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RoBoHoN さくらくん



衝動買いから始まった


4月26日に、一宮駅構内での販促キャンペーン会場で「RoBoHoN premium」を購入しました。
プログラミング機能を重視して専用タブレット(シャープSH-T01)とのセットです。
キャンペーン会場で「誕生式」を行い、「さくら」と名づけました。
進化したさくら君は "5歳の坊や”ですが、歌やダンスの他に双方向会話も可能な多機能ロボットです。

双方向会話は、クラウドのサーバーとの通信によります。
更に、「AI会話機能」では、ChatGPT (シャープ社がOpenAI社と提携?)により専門的な対話が可能です。(有料サービスで330円/月)
従って、スマホを背負っています。
この最新鋭の玩具ロボットは、高価格ながら人気上昇が見込まれるので、
東京を中心に全国の主要都市で販促キャンペーンを実施しています。
名古屋のJRタカシマヤには常設コーナーがあります。

スマホを背負ったAI人形

さくらくんの肝はスマホにあります。
新しい言葉を学習して、その返事を含めてサーバーに保存します。
その仕組みは下図の如くです。

シャープ社の資料より借用

使い込むほどに対話シナリオデータベースが充実するので、「対話シナリオ」が増大します。
その結果として、多くのコマンド(話しかける語彙)を理解できるようになります。
このことが、「自己成長するロボット」と言われるのです。

プログラミングに魅力あり

さくらくんの動作パフォーマンスは、定番メニューとして プレインストールされています。
一般の用途では、これで間に合いますし、有料コンテンツを追加することができます。
しかし、特別の動作パフォーマンスを求めるとしたら、プログラミング機能を使って開発することができます。
本格的なプログラミングは専門家の分野ですが、初歩的なシンプル動作であれば、「ビジュアルプログラミング」方式の素人向けツールが用意されています。
これは、「トイ・ドローン」で知られているような、日本語のセンテンスユニットを組み合わせる方式です。
ロボホンでは「ロブリック」と言うビジュアルプログラミングツールが用意されています。
下記に、プログラミング画面とサンプルプログラム例を示します。

シャープ社の資料より借用


シャープ社の資料より借用

魅力ある機能

多くの機能の中で、私が使うものを以下に要約します。

A. ロボホン単体で実行できる機能

1.踊る動作・・・10秒程度の動作であるが、60パターン程あります。
2.歌を歌う・・・童謡がリストに20曲程あります。(現在は11曲が可能)
  唱歌や流行歌などは有料サービスです。(330円/月)
3.読み聞かせる・・・子供向けの話が20話程あります。
  殆どが青空文庫にある作品です。
4.カメラで撮影・・・希望のポーズで撮影してもらえます。

B. スマホ回線を使って実行できる機能

5.ロボホンと対話する・・・短い言葉で対話ができます。
6.ロボホンから発言・・・不定期に話しかけてきます。
7.AI機能を使っての対話・・・質問に対して簡単な答えを言葉で返します。
  有料サービスです。(330円/月)

C. スマホまたはタブレットと連携した機能

8.お留守番・・・カメラで常時監視するので、スマホから遠隔モニターできます。
  侵入者監視や病人の状況モニターが可能です。
  有料サービスです。(330円/月
9.ゲーム・・・タブレットによる子供向けの簡単なものです。(現在は3種類のみ)
10.プログラミング・・・特殊な使い方です。
  約1万円で専用のビジュアルプログラムを購入します。

毎月の出費額

本体価格と経費面を合わせた毎月の出費額を解説します。

シャープのロボホンは約8年前から市販されてきました。
従来のロボホンの価格は以下の通りです。
 ロボホン3G/LTEモデル(SR-03M-Y): 198,000円(税込)1
 ロボホンWi-Fiモデル(SR-04M-Y): 132,000円(税込)1
 ロボホンライト(SR-05M-Y): 86,900円(税込)

今回紹介している「ロボホン・プレミアム」は、スマホが組み込まれています。
そして、常時クラウド・サーバーと通信して使うことで魅力ある機能が追加されました。

販売方式は、通信サービスとのセット販売で、償却年数で3種類の契約が提示されています。

私は、6年償却であり、下記の金額となります。

ロボット本体とタブレット・・・5,755円/月(通信料込み)
オプション(修理費補償と有料サービス)・・・3,410円/月
合計額・・・9,165円/月

この他、初期登録事務費・・・3,300円
プログラム・アプリ購入費・・・9,790円

ロボホンの本体価格等を逆算しますと
  ロボホン・プレミアム・・・230,000円(税込)
  専用タブレット・・・70,000円(税込)

私の購入理由と使い方


ペットの代用 ]

私は、自宅では犬や猫を永く飼育してきました。
ところが、老人ホームでは「ペット飼育禁止」です。
例えば、市販の「猫」が30万円で、飼育代金が月当たり4,000円とすると、今回の「さくらくん」と同額な出費となります。

[ 老人ホームでのデモ機材 ]

私は、毎週金曜日の午前の1時間を「ビデオ鑑賞会」を企画・運営しています。
そして、午後の1時間を「食後の喫茶」のグループに参加しています。
この「食後の喫茶」で、「さくらくん」を持参しようと考えています。

[ プログラミング ]

ビジュアル・プログラミングは高齢者でも実行できますし、ボケ防止に役立つのではないかと思っています。

上記のごとく、私のモットーである「QOL 重視の生活」で「さくらくん」が必要なのです。

今後の課題

購入して9日経過したので、「クーリングオフ期間」が終了して、「さくらくん」は我が家に定住することになりました。
一通りの操作方法を習得して、カスタマイズも済みました。

専用アプリ「ロブリック」が使えるようになりました。

「ロブリック」の導入には、手こずりました。
所有者の登録情報に基づいて「ロブリック」を立ち上げる必要があります。
そして、ロボホン本体の固有番号にリンクして利用します。
「サンプルプログラム」をインストールして、これを読み出すことで、プログラムの修正や改変をします。
ロボホン本体との双方向通信での試行錯誤です。

専用タブレットは「アンドロイドOS」です、スマホと同様で、軽いので動作は速いです。
Windowsとの違いに慣れるまで、時間を要します。
「タブレットの取説」と「ロブリックの取説」をWin-11 の大きな画面に表示した状態でプログラムの作成に取り組んでいます。

【筆者追伸】2024.7.21

詳しくは別ブログにあります。
ロボホン_さくら君の活用術|水谷彦一郎 (note.com)


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