その⑧ 第二の🚪扉。。


楽しい自堕落な生活は
なんの変わりもなく継続中。
若干だが得る💰より出て行く💰が多くなりつっあった。時折、ヤバいかな?的な事を思う事もあったが、そこは絶賛有頂天中の僕!
ポジティブシンキングで、ちょっとした違和感を
クリアーにしてしまう能力が備わっていた。

交友関係が広がる事に伴い
携帯電話(ガラケー)の着信する回数も
増えた。競艇や競馬のように
一瞬で大金を得る事は不可能なのが
(この時はまだ、競馬、競艇は未経験)

パチンコ。スロット。粘りと気合い、根性で
指定された台と向き合う必要がある。
高設定と分かっているぶん、他の客よりは
アドバンテージを得ている。優越感♡

けど、、店長との関係が築かれる以前の僕の姿、状況は著しく変化していた。
最初は仕事を終える友達を待つ為の手段だったのに、今は全く違う方向に走っている。
友達の事を疎かにし始めていたんだ。

本当の友達とは明らかに溝が出来上がっていた。
気付いた時には相当深い溝であった。
普通ならば相当凹んでしまいそうだが
僕は凹む事はなかった。そう!他に居心地の良い場所があったからだ😍
友達との現在の関係は後記します。

相変わらずNさんとは
N『また、やっとんけー?出てるか?』等の
連絡を取り合い遊んで貰ったりしていた。
この時はまだ、Nさんに店長との関係は
話した事もなかった。それは聞かれた事がなかったからだ。

第2の🚪扉は、ある日
突然、僕の前に現れた!

ホールで稼働中、いきなり肩を叩かれる。

ん?誰?てか何?
振り返るとNさんだった。普段はメールor電話で
ホールに居るか居ないか確認していたNさんが
立っていた!

N『ちょっとえぇか?』表情が固い。

『大丈夫ですよ。どしたんですか?』
僕の頭の中では、何かしら粗相をやらかしてしまったのか?怒られるのか?どつかれるんか?
マイナスな事しか浮かばない💦
身に覚えは腐るほどあったから😳

2人で店外に。。

N『おぃ!』
僕は『はい!』←震えた感じで。

N『○○!💰持ってるか?』
この一言で殴られたり怒られたりする事はないと
確信!そして安心!

『いくらです?』
N『30万!』
『今、持ってますよー!クイックですか?』
N『貸してくれるか?』
『30で大丈夫なんです?ちょっと待ってくださいね!』また店内に戻る!

お財布は台の上に置きっぱなし
(今はそんな事は絶対に出来ない💦)
全てがユルユルになっていた。パクられたりするのは嫌だけど、あまり気にしていなかった。アホ全開w

『はい!30!』綺麗に揃えられた
3つの束を手渡す!

N『来週月曜には返すから!すまん!助かった!』

『別に急がんですよ!』
本当は、どうしたんですか?と聞きたかった。けど、何故か聞いちゃダメだと感じた。
それ以上に、Nさんの役に立てた事が嬉しかったんだ。

何事もなかったかの様に
また指定台と対峙する!

数時間後、着信!
Nさんだ!
『さっきは。ありがと!助かった!27万で良かったから残り返しに行くわ!』
『いーですよ!持ってて下さいよ!』
N『なら。メシ行こに!』
『すいません。今日は調子えぇんで、ある程度の時間まで打ちたいです!』
N『ほんなんけ!ならまた連絡するわ!』

閉店時間前。いっもの1日が終わる。

1週間後

着信♪N『また!やっとんけ?
○○の店におるから適当な時間に来いよ!』

○○さんの店は和食系の居酒屋さん
Nさんに連れて行って貰ってから
ちょくちょく個人的にも行ったりしていた!
居心地は抜群♡

『了解でーす♡』

数時間後。お店にて。

着席!すぐに地元地方銀行の封筒が目の前に
差し出される!

『ありがとな!ホンマ助かったわ!金額確認してくれ!』
『別に確認せんで大丈夫ですよー!触った感じで30なん分かります!』触っただけで分かる訳はない。当時Vシネマで見た金融系のワンシーンを真似ただけやった!

N『えーから!確認せーよ!』顔が怖い!

『はい。分かりました💦』
1、2、3〜28.29  ん?まだあるぞぃ🙄

35枚!キジが35羽🦢
『多いですやん!戻しますわ!』

N『えーわ!しもとけ!』
※しもとけ →しまっておけ!と言う意味。

『えーですよ。キッチリで大丈夫ですよ。』
五万円。大金だ!今くれる方が居るならば遠慮なく頂くが当時は五万ぐらいなに?って軽く考えていた。アホのドラフト1位である😵‍💫

しもとけ!いらんです!のやり取りが続く!
あまり拒否し続けて👊貰うのも痛い💦
最終的に今日の飲み代は五万から支払い
残りは貰う事で落ち着いた。

30万の金がなかったのに
今日は五万多く返してくれた。

これが!男気ってやつなんか?と色々と
考える。

今なら、30が必要になった理由を聞けるかもしれない!いや!聞きたい👂

勇気を出して
『なんかあったんですか?もう大丈夫なんですか?』
N『ん?なんもない。もー大丈夫。また困ったら助けてくれな!頼むわ!』と返答しながら
ガラケーを弄ってた。時折なにかしら呟きながら。。。。

しばらく後。

N『○○やん!サヨナラ負けやわ。クソが!』
注)○○やん!→お店の人ね。Nさんの友達。

○○やん『マジかー。なら俺も今日負けやわ。』

ん?俺も負け?
ウブな僕にはなんの話か分かりません。

この空気。。Nさん怒っているのか?たかが野球の結果に。
てか。あなたに野球ほど似合わないスポーツないですよ!あなたがバット持ったら
どこかに襲撃するイメージしか湧きませんが😅と
思っても口に出せない。

なにも分からぬまま
その日の飲みはお開きとなる。

僕の頭の中はモヤモヤしていた。。


これが!第②の扉🚪の前の
お話。。。


次の扉を開けてみたいですかぁ〜?

どうですか?

つづくかも。。。

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