どうしようもないくらい、好きで仕方がない。

貴方が私の名前を呼んでくれる度に、私の眼を見て笑ってくれる度に、私の肩にもたれかかる度に、私のことをゆっくり抱きしめてくれる度に、私は生き返る。生きていることを実感する。生きていてよかった、と感じられる。

貴方のことを褒めるたびに、「甘やかされてる~!」と貴方は言うけれど、それは甘やかしてるんじゃなくて、ただの本音。貴方にだけ伝えたいし、私は貴方のことをずっと褒めることしかできない。それしか私には許されないのだ。そんなことも知らず、貴方は私に甘えてきて、どうしようもなく泣きたくなる。私が本当に甘えちゃったら、もう絶対に戻れない。本当なら、出来ることなら、二人だけでねむったりしたい。私だけを見てほしい。そんな時間が、世界線があるならよかったのに。

なきたい。もう、やめたい。


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