2024春欧州遠征④ルーマニア~モルドバ hikoukiana 2024年7月14日 16:10 国際夜行列車でモルドバへ移動ブカレスト北駅。治安が悪いことが伝わってきました。寝台列車は初めて。かなり揺れますが、悪くないです。寝ていると、ドアの隙間から懐中電灯で顔を照らされて起こされました。国境についたようです。ルーマニア側で一度パスポートが回収されてから返却、その後モルドバ側に移動してからもう一度パスポートが回収され、モルドバのスタンプが押されて帰ってきました。初めての列車スタンプです。ルーマニアとモルドバでは線路の幅が違うため、国境で毎回車輪を履き替える作業を行います。クレーンで車体を持ち上げてやっているそうですが、おかげで入国審査等も含めると2時間以上ロスするようです。個室のドアはロックがかかります。トイレは垂れ流し方式なので、停車中は使用禁止です。モルドバの首都キシナウに到着しました。日本語ではキシニョフと呼ばれていましたが、ロシア語読みはしないでくれとのことでルーマニア語読みのキシナウに変更されました。モルドバは初訪問ですが、ソ連時代のアパートに見慣れているので、どこか懐かしさを感じました。ルーマニア語を話している人もいますが、ロシア語もかなり聞こえてきます。ウクライナ語は聞こえてきません。手前は噴水でしょうか。博物館で発見したキシナウのトラクター工場の旗。ちょっと欲しい。キシナウバスターミナルのモザイクアート。ソ連圏は独特なスタイルのモザイクアートが多く、つい撮りためてしまいます。資金難で運行終了したエアモルドバの本社跡を発見しました。もう復活することはなさそうです。キシナウ駅に再びやってきました。ここにもモザイクが。キシナウはそこまで大きな町ではないはずですが、かなり階数の多いソ連マンションが沢山ありました。どれほどの部屋が埋まっているのか気になりますが、こういったところで少しだけ暮らしてみたいです。ご飯が本当に美味しかったです。【撮影】モルドバ Tu-134撮影モルドバ最大の目当ての一つ、空港前に飾ってあるTu-134の撮影です。午前中順光なのですが曇っており、光線の出た午後は逆光になるので夜中にバルブ撮影をすることとしました。ルーマニア語(ラテン文字表記)とロシア語表記です。キシナウではロシア語も頻繁に聞こえてきますが、街中の看板やバスの車内放送は基本的にルーマニア語だけでした。また、ルーマニア語についてはラテン文字で、キリル文字のものは見かけませんでした。エンジンはさすがに取り外してあります。夢中でバルブ撮影をしていると、いつの間にか野良犬の群れがすぐ近くに。急いで大通りの反対側に渡りましたが、野良犬は大通りの向こうでこちらをにらんできます。野良犬に追われ、近くのバス停でYandeksタクシーを待ちます。キシナウの巨大看板はモルドバ国旗色にライトアップ。その後ろにはロシア企業Lukoilのガソリンスタンドがありました。 ダウンロード copy この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート