高台からの風景☆
昔から高台が好きだ。
坂道をちょっと上がったところにある家に憧れていた。
港の見える丘公園や地元の大きな公園まで歩いて散歩をした記憶。
近所のパン屋さんで焼きたてのパンをいくつか買って、公園のベンチで食べた。心地よい風と野鳥の鳴き声とともに。
そんな日常がなにより好きだった。
ジブリ作品の『耳をすませば』の景色。物語も好きだけれど、地球屋さんやアトリエ、そしてあの高台の景色。たまらない。だから、何度も何度も観てしまう。
ジブリ作品は『ラピュタ』や『トトロ』『ナウシカ』など好きな要素が散りばめられていて大好き。『千と千尋の神隠し』の電車のシーンも。
なぜか見惚れてしまう風景がある。
こんもりとした丘は古墳などの遺跡も多い。
日本だけではなくて、外国にも。だから、ちょっとした高低差に敏感になってしまう。
昔はここはどんな地形だったんだろう?って。
タモリさんのような段差ー(ダンサー)ほど詳しくはないけれど、はじめてその表現を聞いた時、心が踊った♪
小さい頃からちょっと段差ー(ダンサー)気質があったのかもしれない。いや、だいぶ好きだった。
話はちょっとそれてしまったけれど、自分の住む街の高台から見渡す景色の美しさに惹かれて、引っ越すたびによく高台へ高台へ歩いた。
素敵なお家やきれいな公園を見つけたりしながら、夕日が見える場所を求めて。
ひょんなことから隣駅まで行くルートを発見したり、美味しくて新鮮なお魚屋さんを見つけたり、高低差散歩はいつもわたしを楽しませてくれた。
たぶん、これこらも高低差散歩をしたくなると思うし、大地を感じて空気を吸って、野鳥の声に耳を傾けながら美味しいパンを求めて小さな旅をしたい。
そんなことを思いながら、窓から青空を眺めていると今日も野鳥が元気に鳴いています。
ウグイスが春の色を添えて。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?