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【ポケモンSV】めっちゃ浮いてるカイリュー【カイリュー1on1 最終118位】

こんにちは!
はじめましての人ははじめまして、ひかりすけです。
今回はエモルガさん主催の仲間大会、カイリュー1on1に参加させていただきました。
SVランクマ環境でほぼ使用率トップに居座っているカイリュー、個人的に昔からずっと好きなポケモンです。今回はそのカイリュー1匹のみで戦うということで、なけなしの脳みそをフル回転させて考察し戦いに挑んだので、お見苦しいところもあるかもですが振り返りを兼ねて初めて記事を書いてみようと思います。

【個体紹介】
カイリュー@風船 マルチスケイル
テラスタイプ:鋼
HAぶっぱ余りB
実数値198-204-116-x-120-76

【コンセプト】
・相手のカイリューより確実に下から動いて、アンコールで縛って3ターン以内に倒す


【構築経緯】
①まず当たり前だがすべてのカイリューに勝つことは不可能なので、ある程度多そうな型には最低限勝てるようにする

②大会期間が開始から2時間の上限20戦、負けたら30秒待機ということで1試合に時間をかけて負け続けるのが一番勿体無いので、1試合に時間をかけない攻撃型にする

③仕事終わりにほぼノンストップで戦うことになるので、マニュアル通りでほぼ安定した立ち回りができる技構成・立ち回りにする

④技外しや同速勝負などの運要素をなくす

⑤みんな同じポケモンで戦うので、せっかくだしどこかにオリジナル性を見出す

まず①についてだが、ランクマ個体を流用する可能性を考慮した上で今大会でも強そうな型をざっとピックアップしてみたところ、

・竜舞型
・拘り鉢巻型
・特殊型
・両刀型
・電磁波+エアスラor炎の渦型
・何かしら投げつける型
・初手身代わりや守るで透かしてくる型

あたりが浮かび、これら全てに対しアンコールを打てば変化技、なげつける、半減技で縛れてあとは一方的に殴るだけで勝てるんじゃないかと考えてコンセプトに至った。
問題はアンコールを打つタイミングだが、意表を突いて初手から打つしかないと考え、上から無駄打ちするよりは確実に下から打とうと思い、S0に下降補正をかけて最遅とした。

そしてもう一つ重要なのがテラスタイプで、初手のスケショやげきりんで破壊されることを考えたらお互いに初手テラスを切って耐性を変えるのはほぼ当たり前になると考え、多そうなテラスタイプを

・無難に強いノーマル、鋼、飛行、水
・電磁波透かしの電気、地面
・初手ドラゴン技透かしのフェアリー

くらいだと仮定した。
テラスタイプについては、テラス前カイリューに刺さる技かつカイリューに搭載されることが多い技のほとんどを半減にできる鋼タイプであっさり決まった。
アンコ以外の技構成は対フェアリーへの打点かつテラス後に火力の出るアイアンヘッド、ノーマル鋼への最大打点としてけたぐりまでは確定、残り一枠を神速か地震で考えていたがイマイチしっくりきてなかったところ、フェアリー鋼以外のテラスに一貫して火力の出せる逆鱗を思いつき大会直前に採用した。
全て命中率100なので光の粉持ちでも当たらない限り技外しによる下振れはなし。

【立ち回り】
初手テラス切ってアンコール

相手もテラスを切った場合、一番威力の出る技をひたすら押す
相手がまだテラスを切ってない場合、とりあえずアイアンヘッドでマルスケだけでも剥がし、あとはテラスを切ったら一番威力の出る技をひたすら押す

【負ける可能性とそれに対しての考察、実際】
型とテラス、技構成が定まったところでまずは後手アンコールが裏目に出るパターンを想定した。

・初手テラス読みでいきなり地震を打たれる

これによる負けが一番情けないと思い持ち物を風船にした。オリジナル性はこれで発揮できたと思う。
もともと浮いてるカイリューに風船とかふざけてるのかと言われそうだが本人は至って大真面目である。
風船を見せることで鋼テラスを地震で処理する予定だった相手には風船を割るという行動を強制させ、神速などの半減技で割ってきた場合にアンコで縛って有利対面に持っていくことを想定していた。

・初手テラス読みでけたぐり、炎技を打たれる

後手アンコ、そして風船を持たせることが裏目に出るとしたらこれかなと思っていた。が、地震持ちが多いことに賭けた上で、神速けたぐりケアの霊テラスがワンチャン蔓延してれば初手けたぐりも打たれにくいと考えて切るしかなかった。
結果初手ボディプレは打たれたがアンコで縛っても勝てた。初手けたぐりは一度もなかった。

対戦者の中に大会の様子を配信されてる方がいて後でアーカイブを見てみたところカイリューに強い風船サーフゴーがいたこともあって僕の風船カイリューを霊テラスで予想されていたので、おかげでけたぐりをある程度牽制できていたのなら風船持たせた甲斐があったというものだが…

炎技に関してはゴツメケアでパングロ持たせたカイリューが炎パンチ打ってくるかなと思ったけどさすがに考えすぎ。いなかった。一度だけゴツメカイリューに炎の渦打たれて定数ダメージと抜群ダメージで負けた。

・初手テラス読みステラバースト

いてもおかしくはないし、やりたいことはすごくわかる。僕も最初に思いついたが、4倍弱点のあるポケモンのステラテラスは個人的にあまり強くないと思ってるのと初手スケショをケアしてドラゴンタイプを残す人は流石にいないと思って考察時点で切った。
実際この型に当たってはないが対面してたらどうなってたかは不明。まあたぶん負けかなぁ

・初手のアンコミラーorまもる
初手アンコ、ほかにもいたらしょうがないと割り切っていたが2戦ほど当たった。
こちらの鋼テラスがモロバレてるので次のターンからけたぐりを打たれ続けたら負けるので、けたぐり無しに賭けて先程も書いたが地震を通すための風船割りをアンコで縛るしかなくなり、1戦はけたぐりが無かったのか風船割り神速をアンコで縛ってなんとか勝ち、もう1戦はけたぐられまくって負けた。
初手まもるは相手の竜舞を許すからいないだろうと切っていたがラスト20戦目で遭遇し、相手に一度もテラス切られもしないままけたぐられまくって負けた。

・ワイドブレイカー、ひやみず
妖テラスを考えたら初手ワイブレは打たれないと切っていた。実際一度も遭遇しなかった。
ひやみずは正直舐めていたが最強だったらしい。2戦ほど当たったがほんとにAが下がるとアンコで縛ったところでなにもできず連続急所しか勝ち目がなくなる。

・麻痺、怯み
アンコールのターン内で倒すつもりでいるので
電磁波やエアスラ、アイヘで動けなかった場合が非常につらい。お祈り🙏
麻痺は全て動いてくれたが初手の王者印投げつける、初手のアイヘによる怯みでアンコールすら発動できずに負けた。

ここまで想定内だったので、対戦してみて発覚したケアできてなかったことをカキシルス。

・鉢巻飛行テラバ、ダイススケイルショット
ノマテラ神速型はけたぐりが刺さるがこちらは抜群つけないので倒すのに3ターンかかり、その間に半減でも押し切られる。
初手スケショは一応ケアはするが実際に打たれることはないと思っていた。今回僕のカイリューにおいてはS上昇は無視できるしBダウンは処理しやすくなると思っていたが、ダイススケショの威力は恐ろしく普通に押し切られる。そもそも避ける、急所や5回ヒットがこないことを願うしかなかった。

【結果と振り返り】
開催直後は相手の初手竜舞や追い風に後手アンコが見事に嵌り、開幕5連勝を決めることができた。

このあともう1勝して6連勝だったが撮り忘れた…

最高レートは159X、1600チャレンジが成功したら撤退も考えたがチャレンジ3度失敗した上に終盤負けが重なり、レートの取り戻しもできずに最終レート1558、参加人数650人に対して118位に落ち着いた。運負けで悔しい点もあったがそもそもの考察の浅さを痛感した上での記録なので個人的には十分満足できる結果となった。
1on1大会に参加したのは初めてだったが、選出は固定になるとしてプレイングよりも考察力が率直に問われると思った。なにより狭いルールで考察しまくるのがとにかく楽しかったので、今後もこういった大会に積極的に参加してみてもいいかなと思えたしほんとにいい機会になった。

【最後に】
改めて主催者のエモルガさん開催ありがとうございました、そして対戦マッチングした方々、参加された皆さんお疲れ様でした!

ここまでかなりの長文になりましたが、個人的にせっかく考察したものを何か形に残せたらと書いてみただけなので大変お見苦しいとは思いますが何かしらの参考にでもなれば嬉しいです

また気が向いたらいつか記事書きます👍

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