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『コロナ後遺症』


コロナの後遺症で「味がしない!」
という患者さんがおりました。


コロナとの因果関係が医学的に
どう解釈されているのかは知りませんが、
味覚障害という症状自体は、
コロナに限ったケースではありません。


なので、これもコロナによって
下記↓①の補正機能の限界に達してしまった
ケースであると考えられました。

氷川神術整体『基礎知識』からの抜粋

言葉が難しいとは思いますが、
中々置き換える言葉が無いので、
敢えて神道用語を使った解説をします…

①和霊と幸霊の拮抗で現れるのが奇霊の力。
それが瑞であります。

その影響力は、禍霊に拡散と中和を促すため、
荒霊の状態を治め癒す効果が得られます。

そこから、もうひと頑張りして…

②和霊と幸霊と奇霊の拮抗で現れるのが直霊の力。
それが厳であります。

その影響力は、禍霊に統一と浄化を促すため、
荒霊の状態を素に直す効果が得られます。


巷の知識では理解し得ないので捕捉しますと


和霊・幸霊・奇霊の本質は、
受動・能動・中和であります。荒霊は肉体。


※直霊と禍霊については、古事記を御参照下さい。


さて、
①と②は似て非なるもの。横と縦の関係なので、
結果が似ているようでも本質は真逆であります。

①の「治の効果」の成り行きは、
健康を取り繕うことができるものの、
末は麻痺に至るものであります。

逆に②の「直の効果」の成り行きは、
健全に近付いて行くことで、
末は覚醒に至るものであります。

残念なことに現代では補正機能でしかない
①の方向性が尊いものとして好まれ、

古代では至誠の神理であった②の方向性が
時代遅れの迷信として忌み嫌われる始末。

経験上、原因不明の難病や後遺症も
①の補正機能の限界で、機能低下が表面化
してしまったケースが殆どであります。

しかも、単発の感染ですから
差程回数のかかるものでもなかろうと
普通に氷川神術整体を実施。

患者さん曰く、
口の中の味覚がない時の独特な感じ、
(これは人によってネバネバだとか、
麻痺した感覚だとか色々ありますが)
それが無くなって、終わる前に途中で
「…味覚が戻った…!」
と自分の唾液の味がわかると言われる
結果でありました。

その後も再発する気配はないそうです。

コロナの後遺症で困っている人が
沢山いると聞いていますが、
差程、難しいものではないと思います。



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