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診療情報管理士認定試験出題問題(基礎編2021年過去問)と勉強法について

(注意)
出題問題された問題を有料公開していましたが、諸事情により削除しました

 過去問が公開されていないことおらず自分が非常に苦労したので、出題問題を暗記しこの記事に掲載していましたが、著作権に抵触する恐れがあるため、出題問題の部分を削除しました。

 その代わりに、通信生の方の為に自分が行った勉強法を記載しておきます。私はこの勉強法で、50問中47問正解できました(自己採点)

前置き

 このテストを受けるにあたり、職場で専門卒の診療情報管理士に勉強方法を確認したところ、通信生とは全くことなることをしていて驚きました。通信生と専門生の合格率の違いは明らかに情報格差によるものです。

 通信生は分厚いテキストと問題集を勉強していると思いますが、通信生は模試や先生が作ったプリントなど、出題されやすい問題を集めた問題集をやっています。

 公式の問題集は非常に深いところまで掘り下げていますが、テストでは基本的なことしか出題されません。この難易度の違いに驚き、私は公式の問題集を一切やりませんでした。テキストもテストに出題されるところだけを重点的に学び、大半を読み飛ばしました。

 その代わり、テストに後述する出題されるところがまとまっている問題集と模試を何度も何度も繰り返し勉強し完璧にしました。過去問が公開されていない為、この勉強法がほんとうにあっているのか試験当日まで不安でしかたなかったのですが、無事高得点をとることができました。

 過去問非公開やテキストと試験の難易度乖離について、述べたいことはたくさんありますが、これはもうそういう試験なので仕方ありません。
 通信生の方も私が行った勉強法を行っていただければ間違いなく合格できると思いますので参考にしてください。

勉強法について

結論から言うと1番役に立ったのは「医療の資格」の一問一答と模試です。

 このテキストと模試のおかげで高得点がとれました。基礎は108ページ、専門は73ページと非常に薄い本ですが、テストに出るポイントが凝縮されています。問題もテキスト順にならんでおり非常に勉強しやすかったです。模試についても、解説がちゃんとしており、難易度も実試験と同程度でした。
 基礎・専門・模試のすべてを購入すると2万円と非常に高額ですが、これのおかげでだいぶ時間を節約できました。時間を買ったと思えば安いものだと思います。これで試験に出題される問題は完全にカバーできます。

 ただし、このテキストを始める前に、解剖生理を徹底的に学ぶことをおすすめします。公式テキストも医療の資格の1問1答も文字が多いので、なかなかイメージが湧きづらく、暗記に走ることになってしまいます。

 先に、イラストを多く使っている漫画や動画で、細胞や臓器をビジュアル化しましょう。それによって、イメージが浮かび理解・暗記が非常にしやすくなります。

おすすめは以下の3つです。

1,はたらく細胞 言わずとしれた有名な漫画ですね。おすすめです。

2,解剖生理学byWEB玉塾 おもしろいので何度でもみれます。

3,ゴロー/イラストで学ぶ体の仕組み

各単元を始める前に見ることをおすすめします



 それと、詳細は専門編で述べますが、基礎編を学ぶ際には、ICDのコード体系を意識しながら勉強しましょう。

まず、ICD-10の分厚い方を買ってください。
ICD-10の1巻にインデックスをつけましょう。
公式のテキストにも同じインデックスを貼りましょう。
1章AB感染
2章CD48新生物
3章D50血液免疫
4章E内分泌栄養代謝
5章F精神行動
6章G神経
7章H前半
8章H後半60~
9章I循環器
10章J呼吸器
11章K消化器
12章L皮膚
13章M筋結合
14章N腎尿路生殖器
15章O妊娠分娩(母)
16章P周産期(子)
17章Q先天奇形
18章R症状
19章ST損傷中毒
20章VWXY外因の影響
21章Z 影響要因
22章U特殊

コーディングの試験形式が変わったことを不安に思っている方が多くいるかと思いますが、基礎の勉強をする時にこの分類体系を意識することが、コーディングの勉強に役立ちます。

また、ICD-10の中間分類項目も、基礎の理解に役立ちます。
公式テキストの目次でいうと、神経系の先天奇形(Q00-07)という部分です。
中間分類を意識しないで勉強していると、病名がただ羅列されているように見えるかもしれませんが、テキストの順番はほとんどがICD-10の順番でならんでいます。同じ中間分類に入っている疾患はを1つのグループとして記憶していくと、頭の中が整理しやすいです。

 漫画と動画で解剖生理と、ICD-10にインデックスを貼ったら、いよいよ1問1問に入ります。医療の資格の1問1答は、ほぼテキストの順番と同じ順番でならんでいます。私は、1問1答で出題されるポイントを確認しながら、テキストを読み進めて行きました。この際、必ずICDの章立てと中間分類を1問1答に書き込むことをおすすめします。

 このようにすることで、ビジュアル化、グルーピングをすることで要点を押さえて体系的に記憶することができます。

以上が勉強のポイントです。出題された問題については、著作権の問題があり削除しましたが、ここに掲載した勉強法を実践すれば間違いなく合格できると思います。最後まで読んでいただきありがとうございます。受験頑張ってください。

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