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こんにちは。
壬萃(じんすい)です。



まだ暑いですが、少しずつ秋の気配を感じる日々
みなさんいかがお過ごしですか?





わたしの方は、ちょっとうっかりしているうちに
流行病にかかってしまいました。





今は療養期間が終わり、少しずつ元気になってきています。

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お風呂に行く元気が出てきました…平和だ。




あくまでもわたしの個人的な体感だし
症状も状況も人によるので
みんなに当てはまるとは思えないのだけど、

コロナに罹ってみて
初めてわかったこともたくさんあったのと、
もしかしたらどなたかの参考になるかもしれないので、ちょっと書いておこうと思います。





症状に気づいたきっかけ


いつもと違っていたのは、
朝起きたら喉がイガイガしてたこととと
食欲がなく朝ごはんが食べられなかったこと。

(クーラーかけて寝たから喉がやられたのかな…)とその時は思ったのですが、なんか、身体の芯の方がボーッと熱い感じ。


午前中、お墓参りに行こうとしている車の中で
(やっぱ熱い…もしかしたら熱があるのかも…)
と思いはじめ、
(『コロ…』、いや、ただの風邪だといいな…)
と、マスクをし後部座席で大人しくしてました。




お墓周りや花瓶をブラシでゴシゴシし、お参り。

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今利家のお盆の恒例行事です。


お墓に手を合わせて
ご先祖様に挨拶と日頃の感謝を伝え、
コインランドリーで乾いた洗濯物を回収。
(この時はまだ、異変を感じつつも動けた)

家に帰ってから、
家族に具合が悪いことを打ち明け、
ひとり寝室で横になりました。



1時間くらい寝たけど熱は引かず、
(もしや…)と思い、熱を測ったら39.3℃!



夫が買って来てくれた抗原キットで検査したら

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ものの10秒でバシッと2本線が出ました…

ハイ、陽性でした…。



高齢の義母に移すわけにもいかず、
(この時点で移っている可能性も
否定できないけど)

夫も2人の子どもたちも濃厚接触者なので
もう一人発症する前に帰った方がいいと
家族会議でまとまり、
荷物をまとめて東京へとんぼ返りしました。




原因は?

コロナ、すごく流行っているのはわかっていたし
マスク、手洗いやうがいをして
自分なりには防いでいたつもりだったのだけど


今回、わたしが感染&発症した直接の原因は
『疲れが溜まっていて、免疫力が下がっていた』からだと感じています。


旅行&帰省前に何かと忙しくしすぎていて
疲労感があったこと、
睡眠も運動も不足していて
巡りが悪くいろいろ停滞していたこと。



ほんと、地味なことだけど
疲れを溜めないって大事なことだなぁ
改めて思ったのでした。

仕事部屋からの風景。夏が通り過ぎていくのを感じていました。




自宅療養の日々

東京に帰ってからは、
わたしだけ仕事部屋に布団を移動して寝室を分け
家族との連絡はLINEでおこなって
なるべく顔を合わせないようにしていました。


 

ところが東京へ帰って来た次の日に長男も発熱。
岐阜からの帰り道で
車の中でずっと一緒にいたので
その時に移ってしまったのかもしれません。



ぼーっとした頭で医療機関を探したものの
お盆の時期も重なり、発熱外来はどこも混雑…

どうにか24時間受付のクリニックの予約が取れ、
夜再び車に乗り込み、家族4人で向かいました。


検査の結果、長男とわたしが陽性。
次男と夫は陰性でしたが、濃厚接触者。
先生には
「いつ発症してもおかしくないですね」と言われ
ボーッとした頭で、
(それも仕方ないなぁ…)と思ったのでした。

我が家の二極化。左は陽性、右は陰性です。






そしてわたしから4日遅れて夫が発症。
(しかも何故かギックリ腰を併発…)


ちょうどその頃には
わたしの高熱のピークが終わり、
家事も休み休み出来るくらい回復して来たので
炊事洗濯当番を夫とバトンタッチ出来、
ある意味ラッキーだったのかもしれません。



とは言え、ボーッとした頭で
献立を考えたりするのも億劫で
徒歩1分に住む母の差し入れの
おかずやお惣菜にかなり助けられました。




秘書のアユミちゃんが
そっとドアノブにかけてくれたゼリーや
どら焼きもありがたかったなぁ…

家族全員がバタバタと倒れる中、唯一陰性だった次男。どら焼きが嬉しくてほおずりしている。
喜び上手で受け取り上手。まさに赤ちゃん、アイドルの星『養』持ちならでは。







あと、数日後に東京都の支援物資も届き
麺を茹でたり、ご飯を炊くだけで一食になるって
ありがたくてほんと沁みました…

お菓子、加工食品、インスタントラーメンもあり!いつもの自分では買わない新しい味をいろいろ体験できました。





症状はどんなかんじ?


発症して2日くらいは38度台の熱が続き、
とにかく眠たくて仕方がない感じでした。
寝ても寝ても眠い。


『脳が休みを欲している』って感じで
布団と一体化しちゃうんじゃないかと思うぐらい
眠くて仕方なかったです。

寝たり寝たりしているうちに夜中になってしまい、月がすごく綺麗で思わず撮った写真。


眠気以外に特徴的だなと思ったのは、
とにかく喉が渇くこと。

スポーツドリンクや水、お茶を2〜4ℓ飲むのに
その割にトイレに行く回数はいつも通りで
(こんなに飲んでいるのにどこにいったんだろ、謎だな…)と思っていました。





その後の日々と気づき


発症してからの療養期間は外に出られないので
仕事はお休みにさせてもらったり、
対面講座をオンラインに切り替えてもらったり…

急な変更にも関わらず、体調を案じてくださったみなさんには本当に感謝しています。



体力の回復に伴い、調子のいい時は
入っていたオンラインサロンの動画を見たり、
読みたかった本を取り寄せて読んだり、
溜まっていた『鎌倉殿の13人』を見たり…
(頼朝が亡くなってから後の数回、なかなかヘビーだった…)

忙しさを理由に今までやらなかったことに
取り組み、少し消化した感じです。



でもとにかく疲れやすくて、すぐ眠くなり、
ちょっと横になるつもりが
2時間くらい起きられない…という感じで
本調子になるまではまだまだ時間がかかりそうな予感がしました。




眠たいから寝るって当たり前のことで
セッションや講座では
『頑張りすぎないで休んでいいんだよ』なんて
人には言うのに、

自分が休むとなると
罪悪感や後ろめたさのようなものを感じて、
(こんな調子で社会復帰出来るのかな…)
と焦りや不安が湧いて来ました。





でも、
コロナ前の走り方では、
きっといつか倒れていたかもしれないし
自分の本当にやりたいことは何なのか
わからなくなっていたはずだとも、
直感的に感じるところがあり…




今回のタイミングで病気になったのは
いわゆる『強制終了』ってやつで、
そうでもしないと、回遊魚気質なわたしは
立ち止まれなかったのかもしれない…
ここは一旦、リセットして、この長いお盆休みを
神様がくれた『夏休み』だと思おう。)



と捉え直して、
身体を第一優先にしながら
自分の気分が良くなることを選び、
やりたい&出来ることをし(常にお昼寝つき♡)
ひたすら自分の調子を整える日々でした。





元気になって来てからは、
家に軟禁状態の家族のために
せっせと1日2食作り
(みんな9時過ぎまで起きないので昼と夜だけ)
2年前の自粛期間を思い出しつつ、
ゆったり過ごしました。

暇を持て余した次男とクッキー作り。チョコを溶かして型抜きして…コロナにならなかったら、こんなのんびりした時間を次男と過ごせてなかったかも…と思いました。




最低限の家事をしたら、仕事部屋にこもり
自分のあり方や働き方に思いを馳せてみたり
ノートに思っていることを書き出してみたり。




眠たくなったらいつでも寝て、
ただただ、ボーッとする時間も
意識的に取るように心がけてみました。

外出が出来ないのでせめて庭にでも…縁側に腰掛けて地面に足をつけ、少しの間、瞑想しました。
わたしが寝ている間に、季節は巡り、秋になりつつある。


裸足に接した芝生が気持ちよくて
ひぐらしが鳴いていて
風はぬるくて…


生きていて、元気でいることって大事だなぁって思ったのでした。



そして、10日後のある日。
療養期間も無事に明け、シャバに出ました(笑)
仲間たちに会いに都会へ!

自分の美を磨く仲間であるKIWAMI.のメンバーと合流。みんな元気で、眩しくて、エネルギーもらったよー♡


ひさびさの外の世界は
暑くて、人が多くて、早くて、刺激的だったー!


ただ、ずっと寝ていたから体力が持たず、
家に帰る前にカフェで休憩(笑)。



その後、家族も無事に元気になり、
日常を取り戻しつつあります。

長男は、隔離生活を機に
1人部屋生活をスタート。
いつもリビングにいる子だったのに
ご飯以外は出て来ず、
自分の時間を過ごすようになりました。

家族で川の字で寝ていた日々は
もう来ないのかなと思うと
母としては成長が嬉しいような、
寂しいような複雑な気持ち。


当たり前のように感じていた家族時間も
とっても愛おしい時間だったのだと
気づくことができました。





まとめ

これを書いている今は
療養期間が終わって2週間くらい。


ついつい体力任せのスケジュールにしがちだった
コロナ前と比べると
ゆとりあるスケジュールで
今やるべきことに集中してエネルギーを注ぎ
眠たいときは無理せず横になり
会いたい人には会って…
全体的にゆっくり過ごしています。




前よりも自分自身の身体や心の声を
大切に出来るようになった気がする。

その分少しスローになったけど、
ゆっくりじゃないと気づかないことがあると
感じるようになりました。




仲間や先輩と一緒にする仕事も出て来て
1人で頑張り過ぎず、任せたり頼ったりして
お互いの良さを活かし合うことを意識することも
新しいチャレンジだなと感じています。

そして人と一緒に仕事することで
新たな出会いも生まれてワクワクしています。



きっと、もう少し時間が経ったら
コロナにかかったことは、
より自分らしく生きるきっかけになった、と
言えるような気がしています。



ま、月天中殺もあと一ヶ月。
物理的にも、心身ともにも、浄化をしたので
次のサイクルに備えて、整えていきますわ…




長くなりましたが、以上です。

お読みいただきありがとうございました。



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