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NSC札幌1期生 アライ

札幌には無いミニストップで買ったスライスレモンを口に含んで紅茶を飲んでいる。
この口内簡易レモンティーは、自分の好きな加減でレモンの風味や甘味を調整できるのでおすすめ。
口の中をぱんぱんにふくらませながら、成田から新千歳に向かう飛行機の中、私はnoteを書いている。

NSC大ライブ2021TOKYOが終わった。
結果はご承知の通りだが、いままで通りの我々でできたと思う。
見てくださった方、応援してくれた方ありがとうございました。
なんじゃそりゃって方、見逃し配信的な感じでアーカイブが一定期間残るので見てみてください。
めちゃくちゃ、同期たちが面白いです。

NSC札幌は去年できたばかり。
私はそこの1期生として、約1年勉強してきた。
人数も決して多くなく、在学中のライブなんて3月13日の卒業ライブが最初で最後だ。
そんな中、希望すればNSC大ライブに出演できることになった。
入学当初から「出られたらいいですよねぇ、大ライブとか」と事務所の社員さんや札幌の同期たちと話していたから、これは!!と思い即出演の申請を出した。

ネタを用意して、あっという間に当日。
噂には聞いていたが、厳しい規律の中でNSC東京がこれまで過ごしてきたんだなというのがすぐわかった。
そりゃ固い友情や絆も結ばれるわいな。
出番前の待機場で各々がネタ合わせをしている姿は、爆裂にエモいものだった。
気づけば舞台袖で待機となり、暗転して「匿名スカンク」の名前が画面に映し出された。
相方のカメダがスタンバイを終え、手を挙げると一気に照明が点灯。
想像よりも遥かに広い舞台の上で、私たちが考えたコントが始まった。

始まってみると案外冷静で、いまここでリアクションあったなとか、ここはウケないんだなとかそんなことを考えていた。
いかんせん、我々のネタ見せは少人数かつリモート授業が多いため、同期たちがネタをしていてもそれぞれが「がんばれ!うまくやるんだ!」と授業参観に来た親の気持ちになってリアクションなんて取れないから。
2分はあっという間で、気づけば決勝の出演者が発表され、気づけば首席が決まっていた。

全てがあっという間の出来事で相方と呆気に取られながら会場を後にした。
会場から駅までの道で、みんながあのネタがどうだったとか、とにかく楽しそうに話していた。
札幌と対して変わらないほど冷え込んだ東京の夜だが、
みんなはそんな寒さなんて関係ない顔をして、とにかく真剣に楽しそうに話していた。

「匿名スカンクですよね?」
と話しかけられた。
誰からも話しかけられないと思っていたから、変な声で返事をしたと思う。
我々のことが印象に残っていたそうで、声をかけてくれたのだ。
駅までの道をしゃべりながら歩き、SNSも教えてもらって相互フォローした。
正直みんなが羨ましいと思っていたから、すごくうれしかった。
ありがとう。次に東京に行く時連絡します。

不思議と悔しさよりも、楽しかったという感情しかない。
地方NSC生で大ライブに出られるなんて貴重な経験をさせてもらえて、感謝の気持ちも抱えて。
東京の同期たちのネタを生で見て、本当にいろんなネタがあって面白くて、勉強になった。
面白いって人によって違うし、それだけ数があるんだな。

これから私は何をしていこうか。
NSC札幌の1期生として、なにができるんだろうか。
今はただひたすら、いろんなことをかき集めてみようと思う。
いろんなものを磨くでぇ〜。
生粋の道産子です。

はじめまして。
NSC札幌1期生、匿名スカンクのアライヒカリです。
よろしくお願いします。

札幌着いたらみよしの弁当をテイクアウトして、家でゆっくり食べよう。

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