ルーマニア→モルドバ夜行列車乗車記録


国際夜行列車でモルドバへ移動

ブカレスト北駅。治安が悪いことが伝わってきました。
寝台列車は初めて。
かなり揺れますが、悪くないです。寝ていると、ドアの隙間から懐中電灯で顔を照らされて起こされました。国境についたようです。
ルーマニア側で一度パスポートが回収されてから返却、その後モルドバ側に移動してからもう一度パスポートが回収され、モルドバのスタンプが押されて帰ってきました。初めての列車スタンプです。
ルーマニアとモルドバでは線路の幅が違うため、国境で毎回車輪を履き替える作業を行います。クレーンで車体を持ち上げてやっているそうですが、おかげで入国審査等も含めると2時間以上ロスするようです。
個室のドアはロックがかかります。
トイレは垂れ流し方式なので、停車中は使用禁止です。
モルドバの首都キシナウに到着しました。日本語ではキシニョフと呼ばれていましたが、ロシア語読みはしないでくれとのことでルーマニア語読みのキシナウに変更されました。
モルドバは初訪問ですが、ソ連時代のアパートに見慣れているので、どこか懐かしさを感じました。ルーマニア語を話している人もいますが、ロシア語もかなり聞こえてきます。ウクライナ語は聞こえてきません。
手前は噴水でしょうか。
博物館で発見したキシナウのトラクター工場の旗。ちょっと欲しい。
キシナウバスターミナルのモザイクアート。ソ連圏は独特なスタイルのモザイクアートが多く、つい撮りためてしまいます。
資金難で運行終了したエアモルドバの本社跡を発見しました。もう復活することはなさそうです。
キシナウ駅に再びやってきました。ここにもモザイクが。
キシナウはそこまで大きな町ではないはずですが、かなり階数の多いソ連マンションが沢山ありました。どれほどの部屋が埋まっているのか気になりますが、こういったところで少しだけ暮らしてみたいです。
ご飯が本当に美味しかったです。



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