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カルチャーの違い

忘れもしないのが、最初のコントラクトの演奏中の話。私はShowbandに所属していて、基本的にジャズを演奏するのだが、自分のソロが終わった後に、コロンビア人のミュージシャンがわざわざ私の所まで来て「マダム!」と言ってchu😘としてくれたこと。もう、それはそれは😍😍映画とかで見ていた光景をいざ自分が体感すると、「あ〜これが世界なのか!」と驚いた。 

初めてのshowbandのショーが終了時に📸✨

次にCommunication/Identityについて。日本人は概ね"空気を読んでから"自分のステータスなりを話し始める傾向にある。言い方を柔らかく・ストレートには言わないことがほとんどだろう。ある意味"言葉を選ぶ"という工程が発生するため、緊張しいなのはそのせいなのかもしれない。
これが海外の場合だと、空気を読むとかそんな時間はない。タイム感が違う。
日本人はプロセスを大事に目に見えない努力を重んじ、順繰りと結果に辿り着くが海外だとスピード勝負で目に見える結果が全てというイメージだ。

例)僕は英語が(第二言語の場合)喋れて、バンドマスターの経験もあって、楽器がいくつもできて、、恋愛においてだと、船の試験や英語を手伝って、夜景が綺麗なレストランに彼女を連れて行ってご馳走してあげてetc...という展開が早めに来て、エスコートした自分がいかに優しくて男気があるのかを猛アピールする。テキストなども人によっては速攻で返信しないと「なぜ返信しないんだ?」と不機嫌になられたこともあった。これがWestern Culture。Straight forward(率直な性格)ともいうらしい。私は日本にいた時まで、だいぶ勘違いしていたんだなと気付かされたくらいその男尊女卑の激しさ/男というか♂アピールが凄いなぁとショックを受けた。
彼らからするとこれが当たり前で、自分が大好きなのだろうw笑。突き抜けまくっている感じがある意味見ていて気持ち良いし(付き合うと煩わしいこともある笑)、あ〜自分もっとシンプルで良いんだなと思わせてくれた。
よく考えれば、頷ける。例えば南アメリカやヨーロッパ圏だったらサッカーや野球など、球技系のスポーツが盛んで強い。ボール一個に対する集中力や瞬発力が抜群で、狙った獲物は絶対離さないぞー!という闘志が感じられる。だからこそ、世界の中で好成績を収めることができる。こういう部分が文化/カルチャーに影響しているのではないかと私は考える。でも調子が悪い時や無関心な場合、すぐに力を抜く/無気力になる笑)。日本人はどんな時も頑張り基本的に周りとの調和や平均的を目指すが、彼らはとにかくOn/Offの差が激しい。そして表情にメチャクチャその時の感情が出る。嬉しい時は(男同士でさえ、ほっぺに)Chuっとして感謝や歓びを露わにするけど、ケンカしてたり気がノらないとさっきとは別人で近づけないオーラをとことん発し落ちるところまで落ちる。もはや違う動物!笑)
一方日本人のように、何があっても顔つきを変えないように心掛けているとペルー人の元バンドマスターが教えてくれて、勉強になり少々驚いたこともあった。

結論を言うと私はこれまで、70の国籍を越える人たちと一緒に仕事をしてきた。あくまで体感した一例に過ぎないが、上記のようなことを楽しめるか楽しめないか、上手く交わせるかがShip Lifeを選ぶ上での向き不向きの一つに関係してくるだろう。

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