「ジャニーズアイドル」という人生を選んだ私の推したちへ。

ちょっとエモーショナルな語りになるかもしれない。
それでも、今日のうちに、言葉にしておきたいことがある。

たまたまYouTubeで見かけた「ジャにのちゃんねる」をきっかけに、Sexy ZoneとTravis Japanを見つけて、彼らを追いかけるようになって、気づけばもう早2年。
彼らの音楽も、ダンスも、グループでわいわいしている様子も、ドキュメンタリーで少しだけ見せてくれる脆い部分も、ひたむきに努力するところも、周囲への気遣いも、ファン思いの一面も、コンサートでキラキラ輝く姿も、すきなところなら何個でも言える。
そして、彼らのおかげで知り合えた素敵な人たちがたくさんいる。

彼らがジャニーズ所属だからすきになった訳じゃない。
でも、ジャニーズを愛し、ジャニーズで育った彼らをすきになった。
今の彼らと、彼らがジャニーズのアイドルであることは、切り離せない。
だからこそ、昨今報道されている問題に端を緒する今の状況がとってももどかしい。

「ジャニーズ」という屋号は、創業者の名前でもあるけれど、彼らが日々切磋琢磨しながら創り上げているエンターテインメントの象徴でもあり、何十年も前から受け継がれている先輩後輩のつながりの土壌であり、彼らのアイドルとしてのアイデンティティの一部でもある。
それらが複雑に絡み合っていて、人によって見え方が異なるからこそ、複雑な問題なんだなぁと思う。

事務所のあり方(それに加えて社会のあり方やマスコミの姿勢)について、正すべきは正され、改善されるべきは改善されることを願っている。
彼らが「美談」として語る事務所でのエピソードに、ちょっとそれはまずいのでは……と感じることも正直あるので、所属タレントの意識改革も必要なんだろうと思う。
それと同時に、彼らが大事にしてきたアイデンティティや彼らが努力して積み上げてきたものが、正すべきものではないものまでどさくさに紛れてなくなってしまわないでほしい、評価されるべきものは正当に評価されてほしい、ということも心から願っています。

正直、ファンの目からすると今の状況は彼らにとってアンフェアに見える。
でも、きっとわたしが想像するよりもっとずっと強くて、腹を括って「ジャニーズアイドル」をやっている彼らは、この状況でさえ自分達ではなくファンのことを思って心配してるんだろうと思う。
一ファンが彼らのことを心配する必要なんてないのかもしれない。
でも、今日は、あえて言葉にして言いたい。

あなたたちのことが、だいすきです。
これからもずっと、今までよりもっと、応援しています。
うまくいかない、思い通りにいかないこともあるかもしれないけど、明日からも笑顔でいられる幸せな日々が続いていくことを心から願っています。
自分達の目指すエンターテインメントを、アイドルとしての生き方を、何に邪魔されることもなく誇りを持って追い続けられますように。

忖度でも、事務所の力でも、半官贔屓でもなく、評価されて然るべき魅力が彼らにはあると感じている。
どうか、彼らがこの騒動の中で埋もれてしまわないように。彼らの存在がわたしにとっての力になっているように、まだ彼らを知らない人の笑顔につながりますように。彼らの願う優しい世界が実現していきますように。

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