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賢者の協議会:シックスハット法にもうひとつハットを追加してみる😁


はじめに

「シックスハット法」は、知ってる人も多いと思うけど、エドワード・デ・ボノが考えた手法で、6つの異なる視点から問題を見るんだよね。
白、赤、黒、黄、緑、青のハットがあって、それぞれデータ、感情、リスク、楽観、創造性、進行管理を表してるわけ。

これ、すごく便利な手法なんだけど、特に、今の複雑な問題って、もっと多角的に見れたらもっとよくなるんじゃないかなぁ。
ひとつハットを追加しようかな😁。


「賢者の協議会」

ひとつハットを追加すると、シックスハットじゃなくなっちゃうから「賢者の協議会」と名付けました。基本的には6ハット思考法をベースにしてるんだけど、まず6つのハットをそれぞれ「賢者」に置き換えました。

  1.  白賢者:データマニア

  2.  赤賢者:感情の達人

  3.  黒賢者:リスク警報器

  4.  黄賢者:ポジティブマスター

  5.  緑賢者:アイデアの泉

  6.  青賢者:議長さん

これに、7人目の「灰賢者」を加えてみたんだ。


灰賢者の役割

この灰賢者ってのは、実はピクサーの「ブレイントラスト」からヒントを得たんだ。ピクサーって、映画製作の過程で、クリエイター達が自由に意見を出し合う場を設けてるんだよね。そこから着想を得て、灰賢者の役割を考えてみたんだ。

灰賢者の仕事は、他の6人の賢者の意見を聞いて、全体のバランスを見るんだ。
例えば、みんなが楽観的すぎたり、逆にリスクばかり気にしすぎてたりしないか、そういうのをチェックする。要するに、議論全体を俯瞰して、偏りがないかを確認するわけ。

灰賢者の役割を箇条書きにすると以下のような感じ。

  • バランスチェック:各賢者の意見の偏りを是正

  • 統合的視点:異なる意見の融合を促進

  • メタ認知:思考プロセス自体の最適


「賢者の協議会」の進め方

じゃあ、具体的にどう進めるのかって?

  1. まず、みんなで解決したい問題を決める。

  2. 6人の賢者が順番に意見を言っていく。

  3. 灰賢者が全体を見て、バランスが取れてるかチェック。

  4. 灰賢者のアドバイスを聞いて、他の賢者たちが自分の意見を見直す。

  5. もう一度みんなで話し合って、最終的な解決策を考える。

例えば、新しい環境に優しい製品を開発するって話になったときは、

  • 白賢者が「最新の環境技術のデータによると...」って話し始めて、

  • 赤賢者が「でも、お客さんの気持ちとしては...」って言い出して、

  • 黒賢者が「いや、でもリスクとしてはこういうのがあって...」

で、最後に灰賢者役の人が「みんな、環境のことばっかり気にしてない? コストのこともちゃんと考えた方がいいんじゃない?」って言ったら、みんな「あ、そうだった」ってなる感じ。

ちょっと説明が乱暴だったかな😅。

もうすこし、ちゃんと説明すると、

  1. 目的の明確化:まずは、議論の目的や目指す成果をはっきりさせます。これが議論の方向性を決める重要なステップです。

  2. 賢者の意見交換:各賢者がそれぞれの視点から意見を述べていきます。いろんな視点が交わることで、アイデアがどんどん練り上がっていきます。

  3. 灰賢者のフィードバック:すべての意見が出揃った後、灰賢者がそれらを評価してフィードバックをします。これで、各賢者の意見がもっと洗練されます。

  4. 再評価と修正:フィードバックを受けて、各賢者が自分の意見をもう一度見直し、アイデアを修正・補強します。

  5. 再議論:修正されたアイデアを基に再度議論を行い、最終的な解決策を導き出します。このプロセスを繰り返すことで、アイデアが成熟していくんです。


生成AIで、こ〜ゆ〜妄想するのって楽しい😆。
いっちょ、やってみるか😁。




シックスハット法の良さはそのままに全体のバランスも見られる方向とは思うけど、生成AIにアシストしてもらいつつ実行する上ではいくつか注意しないといけないことはありそう。

  1.  目的の明確化:
    AIに任せきりにせず、最初に自分の目的や期待する成果をしっかり考え、AIに伝える。

  2.  適切な入力:
    曖昧な入力は曖昧な出力につながるので、各ステップでAIが求める情報を的確に提供する。

  3.  批判的思考の維持:
    AIの出力を鵜呑みにせず、常に批判的に評価し、必要に応じて修正や追加の指示を出す。

  4.  一貫性のチェック:
    長い対話の中で、AIが各賢者の役割を一貫して演じているか確認し、ぶれがある場合は指摘し、修正を求める。

  5.  プロセスの柔軟な調整:
    必要に応じて、ステップの省略や追加、順序の変更などを指示してください。AIは柔軟に対応できるはずです。

  6.  具体例の要求:
    抽象的な議論に陥りがちな場合、具体例を示すようAIに要求する。

  7.  結果の整理と要約:
    議論の終わりには、AIに結果を簡潔に要約してもらい、重要なポイントを確認する。

  8.  フィードバックの活用:
    灰賢者のフィードバックを重視し、それを基に議論の方向性を適宜調整する。

  9.  人間の直感の重視:
    AIの論理的な分析に頼りすぎず、自分の直感や経験も大切にする。



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