クソ弟子マインドで人生変えてみよう

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人生を変えるために必要なものは?

よく言われるように、今のあなたは、今までの思考、行動が形成したものだ。人生を変えるためには、思考と行動を変える必要がある。ココは絶対だ。
行動を変えるうえで問題になるのは、今までの在り方に引っ張られることだ。この力への抵抗力をつける必要がある。本稿のテーマはこの「抵抗力」だ。

抵抗力を発揮するために大事なものは?

人生を変えるという大仕事は、何よりも自分のためにやるものだ。だから自分が責任をもってやる性質のもの、ということになる。
大事になってくるのは、自分の活力が湧いてくる状態を作ることだ。
自分の活力を殺さないようにするためには、自分が納得すること、自分自身の現状を受け入れることが必要になる。
現状を受け入れるというのは、変えたい状況に甘んじている自分自身を許すことではなく、自分の心に対してトコトン素直になることだ。

自分を変えられない人の典型的アンチパターン

人間というのはほとんどが出来損ないで、周りの助けを借りて成長する性質をもった生き物だから、周りから助けを借りられるようになる必要がある。
例えば師匠にこうしろと言われたり、自己啓発本に書かれている内容を見ては「でもなあ・・・」と思って、結局そのままやらない。これが一番もったいない。
人間はどうしても環境に引っ張られる生き物である。行動を起こすための、今の環境や状況に引っ張られないための抵抗力がない。
抵抗力がない典型例として「言われたことに納得できないからやらない」「そんなに大事だとは思えないからやらない」がある。
今の自分を作っているのは、今までの自分の考えである。それを変えないといけないのはわかっているけど、でもどうしても・・・というパターン。

「わかったよ、やりゃあいいんだろ!」というなにくそ精神を持つ

もし師匠がオススメすることだったり、自己啓発本がオススメすることに「うん、そのとおりやな!」と思えていたなら、変わるのはたやすい。
そうは思えない、私のようなダメ人間は、それでもやるしかないのだ。「イヤだなー!」と全力で叫びたくなっても、とにかくやる。
オススメするのは、全力で拒否しながらも行動だけは従順でいることだ。
行動だけは変えても、心の中は自分にとって素直でまっすぐのままでいる。「わかったよ、やればいいんだろ!やれば!」と好きなだけ心の中で愚痴る。
最初の抵抗力は怒りの形で現れる。自分のためだとわかっているけど面倒くさい。やりたくない。でもやるしかないんだよな。わかった、わかったよ!という投げやりな態度、このクソ弟子マインドが行動力の最初の一歩になる。

心の中の教育ママを追い出せ

もしあなたが「師匠の言うことの有難みがすぐに理解できないし、言われたこともできないし、自分はなんてダメな人間なんだ」と思ってしまったら要注意だ。
それは一見正しいようだが、自分のことをジワジワと殺す毒でしかない。
あなたの人生はあなたが生きるしかない。あなたが自分を、人生を変えようとするなら、あなた自身の活力を損なってはいけない。
今できていない自分を責めることは、自分の活力を損なう行為だ。それはまるで、宿題や勉強を頑張れていない我が子に対して「とりあえず叱っておけば改善する」と思い込んでいるダメな教育ママと同じだ。そんなヤツは即刻クビにしよう。この先なんども自分を責める声が聞こえてきたら「出たな!お前はクビだ!二度と顔を出すな!」とブチギレて追い返そう。そいつは敵だ。怒りをもって撃退しよう。

思うことに罪はない

そもそもあなたが何を考えていようが、それは全く罪ではない。心の中で思ったことに対して罪悪感を抱くのは、教育ママと同じだ。
例えば、世の中の人間を一人残らず憎んでる大統領がいたとする。その人は国の現状を変えるために必要な施策を行い、世の中の問題を数多解決してきた。メディアではさわやかな笑顔が印象的で、国民からの人気も厚い。
あなたはこの人を見て「でも世の中の全ての人間を憎んでるんでしょ?じゃあ大統領失格だわ」となるだろうか?
人間、腹のうちに何を抱えているかなんてわからない。想像することしかできない。もし目の前の人間が「俺はこういうヤツなんだよ」と自供したとしても、それが本当かなんてわからない。本当にそうなのかもしれないし、もしかしたらそう思い込んでいるだけで真実は全く別のところにあるかもしれない。人間が観測できる範囲なんてたかが知れている。
だから、自分がどんな感情を抱こうと気にしないことだ。

行動する活力を得るために大事なのは、自分の感情に素直でいること、まっすぐ受け入れること

そもそもあなたは人生を変えようとしている。大事なのは行動を変えることだ。そして、そのためにはあなた自身の活力が必要だった。
その活力をゴリゴリ削っていくのが心の中の教育ママだ。
自分の活力を損なわないためには、「やりたくないなあ」という気持ちを受け入れることが必要だ。行動という自分の外側を充実させるためには、自分の内側を充実させる必要がある。「こんなことを考えていてもいいんだ」と思えるようになる必要がある。
心の中に、自分の感情を片っ端から受け入れるカウンセラーを雇おう。カウンセラーでなくても、自分の感情を素直に吐き出せるキャラクターなら何でもいい。とりあえず肯定してくれるギャル、何も言わずに話を聞いてくれるバーのマスター、なんでも話せる近所の兄ちゃん、違和感のないキャラクターを心に飼おう。
怒りや憤りを外に出すことなく、自分の中だけでは全て肯定する、受けいれる。

自分で自分を愛すること

心の中の声を片っ端から肯定することは、子供に愛を注ぐことに近い。
出来損ないの自分のどうしようもない声も、周りの人に言えるわけがない憤りや自分勝手な思いも、自分の中で存在を肯定する、これが愛でなくて何であろうか。無償の愛を自分自身に注ぐのだ。
まずは自分のワガママな声も全部受け止める。そこで好きなだけ感情を発散させてやる。怒りはあるけど行動はする、ああ面倒だなあ!という在り方で始めてみる。
それが続けば、わざわざ怒りを持ち出さなくても行動できる自分が勝手にやってくるだろう。自分も気づかないうちに。

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