アモンケットリマスタードラフト攻略

こんにちは。

無料ドラフトのプレミアドラフトが開催されました。

アモンケットリマスターに触ったことが無かったり、スタンダードしかするつもりの無い人もタダならやらない手は無いですよね。

それも今回は期間が決められています。ぜひとも勝ってたくさんのジェムを手に入れたいところです。

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7-0したら6パックと2200ジェムがもらえます。

普段ドラフトをやらない人も同卓したからか、強力なカードもばんばん流れてきます。しっかり形にして組み上げましょう。


1.環境について

非常に攻撃側が有利な環境。

その要因になっているのが督励だ。

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攻撃時に督励するかしないか選べる能力。

2マナ3/3飛行や3マナ5/4がコモンに収録されていることを考えると、受けきるのは非常に難しい。わずか2マナや3マナのコモンが延々に攻撃し続けられると盤面を膠着させるのは難しい。


防御側としては

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こうした-1カウンターを使った除去やマグマのしぶきなどの軽い除去を積んでおく必要がある。

または、相手の督励を使わせないようにこちらが攻撃側にまわるかのどちらかがベスト。


また、この環境は異常なほどに一部のレアが強力。

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代表的なものをあげたが、これらはすべて対処できなければすぐに負けにつながる。

こうしたとんでもないレアを引けたらその色に寄せていくのも手だ。

しかし、レアはレアなのでデッキに入っていても引けなかったり、そもそもドラフト中にボムを引けるかどうかは運任せになる。

こうしたレアを使わせないようにしっかりと除去を取るか、基本的にボムは重いので機能する前に決着をつけるか、どちらかがいいだろう。


2.色の強弱

赤>緑=白>黒>青

コモンは赤、白、緑が抜けて強い。この3色は比較的デッキが失敗しづらい傾向にある。黒はアンコモン以上が非常に強いものの、コモンに不安要素があるためにこの位置。

青はコモンが弱く、デッキが失敗しやすいため、触らないほうが無難。


・2色ごとのtierリスト

強い 赤白、赤緑

やや強い 青緑多色、黒緑(または多色)、緑白、青赤

普通 赤黒、白黒

弱い・避けたい 青白、青黒


個人的な感想は上の通り。続いてカラーごとの戦略を記述する。


3-1.赤白

督励を主としたビートダウン。攻撃的なカードが多い上にコモンの性能が非常に高く、白側が督励を補助出来て、赤側が除去を担うなど、コモンやアンコモンだけで十分強力なデッキを組むことができる。

このアーキタイプを組む時の最大のコツは2マナ圏である。2ターン目にパスすることが無いように厚めにピックしておくこと。

唯一の弱点は戦略上タッチカラーが難しいことにある。3パック目に蠍の神や蝗の神あたりを引いても突風歩きをピックしたほうが勝率は高いだろう。タッチカラーでの重いカードはうまく使えない。また、神の怒りや破滅の時などの一部のレアも使いづらい。


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コモントップはマグマのしぶき。永遠化などの厄介なカードをわずか1マナで対処できる。白の流れが悪い時にほかのカラーに行く際の渡りとしても優秀なカードだ。

白のコモンで突風歩きとオケチラの報復者はベストコモン。特に2マナ圏が大切なアーキタイプなので、コモンのカードでそれを満たせるのが大きい。


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アンコモンはこの3種類。督励がたくさん集まっているのなら白試練も非常に強力。砂かけ獣は除去にクリーチャーがついてくるとてつもない性能。是が非でも欲しい。ピックした場合、砂漠は3枚以上は用意しよう。

アン一門の壊し屋も相手のプランを台無しにできる上に督励しなくても3マナ3/2速攻と高性能。攻撃+督励の赤白にベストマッチした1枚。


3-2、赤緑

非常に攻撃的なカラーリング。赤白に比べて緑の部分はマナ加速やサイズ押しができるようになった。

また、オアシスの祭儀師による多色化も可能となり、やや器用な一面も見える。赤白に比べるとタッチカラーもしやすく、重い色が使えるようになった反面、督励のサポートが無くなり、攻撃性能はやや下がった形になる。

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1位は緑のカルトーシュ。サイズが上がり、トランプルが付くことでチャンプブロックも許さなくなる。そのため、2マナ圏は厚めに取っておくこと。

赤白よりも若干攻撃速度が下がった分、2位3位は除去。とにかく除去は優先しよう。ただし、3パック目で2マナ圏が取れていないなら急いで確保すること。


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アンコモン1位は砂かけ獣。

マナ加速がないならワームより除去を。きちんと使えるならワームは非常に強いため欲しい。緑主体の赤緑ならワームや流れてきたボムをタッチしよう。


3-3、青緑

ここは多色のカラーリング。序盤は攻めずにマナ加速や防御を固め、重いカードで勝利を決定つける。このアーキタイプの利点は流れてきたボムを余すことなく使えるところにある。反面、督励を使った攻撃に耐えられるかどうかがポイントになるので、防御策はしっかり練ろう。


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全体除去を入れるのならマナクリは少な目で。攻防ともに活躍するカルトーシュはぜひ取りたい。

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このあたりの使いづらいカードをうまく使えるアーキタイプでもある。カルトーシュのつけ先にして序盤の守りも〇。


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上二つは1枚で勝負が決まり、また守りにも適したカード。ぜひ入れたい。

砂かけ獣はタッチしたいアンコモン代表。


3-4、緑黒

多色化も容易なカウンターシナジーを用いたデッキ。専用のカードも多く、恵まれているものの、コモンが若干不安なのが玉に瑕。マナ加速を用いて青緑黒の3色になることもしばしばある。

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何をするかによってピック基準が変動するものの、黒と緑のカルトーシュは間違いなく強いのでどんな形になるかわからないなら先にこちらを確保して様子を見よう。


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カルトーシュが取れているときの黒試練はすさまじい強さ。ワームやオベリスクの蜘蛛が上位に来るが、どちらかというとレアから入るアーキタイプだろう。

3-5、緑白

こちらも督励カラー。赤と違い、除去が貧弱になりやすい。

緑側で督励に向いていないコモンがあることで赤緑や赤白より評価を落としている。

赤白や赤緑に比べて単調な攻撃になりやすいが、マルチカラーのカードが比較的強く、そして2マナ圏をいかにしっかり埋めておくかがカギになるだろう。

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若干サイズが小さいため、緑カルトーシュの評価は下げた。デッキ上2マナ圏は絶対に必要なので優先して確保すること。


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サイズや数で押したい緑白。アンコモンも並べて攻撃するカードを優先して取りたい。赤白や赤緑よりもアンタップ手段が多く、除去抜きで考えれば最も督励を活かしやすいアーキタイプだろう。


3-6、青赤

唯一、青が使いやすいカラーリング。

守りに適したカラーであるはずなのに呪文織りの永遠衆が守りに向いていないのがネック。赤の除去を活かしやすく、攻撃的にも守備的にもふるまえるのが特徴。状況に応じて、ピックやプレイングを使い分けよう。


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赤の除去優先。ボムか、呪文織りの永遠衆が遅めに取れて、かつ赤の除去を確保できたなら青赤に舵を切ろう。

青カルトーシュなど、青の攻撃的なカードが最も強く使えるのがよい。

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呪文ばかりになっているならアン一門を優先。マグマロスなどの使いにくいクリーチャーもしっかり使える。

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ちなみに果敢やクリーチャーでない呪文を誘発させるため、普通では使いづらいこのカードを強く使える。


3-7、赤黒

ディスカードシナジー。ただ、捨てるたび、系統のカードはコモンはあまり強くなく、赤と黒の除去をメインにビートダウンする除去デッキになりやすい。ちなみにボムが強いカラーリングでもあるため、当然だがボムが引けるのであればトップクラス。今回は平均値で考慮するため、この位置とした。

コモンは赤の軽い除去→黒の重めの除去。

アンコモンは砂かけ獣→赤試練と結局除去が優先となるので割愛する。

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除去としても使えるので赤試練や砂かけ獣の次点で。


3-8、白黒

ゾンビ。ゾンビで集めればコモンのカードパワーが足りず、ゾンビを集められなければレアリティの高いカードが活かせないと色々問題があるアーキタイプ。いかにしてレアリティの高いゾンビを集め、コモンの強いゾンビで埋めていくかが課題。

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扇持ちはゾンビであり、非常に高性能なカード。しかもゾンビなので優先して取りたい。白黒に行くなら束縛ミイラが流れてこないようなら厳しいと思ったほうがいい。

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コモンと打って変わって非常に豪華。ゾンビを集められたなら全体強化を取ろう。白試練はオケチラの名のもとに、あたりで代用できるので大きく評価を下げる。黒のゾンビロードは絶対に欲しい。このレアリティの高さを乗り越えたら非常に強い。

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マルチのカードも普通に考えたらタッチして使うカードではないので比較的流れてきやすい。このあたりをいかに拾えるかが勝負。


3-9、青白

永遠化がキー。なのだが、肝心のカードが少なく、青のコモンは弱い、白の督励は使いにくいと素直に別カラーにしたほうがいいだろう。

やるなら白の督励を青の飛行やカルトーシュなどでサポートするタイプ。

どうしても除去が足りなくて厳しい戦いになる。



3-10、青黒

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引ければいいのだが、そう簡単にはいかないだろう。

サイクリングシナジー。青や黒のアンコモン以上のカードと除去で構成するのだが、カードパワーが足りない。

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このあたりのサイクリング能力を活かして戦うか、序盤に黒主体で守備的に組み上げて戦おう。

青白や青黒はそもそもレアから入らないと厳しいアーキタイプである。


以上です。レッツドラフト!!!

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