万舟券の狙い方 その6

今日は過去にあった具体的な万舟券の
ケースについて振り返って勉強してみたいと思います。

私が印象に残っているのは、
2012年2月5日に行われた
G1宮島チャンピオンカップ優勝戦のレースです。

そのレースは

1号艇市川
2号艇麻生
3号艇今垣
4号艇辻
5号艇吉田
6号艇山口

というレースだったのですが、
ここで注目したいのは3号艇今垣選手。

前日のレースでまくりを決めて
1着になりこの優勝戦に進出してきたという
選手でした。

4コースまくりです。
この選手はハッキリモーターが
出ているなと分かった選手でした。

私も3号艇今垣選手は
モーターでているとその日思いました。

しかし3号艇なので人気が出ない。

万舟が出る条件である、
イン1コースを負かしてくれる、
3コースの調子のいい選手

という状況がここで当てはまります。

実際のレースでは

1号艇と3号艇スタートタイミングはほぼ同じでした。
3号艇今垣選手は.12のトップスタートだったものの
1号艇市川選手も.13のスタートを切っています。

それでも伸びが良いから3コースからまくってしまう。

3コースがまくると出てくるのは
差して来る4コースの選手、
あるいは遅れて差してくる6コースの選手

が2着になるというのがセオリーですが、
このレースの場合初めに差した4号艇辻選手が
2号艇麻生選手と接触してしまい、
後から差した6号艇山口選手が差し抜けていきました。

万舟発生パターンの

3-6の組み合わせです。

これに外から回って内側のゴタゴタを回避した
5号艇吉田拡郎選手が3着につけ

3-6-5 17640円

というレースになりました。

ここで注目したいのは
この3-6-5という出目が
万舟券の良く出る形だという事です。

3号艇がまくる、6号艇が差す、外からまわった
5号艇が3着にくる。

計算できる万舟なのです。

問題はこの引き金となる。
3コースからまくってくれる3号艇の選手
を見つける事なのです。

それが万舟券の狙い方 その1〜5で説明した狙い通りの舟券になります。


モーターの出ている選手と言う事になります。

このケースの場合、他にも

3-4、4-3、3-5

などが万舟の組み合わせとして考えられます。

一番のポイントはこの引き金となる。
伸びのついている3号艇の選手をみつけられるかということになります。

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