とっくに誰かが記事にしてるだろうなと思ってました。

ところがふと話題に出したら、そういう考察は無かったみたいなのでまとめます。

産屋敷一族が皇族だと思う理由。

①姓(産屋敷)

産屋敷、産屋とは、古代日本にあった「出産は穢れである」という考えから、母屋に出産を持ち込まないよう、別の家を建てた事が由来でしょう。

つまり、穢れを意味する「忌み名」です。鬼舞辻無惨という鬼を生み出してしまった事が由来だと考えます。

ではなぜ、「鬼屋敷」や「鬼舞辻」ではなく「産屋敷」という、鬼を産んだ穢れを暗喩した姓なのか?

それは、元の一族が相当やんごとなき一族だったのでしょう。

鬼滅世界で鬼は鬼舞辻無惨が始祖であり、自然発生した悪鬼は他に居ません。そんな悪鬼羅刹を生み出した一族が、暗喩の忌み名で済ませてもらえるほどやんごとなき一族といえば、皇族しか思い当たりません。

②産屋敷の名

96代が耀哉、97代が輝利哉。当主や次代当主の名前にだけ、耀、輝と「かがやき」を意味する漢字がどちらも入っている。これは、天照大御神の末裔であるから、名前に一文字「かがやき」を意味する漢字を入れてるのではないかと思います。

③産屋敷の扱い

産屋敷一族は、鬼を生み出した呪いによって「醜い爛れが体に出て、体が弱く、滅亡しそうになったときに相談して神職の娘を嫁にもらい続けることで、なんとか少しは長生きできるようになった(それでも30までは行きられない)」という設定です。

ちょっとまってください。鬼を生み出して、穢れや呪いが目に見える形で身体に出てる一族ですよ?そもそも、鬼を生み出した一族からは、また次の鬼が生まれる可能性があります。普通は一族根絶やしにされるはず。それが呪いを軽減するために代々神職の巫女を嫁に貰える?そんなのは皇族しかありえないでしょう。

また、「鬼」は皇族の呪いがゆえに、時の権力者が表立って全面的に戦ったりはせず鬼殺隊という「同じ皇族のケジメ」にまかせているのでしょう。

④産屋敷の能力

カラスを使役し、喋らせる(神性をもたせる)事ができる。これは天照大神の使いである八咫烏だとしか思えません。あの世界で動物は普通は喋れず、カラスだけが喋っているのですから、これは皇族の末裔である産屋敷一族だけの能力だと思います。超カリスマも皇族っぽいですね。

⑤鬼殺隊が十二支をモチーフとしていること

前の考察で指摘しましたね。神様が集めた十二支がモチーフであるならば、鬼殺隊を集めたお館様(産屋敷一族)は神様であり、神様といえば天照大御神(皇族)です。


以上です。いかがだったでしょうか?

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